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神戸に着いたらすぐに楽しめる!電車、バスで30分圏内のお花見スポット
サムネイル・トップ写真:写真AC
春、神戸へ観光に行くなら桜も見ておきたい! そんなあなたのために気軽に行ける神戸のお花見スポットをご紹介。すべて新神戸駅から、30分以内で電車やバスを使って到着できるところばかり。
地元の方に人気のスポットもありますので、帰省時に立ち寄ってみようかな?と考えている方にもおすすめです。
※以下、写真はイメージです。一部写真はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスに基づいて掲載しています。
参考:クリエイティブ・コモンズ公式(外部サイトに遷移します)
新神戸駅から、電車やバスで30分以内で行けるお花見スポットを紹介!
新幹線で新神戸駅に着いたら、在来線乗り継ぎやバスで直行!そんな30分圏内の場所にあるお花見スポットを集めてみました。神戸と言えばハーバーランドや異人館、南京町などが有名ですが、駅のすぐ後ろは六甲山をはじめとした緑が広がり、瀬戸内海も近い地形のため、自然の景観を楽しめるスポットも多いんです。
こちらの記事では、観光で神戸を訪れる方向けのお花見スポットを中心にご紹介していますが、一部地元の方向けの穴場スポットも含めています。ご実家が神戸にある方は、春に帰省されるときの参考にされてはいかがでしょうか?
それでは、1つずつご紹介していきましょう!
1.神戸布引ハーブ園(神戸市中央区)
神戸布引(ぬのびき)ハーブ園は、ラベンダーやカモミールなど約200種75,000株のハーブや花が四季折々に咲き集う植物園。桜の名所としても知られており、4月に入るころから周囲の山や園内がピンクに色づき始めます。
街を見下ろす形で、お花見を楽しめる
ソメイヨシノに加えて、オオシマザクラをはじめとするヤマザクラ群が多いのも布引ハーブ園の特徴。ヤマザクラは同じ品種でも開花時期や色が微妙に異なるため、そんなバリエーションが見られるのもここならでは。
中でもおすすめは、ロープウェイ「風の丘駅」近くの風の丘芝生広場。芝生の上でくつろぎながら、桜と眼下に広がる神戸の街並みを眺めることができます。市街地の先には、瀬戸内海も一望できますよ。
もちろん、桜以外の花々やハーブの香りを楽しんだり、カフェやダイニングでハーブティーやガーデンブランチをいただいたりと、ハーブガーデンならではのひとときも満喫できます。
神戸布引ハーブ園へのアクセス
「新神戸駅」からは、徒歩5分の場所にある神戸布引ロープウェイ「ハーブ園山麓駅」へ。ロープウェイに乗れば、たったの10分ほどで「ハーブ園山頂駅」に到着します。
2.生田川公園(神戸市中央区)
出典:Wikipediaより。Photo by クハ681-201[生田川と桜](CC-BY-SA3.0)
中央区の生田川沿いにある公園。「新神戸駅」のすぐ目の前から始まり、神戸港の近くまで約1.6kmに渡って整備されています。生田川公園周辺や生田川両岸は、中央区を代表する桜の名所として知られ、六甲の山々と高層ビルをバックに約150本の桜を眺めることができます。
特筆すべきは、何といっても新神戸駅を降りたらすぐにお花見ができること。新神戸駅に着いたら、テクテクと歩きながら桜並木を堪能してみてください。
また、毎年4月の第一土曜日に開催される「生田川さくらまつり」も要チェック。昼間の景観はもちろん、日没にはライトアップもされて夜桜を楽しむ人たちで賑わいます。模擬店やステージショー、催し物も行われるので、この日を狙っておでかけするのも良いでしょう。
3.都賀川公園(神戸市灘区)
引用:神戸ジャーナル公式Twitter(@kobejournal)より。こちらは昨年の『第24回なだ桜まつり』の紹介ツイートです。
灘区の都賀川公園で『第24回なだ桜まつり』パフォーマンス・キャラクターショー・模擬店・ガレージセールなど 4/1 : 神戸ジャーナル https://t.co/MUOkAG63xv pic.twitter.com/ayQooTHP6g
