絶景とグルメを堪能。仙台へお花見旅行をするべき5つの理由

サムネイル・トップ写真:写真AC

春になったら近場のスポットに行って桜を見る......だけがお花見ではありません。たとえば東北の仙台。関東や関西のお花見シーズンより少しだけ遅い時期、プチ旅行して、お花見をして、美味しいものを食べて、観光してみるのはどうでしょう?

こちらの記事では、お花見旅行をするなら仙台へ行くべし!とおすすめしたくなる理由を5つ紹介します!

お花見の時期に仙台へ行けば、もっと優雅な旅に。その理由とは?

この時期に仙台へ行く魅力は、気候の良さ。開花の時期はもう少し早いですが、仙台の桜の見頃は4月中旬~4月下旬。この時期の平均気温は15℃、平均降水量は97.6mmと至って快適なので、爽やかな気候の中でお花見を楽しむことができます。また、旅行者にとってスタート地点となる仙台駅からほど近い場所に、有名なお花見スポットがあります。

もう一つ、仙台は他のエリアからアクセスしやすいことも大きな魅力。新幹線を使えば、東京駅から仙台駅まではおよそ1時間半~2時間で移動可能です。少しお値段は張りますが、ふと思い立ったときに桜を見に仙台へおでかけ......と言うこともできるんですよ。

お花見と一緒に地元のグルメを堪能したり、ちょっと周辺を観光したり、この時期ならではの仙台を満喫してみましょう!

1.仙台駅に着いたらすぐお花見ができるスポットはこの2つ!

まずは仙台駅から近くて、すぐに行けるお花見スポットから紹介しましょう。

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出典:写真AC

榴岡公園

駅から近い定番お花見スポットの1つ目は、仙台駅から東へ徒歩約20分ほどの「榴岡(つつじがおか)公園」。 名前のとおり、その昔はツツジの名所だったようですが、17世紀末に仙台藩四代藩主・伊達綱村がシダレザクラなどをこの地に植え、桜の名所となりました。松尾芭蕉が訪れた名勝「おくのほそ道風景地」にも指定されています。

今もシダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラ、ヒガンザクラ、ウコンザクラなどが約370本、時期をずらしながら咲き乱れます。花見客で賑わう時期はイベントも開催され、週末は仙台すずめ踊りや野外音楽堂でのお花見ライブ(入場無料)もあって盛り上がっています。

【基本情報】

所在地:宮城野区五輪一丁目

参考:仙台市公式サイト榴岡公園(外部サイトに遷移します)

西公園

そして定番お花見スポット2つ目は、仙台駅から西へ徒歩30分ほどの「西公園」です。近くには地下鉄東西線・大町西公園駅もあるのでアクセスも良好。広瀬川の左岸沿いにあり、川を挟んで向かい合う青葉山公園や川沿いの定禅寺通りと共に「杜の都」を象徴する一帯を形成しています。

ソメイヨシノ、エドヒガン、サトザクラ、ヤマザクラなどが約200本植えられていて、夜はライトアップも。予約制の桟敷席は暖房と座布団、テントが完備され、冷え込む夜や雨天でも安心で人気の特等席です(西公園花見協賛会のホームページから予約可)。ゆっくりと花見旅行を楽しみたいなら、榴岡公園、西公園のどちらかの近くにホテルを取っておくと便利でしょう。

【基本情報】

所在地:宮城県仙台市青葉区桜ケ岡公園1−3

参考:西公園花見協賛会公式サイト(外部サイトに遷移します)

2.仙台名物のグルメも花見と一緒に楽しむ!

仙台までやって来たら、地元ならではのグルメを堪能することもマスト! 駅のお土産コーナーで牛タン弁当やずんだ餅を買うもよし、お酒が好きなら地酒と牛タン、それに笹かまぼこを買うもよし。駅周辺でも、名物を楽しめるお店がたくさんあります。

ご紹介した榴岡公園や西公園でレジャーシートを広げていただけば、桜も仙台名物グルメも一緒に楽しめます。もちろん、両公園なら屋台も出ているので、そこで購入するのも良いでしょう。

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出典:写真AC

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さらに、繁華街も近いので、お花見の後に仙台の有名店でグルメを楽しむのもアリです。牛タン以外に魚介類も食べたい人は、仙台湾付近で水揚げされた魚介を使った丼をぜひ堪能してみてください。ちなみに、青葉区の本町(ほんちょう)には、風情のある居酒屋が並んでいます。生シラスや鮎、金華鯖の塩焼きなどがいただけるお店もありますよ。

