公開日:
最終更新日:
冬の富山は寒ブリだけじゃない!おすすめのグルメ系観光スポット7選
水深1000mの富山湾から3000m級の山々が連なる立山連峰まで、その高低差4000mという迫力を誇る富山県。北陸新幹線の開業で東京から2時間10分ほどでアクセスできるため、週末に行く「ちょっと贅沢な旅」にぴったり。八尾、岩瀬、高岡の街歩きや、氷見、立山、黒部渓谷などの自然、世界遺産である「相倉合掌造り集落」などを満喫した後は、長い歴史と大自然の恵みが育んだ富山の多彩な食文化を思う存分楽しんでみてはいかが?海と山に囲まれた自然豊かな土地からは、おいしい特産品がたくさん生み出されています。そこで今回は、冬の富山に行ったら絶対に訪れておきたい、おすすめのグルメ系観光スポットを案内します。お土産情報も!
1.氷見(ひみ)漁港場外市場 ひみ番屋街
富山湾の海の幸が豊富にとれる港町「氷見」は、氷見牛の産地でもあり、食材に恵まれた美食の街としても知られています。そんな氷見の絶品グルメの数々を楽しめるのが、「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」です。6棟からなる建物内では、氷見漁港直送の魚介類を使った回転寿司、氷見牛、氷見カレーなど、氷見でしか味わえないご当地グルメをはじめ、お土産物、干物などの海産物のお店が並びます。そのなかでもイチ押しは、強いコシと粘りが特徴の名物「氷見うどん」。「手延べうどん 池永亭」は、細めの手延べ麺で、歯ごたえの良さとモチモチの食感は一度食べたら忘れられないおいしさです。氷見グルメでお腹いっぱいになった後は、敷地内にある原産掛け流しの天然温泉へ。塩化物強塩泉の泉質は血行促進の効果が期待でき、体の芯までポカポカに温まります。
氷見漁港場外市場 ひみ番屋街 -基本情報-
■住所:富山県氷見市北大町25−5
■アクセス:JR「氷見駅」から車で約5分、「氷見I.C」から車で約8分
■入場料:入場料無料
■営業時間:施設ごとに異なります。
・鮮魚施設 8:30~18:00※売切れ次第終了
・物販施設 8:30~18:00
・フードコート 8:30~19:00
・飲食施設 11:00~21:00
・回転寿司 10:00~21:00
■定休日:1/1
■HP:http://himi-banya.jp/
2.新湊きっときと市場
新湊漁港で水揚げされた新鮮な魚介や、干物などの特産品が揃う海鮮市場です。「富山湾の宝石」と称されるシロエビをはじめ、冬限定の寒ブリ、ヤリイカやホタルイカ、ズワイガニ、ゲンゲなど鮮度自慢の海の幸がずらりと並びます。かまぼこや黒作り、ますのすし、甘塩するめ、干物などの特産品を扱ったお土産物コーナーや、海鮮丼やお刺身など新鮮な魚を使った料理が楽しめる食事処、新鮮な魚介類をその場で焼いてもらって食べることができる浜焼きコーナーなども併設されていて、富山の味覚を存分に堪能できる人気スポットです。
新湊きっときと市場 -基本情報-
■住所:富山県射水市海王町1
■アクセス:北陸自動車道「小杉IC」から車で約25分、「富山駅」から富山ぶりかにバスで45分
■入場料:入場料無料
■営業時間:9:00~17:00
※時期により変動あり。営業時間は各店舗により異なる。
■定休日:年中無休※一部店舗に休日あり
■HP:http://www.info-toyama.com/spot/80032/
3.たら汁街道(通称)
「たら汁」というのは、ぶつ切りにした新鮮な鱈とさかがきにしたゴボウを鍋で煮て、味噌で味付けした富山の郷土料理のことです。もともとは漁師の朝食として浜で作られていたもので、鱈の身やアラはもちろん、キモも白子も丸ごと使った野趣あふれる一品として知られています。そしてこのたら汁が食べられるお店が多く密集しているのが、富山と新潟の県境にある朝日町の国道8号線沿い、通称「たら汁街道」と呼ばれているエリアです。お店ごとに具材や味付けにも特徴があるため、お気に入りのアラ汁を求めて多くの観光客が訪れています。
