タイのハーブ図鑑 その2

最近は、アロマテラピーやハーバルエッセンスなどを日常生活に取り入れている人も多いのでは?タイ料理は意外にハーブをたっぷり入っている料理が多いハーバル料理なんですよ。ということで今回も前回に引き続き、タイ料理にどっさり入っていたり、付け合せで食べたりとタイ人が普段の生活の中で取り入れているハーブ達をご紹介していきましょー!!!

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道端に生えていたり、家庭栽培ですくすく育つたくましいハーブ達。

こぶみかん (バイ・マクー)

柑橘類のこぶみかん。タイ語ではバイマクー、英語ではカフィア・ライムといいます。タイ料理では、意外に実の部分ではなく、葉の部分をお馴染みのエビの入ったスパイシースープ「トムヤムクン」や鶏肉入りのココナッツスープ「トムカーガイ」にベーリーフ感覚で使う他、これまたスパイシーなミンチサラダ「ラープ」などに極細千切りにして入れたりします。さすが、柑橘類。この葉っぱが入るととてもさわやか~な味になります。殺菌作用が強いのが特徴らしく、タイのカレーペーストにも果皮の部分が入っています。

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レモングラス(タクライ)

コチラもお馴染みのレモングラス。よく、タイスパやリゾートのウェルカムドリンクにハーバルティーとして差し出される事も多いです。こちらも、その爽やかさから、特に根に近い白い部分をスープに入れて調理されます。ちょっとかわったところでは、この白い部分を薄い小口切りにしてエビなどお好みの具とナンプラー、唐辛子などであえた「ヤム・タクライ」というサラダの様な一品もあり。ちょっぴり食べにくいのですが、なかなかの味です。こちらも、殺菌作用が高いハーブで、感染症や熱病に効く薬草としてインドのアユールヴェーダでもお馴染みの薬草です。

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ミント(サラネー)

タイ語でミントはサラネーといいます。ミントを使った一品といえばこれまたミンチサラダ「ラープ」。お好みなので特に入っていなくても良いとお料理上手のタイ人主婦がいっていましたが、やっぱり、入っているとおいしーーーーー!!!他にもミントが入っている料理を探してみましたがなんだか思いつかない意外に、存在感が薄いハーブさん。それでも虫が付きにくく育ちやすいのか家庭栽培をしている人が多いのもミントさん。ミントは沢山売られているので、エキゾチックにミントティーなどにしても良いのかもしれません。ちなみに、この新鮮ミントが入っている暑いタイで飲む「モヒート」は最高です★ミントには鎮静作用があるらしく、イラっとしたときにも効果があるそうですっ。

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いかがでしたか?今回で終わりにしようと思いましたが、まだまだ、タイでの普段使いハーブは沢山あるので、次回もタイのハーブ図鑑続きをお楽しみくださ~い。



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徳武 加奈子

実はダイビングインストラクター。食、ライフスタイルを中心にライター業をこなしています。趣味はスタンダップパドル(SUP)。

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