3. 桜と共に、景勝地や名所を楽しめる

お花見と一緒に、仙台の観光名所も訪ねてみましょう。西公園の近くの広瀬川、そして青葉城址(仙台城跡)などの名所にもぜひ足を運んでみてください。

高台に位置する青葉城址には、仙台のシンボルとも言える伊達政宗騎馬像があり、市内全域を見下ろすことができます。最寄り駅は「国際センター駅」ですが、観光循環バスの「るーぷる仙台」で向かえば、仙台駅から約30分で到着します。

参考:るーぷる仙台公式サイト(外部サイトに遷移します)

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出典:写真AC

【青葉城址 基本情報】

参考:青葉城址本丸会館公式サイト(外部サイトに遷移します)

所在地:宮城県仙台市青葉区天主台 青葉城址

もう少し足を延ばすなら、「仙台駅」から仙石線に乗って「松島海岸駅」を目指し、日本三景として知られる松島に向かうのもいいでしょう。所要時間は約25分です。

また、あくまで桜をメインと考えるなら、松島を見渡せる展望地の一つである「西行戻しの松公園」を訪れると、風光明媚な松島と桜並木を同時に眺めることができます。

4.出会えたらラッキー! 宮城県の観光PRキャラクター「むすび丸」

宮城県にはゆるキャラ「むすび丸」がいることをご存知でしょうか? 同県の観光PRキャラクターにして「仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会事務局仙台・宮城観光PR担当課長」という立派な肩書も持っている人気キャラです。

引用:宮城県観光連盟公式Facebookページより

むすび丸は、顔はおにぎりで、頭には伊達政宗公の三日月の兜飾りを付けているのが特徴。普段は甲冑を着ていますが、お祭りの衣装を着ているバージョンや、プロサッカークラブ「ベガルタ仙台」のユニフォームを着たバージョン、さらには水産物をPRするときの衣装を着ているバージョンもあるり、なかなかのオシャレさんです。

主な業務は、いろいろな場所に出かけて宮城県の観光をPRすること。出かけないときは宮城県庁舎の1階ロビーにいることが多いのだとか。そしてお花見の時期は、仙台各地の桜まつりに登場します。もしもむすび丸に出会えたら、一緒に写真を撮ることもできるかもしれません。

時折、仙台駅のホームで電車の「お見送り」をしていることもありますので、探してみてくださいね。実際に見るむすび丸は、上品な佇まいでとても可愛らしいですよ。絶対に会いたい!という場合は、仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会公式サイトにむすび丸の「出陣スケジュール」がアップされているので、チェックして予定を立てましょう♪

5.仙台朝市で、旬の食材をお土産に

最後にご紹介するのは、仙台駅のすぐそば、仙台市青葉区中央にある「仙台朝市」。朝市という名称ですが、平日朝から昼間、夕方にかけて営業しており、仙台の台所とも言われる地元の人向けの商店街型市場です。

Photo by Sendai Blog[仙台朝市](CC-BY 2.0).jpg
Photo by Sendai Blog[仙台朝市](CC-BY 2.0)

観光客向けに特化したグルメはあまりないのですが、その代わり、仙台という土地の空気を体感しながら、新鮮な海の幸、山の幸に出会うことができます。売られている食材は魚介類、野菜、海産物加工品、精肉、果物、乾物、漬け物、惣菜などなど。かまぼこ、伊達巻き、さつま揚げなどもぜひお試しを。コロッケやハムカツを買って食べ歩きもできます。

また、朝市エリアにある、気軽に立ち寄れる食堂も要チェック。何しろ安くて美味しいので、仙台駅近くのホテルに泊まって、朝市で朝食やランチというのも魅力的です。

さらに、仙台朝市はほとんどのお店で宅配便も扱っていますので、旅行の最終日に立ち寄れば、旬の食材を購入して持ち帰ったり、自宅まで送ってもらったりすることもできます。ただし、日曜・祝日は仙台朝市自体がお休みなので注意してください。

【基本情報】

所在地:宮城県仙台市青葉区中央4丁目3−28

GW前の4月上旬・中旬なら、交通機関もそれほど混んでいないはずです。見どころや美味しいものが盛りだくさんの仙台。今年はちょっと遠くまでお花見旅行してみてませんか?

宮城」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『宮城』旅行はこちら

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