たら汁街道 -基本情報-
■住所:富山県下新川郡朝日町境の国道8号沿い
※上記エリアにお店が集中しています
■アクセス:北陸自動車道「朝日IC」から車で約10分
■入場料:無料
■営業時間:店舗により異なりますが、11:00~15:00であれば多くの店が営業しています
■定休日:店舗による
■HP:特になし
4.ほたるいかミュージアム
道の駅「ウェーブパークなめりかわ」に併設された、ほたるいかをテーマにしたミュージアムです。ほたるいかの生態やその生息地である富山湾の魅力を、実際に見て、触って体感することができます。2018年3月21日〜5月6日頃には、ほたるいかが青く発光する様子を間近で観察することも。
このほたるいかミュージアムのすぐ隣にある「パノラマレストラン光彩」では、富山の旬の食材を味わうことができます。特に、ほたるいかを使った料理バリエーションの多さにきっと驚くでしょう。なんと、ほたるいかのピザまであります。
※メニューは2018年2月段階の情報です
ほたるいかミュージアム -基本情報-
■住所:富山県滑川市中川原410
■アクセス:滑川I.C.から車で約10分
■入場料:大人600円/小人300円
■営業時間:9:00~17:00※16:30までに入館
■定休日:6月1日~3月19日の毎週火曜日 (祝日の場合は翌日)/年末年始/1月 最終月曜日から3日間
※詳細は営業カレンダーでご確認下さい。
■HP:http://hotaruikamuseum.com/museum
5.ますのすしミュージアム
富山市の駅弁の老舗「ますのすし本舗 源」本店にある、ますのすしの技と伝統を体感できるミュージアムです。100年以上伝承されている職人の技を実際に間近で見たり、工場見学をしたりできます。施設内の食事処「さくら亭」では、できたてのますのすしと季節の料理を楽しめるほか、東北や北陸の特産物を扱ったお土産物屋さんも。予約をすれば、ますのすしの手作り体験も可能です。
ますのすしミュージアム-基本情報-
■住所:富山県富山市南央町37−6
■アクセス:「富山駅」から車で25分、「富山空港」から車で8分、「富山I.C.」から車で8分
■入場料:無料
■営業時間:9:00~17:00
■定休日:年中無休
■HP:http://www.minamoto.co.jp
6.富山湾鮨
「天然のいけす」と称される富山湾で水揚げされる旬の地魚を使った鮨が「富山湾鮨」です。この「富山湾鮨」、なんと富山県内の約50店舗のお寿司屋さんで提供される定額のお寿司メニューなんです。富山湾周辺を中心に、富山湾鮨を扱う店が多く密集していて、富山のおいしいお米と新鮮な魚を使った、格別な鮨を楽しむことができます。富山の冬を代表するベニズワイガニやブリトロをはじめ、キジエビ、ガンドブリ、カイワリ、アカガレイ、メジマグロ、カワハギなど、冬の味覚を思いっきり堪能してみてはいかが?
7.ライターのおすすめ!街歩きで立ち寄りたいグルメスポット
かつて運河として多くの船で賑わっていた「内川」は、「日本のベニス」と呼ばれる人気エリア。明治から昭和初期に建てられたレトロな街並みや、80mのアート壁画が続く防波堤「内川アート」、ユニークな橋など見所も満載だから、ゆっくりと散策を楽しむのがおすすめです。そんな内川エリアで注目のスポットが、風情を感じる六角形の建物が目印の一軒家カフェ「uchikawa 六角堂」。2013年にオープンしたばかりの新しいカフェですが、絶品サンドウィッチやおいしいスイーツを楽しむことができます。電車で行くなら、万葉線の「新町口」駅下車徒歩10分です。
とにかく寒い富山の冬。雪もたくさん降るし、旅行をするにはちょっと躊躇してしまいそうですが、この時期は旬を迎える魚介類が多い季節です。ぜひ上記の内容を参考にして、冬の味覚旅をお楽しみください!
Ranking富山記事ランキング
-
国内の人気観光地研究部
- 定番、流行、穴場、全国のあらゆる観光スポットをご紹介!