-- 神戸ジャーナル (@kobejournal) 2017年3月13日
都賀川公園は、灘区の中心部を流れる都賀川沿いの細長い公園です。春にはソメイヨシノを中心に桜並木が続き、地元民が散歩に訪れる穴場的なお花見スポットになっています。
毎年4月上旬には、春の風物詩として親しまれている「なだ桜まつり」も開催。生田川公園同様、地域の学校や団体によるパフォーマンスが行われたり、模擬店も出たりして賑わいます。川の水のすぐ近くにまで降りて行ける場所があるのも、この公園の良さでしょう。
都賀川公園へのアクセス
「新神戸駅」からは神戸市営地下鉄西神・山手線で「三宮駅」へ。徒歩で「神戸三宮駅」へ行って阪神本線に乗り換え、「大石駅」に。そこから歩いて約8分です。所要時間は全部で30分ほど。他にも「摩耶駅」などの最寄り駅があり、バスで行くこともできます。
4.神戸市立王子動物園(神戸市灘区)
灘区の王子公園内にある王子動物園は、パンダやコアラがいることで人気の動物園。ですが、春になるとソメイヨシノが480本咲き誇るお花見スポットとしても知られています。とりわけ園内に入ってすぐの通路から続く桜のトンネルは幻想的な景観を楽しめます。
また、毎年4月上旬の3日間限定で、ライトアップされた園内の桜を見学できる「夜桜通り抜け」というイベントも行われています。もともとは阪神・淡路大震災で被災された方々を励ますことを目的に1998年(平成10年)から開始されたもので、毎年多くの方で賑わいます。
※「夜桜通り抜け」は無料ですが、1人100円にて桜募金への協力も受け付けています。
また、王子公園内には、神戸の桜の開花情報の基準となる「標本木の桜」があります。その木はイメージ写真の「パンダ花壇」に植わっている、向かって左側のソメイヨシノ。この木のそばには、神戸地方気象台の名前入りの看板がありますので、興味のある人はぜひ探してみてください。
神戸市立王子動物園へのアクセス
最寄り駅は阪急「王子公園駅」かJR「灘駅」。どちらも「新神戸駅」から西神・山手線で「三宮駅」へ行き、「王子公園駅」なら阪急神戸線に乗り換え、「灘駅」なら東海道・山陽本線に乗り換えです。
所要時間はどちらも15分弱です。
5.妙法寺川公園(神戸市須磨区)
須磨区の住宅街を流れる妙法寺川の、須磨港に近い下流両岸に造られた公園です。約400本の桜並木が連なり、この公園もまた神戸市内有数の桜の名所として知られています。桜のトンネルは500mほど続き、夜はぼんぼりが点灯して夜桜を楽しむこともできます。公園内にベンチや遊具があるのも嬉しいところ。
毎年、「須磨妙法寺川さくらまつり」も開催され、その日は模擬店、ステージ、子ども広場などが設けられて賑わいます。地元密着型のイベントですが、誰でも気軽に来場できます。
ちなみに、妙法寺川公園から2kmほど離れた距離には、阪神・淡路大震災の復興のシンボルとして建てられた、「鉄人28号」のモニュメントがある若松公園もあります。実際にモニュメントを見ると、そのスケールに驚かされますよ!
お時間に余裕のある方は、お花見と合わせてご覧になってはいかがでしょうか。
妙法寺川公園へのアクセス
最寄り駅は山陽電鉄本線の「東須磨駅」(徒歩約5分)。「新神戸駅」からは西神・山手線で「板宿駅」へ。徒歩で山陽電鉄本線の「板宿駅」へ行きに乗り換えて「東須磨駅」へ。所要時間は22分ほどです。
参考:須磨妙法寺川さくらまつり公式サイト(外部サイトに遷移します)
今回は神戸に着いてすぐに行けるお花見スポットに限定しましたが、この他にも名所はたくさんあります!ぜひ、有名な観光スポットと一緒に神戸の自然を楽しんでみてください。
そして、いつもはお正月やお盆に帰省すると言う方も、たまにはお花見の時期に帰ってみませんか? 久しぶりに見る地元の桜は、過去に見たとき以上に美しく咲き誇っているはずです。
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