お台場観光をしながらVR体験! 予約方法も分かりやすくご紹介します

お台場観光のプランに、VRアトラクションを取り入れてみませんか?

東京ジョイポリスに登場した「ZERO LATENCY VR(ゼロ レイテンシー ヴィーアール )」は、最大6人でプレイできる刺激的なVRアトラクション!予約方法や料金、実際の体験レポートまでを詳しくご紹介します!

お台場で新感覚のVR体験を!「ZERO LATENCY VR」の魅力

今回、ご紹介するのは、お台場の国内最大級屋内型テーマパーク 「東京ジョイポリス」に登場したVR(Virtual Reality、仮想現実)アトラクション「ZERO LATENCY VR(ゼロ レイテンシー ヴィーアール )」について。

当日の入場方法からアトラクションを体験したときの感想まで、詳しくご紹介します!

目次:クリックで該当の見出しにジャンプします

1:「ZERO LATENCY VR」はどんなアトラクション?

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「ZERO LATENCY VR」は、最大6人まで同時にプレイできるフリーローム(※)型アトラクションです。参加者はヘッドマウントディスプレイ(略称HMD、以下HMD)とバックパック、そして銃型のコントローラを手にしてプレイ専用フロアを歩きながら敵を倒し、高得点を目指します。

2017年12月時点で体験可能なソフトは「SINGULARITY(シンギュラリティ)」と言うタイトル。以前はゾンビを倒すサバイバルホラーのソフト「ZOMBIE SURVIVAL(ゾンビ サバイバル)」が稼働していたとのことです。(※2)

※注......フリーロームとは、ユーザが能動的にフィールドを動き回り、自由度の高い行動ができるゲームを指す用語。座席が固定されたアトラクションとは異なり、自分の意思で歩いたりしゃがんだりすることで、ゲームが進行します。

※注2......2018年1月現在、SINGULARITYは2018年1月31日までの稼働が予定されています。2018年2月1日より、ZOMBIE SURVIVAL(ゾンビ サバイバル)の再登場が決定しています。

http://tokyo-joypolis.com/attraction/1st/zerolatency/index.html

2:アクセスと入場方法について

東京ジョイポリスはゆりかもめ「お台場海浜公園駅」からは徒歩約2分、りんかい線「東京テレポート駅」からは徒歩約5分の立地です。

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東京ジョイポリスのエントランス。

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エントランス手前にある看板。ZERO LATENCY VRは基本予約制(後述)ですが、写真のように「当日券あります!」の看板が出ているときは、予約なしでも体験できるチャンス!

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ZERO LATENCY VRは12歳以下の方 、110cm未満の方は体験できないため、ご注意を。

3:ZERO LATENCY VRの入り口はココにある!

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ZERO LATENCY VRのエントランス

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「ZERO LATENCY VR 」の概要を紹介するディスプレイ

東京ジョイポリスに入場したら、1st Floorの最奥まで移動しましょう。公式サイトのフロアガイドで「H」にあたるのがZERO LATENCY VRの場所です。

参考:東京ジョイポリス公式サイト フロアガイド(外部サイトに遷移します。)

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当日の空き状況はこのボードで確認できます。

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エントランスにも注意事項が書かれています。

入場を済ませたら、プレイの準備をします。それでは、ZERO LATENCY VRがどれだけ刺激的な体験だったのか、写真と共にご紹介しましょう!

4:プレイ前の準備(ロッカーの利用や服装など)

ZERO LATENCY VRはさまざまな装備を身に付けてフロアを動き回るアトラクションです。そのため、荷物やコートはロッカーに預けておきましょう!

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ロッカーの容積は大きめ。貴重品以外はまとめて預けましょう。

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ロッカーの鍵はバンド型。失くさないよう腕に着けて。

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手順に沿ってプレイヤーネームや利き腕などを登録します。これは実際のプレイ時に必要な情報として使用されます。

動きやすい恰好を意識しよう

服装はシンプルなものがベスト。貴重品を落とさないためにも、ファスナーやボタン付きポケットがある服を着ていると安心ですよ。ヒールやかかとのない靴はNG。スニーカーが無難です。

ZERO LATENCY VRはフロア中を動き回るため、服が汚れるだけでなく、コケてしまう危険性もあります。しかし、それを理解した上でぜひ体験してほしいのが、このアトラクションの魅力です。

5:ブリーフィングで、楽しみながらルールを知ろう!

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ZERO LATENCY VRでは、プレイ前に必ず「ブリーフィング」と呼ばれる15分ほどの説明が行われます。「上官(またはキャプテン)」と呼ばれるスタッフの指示のもと、ゲームの世界観や目的、使用する武器の特徴、プレイ中のNG事項などを詳しく案内してもらえます。

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HMDを付けているとき、どうすれば人にぶつからないかもレクチャーしてくれます。また、HMDを付けた時に見える「仮想の壁」の接触判定も教えてくれます。もし「仮想の壁」に接触してしまうと、アトラクションの進行が中断してしまうこともあるためご注意ください。

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プレイ中に気分が悪くなってしまったとき、いわゆる「VR酔い」をしたときの合図も教えてもらえます。最後までしっかり上官の説明を聞くようにしてください。

ちなみに、「上官」は複数存在し、入場するタイミングによって担当者が変わるとのこと。当日は、15分があっという間に過ぎてしまうほど面白いトークを繰り広げる方が担当してくださいました。

もし出会えたときは、ノリノリで楽しんでください!

6:いざ、ZERO LATENCY VRを体験!!

ブリーフィングを終えたら、上官の説明を聞きながら一つずつ装備を身に付けましょう!

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ズラリと並んだ装備品。

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サバイバルゲーム好きにはグっとくるデザインがたまりません。

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まずはバックパックから。約4kgありますが、身に付けてみるとそれほど重くありません。

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次にHMDとヘッドフォンの装着感を確認。後ほどしっかりと装着します。その次は銃を装備。利き腕で正しい持ち方をレクチャーしてもらいます。また、このタイミングで武器やシールドの使い方も練習できます。

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装備を整えるとこんな感じ。

この時点で「(装備が)重い......。」と感じる方もいるかもしれません。プレイを終えた後はさらに重く感じるため、体力と体調を万全の状態に整えて臨んでください!

7:没入感がすごすぎる!近未来の世界で協力プレイ!

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装備を整えたら、いざプレイ専用のフロアへ!

写真では真っ黒な空間に白のグリッドが描かれているだけに見えますが、HMDを付けた途端、予想外の世界が目の前に広がりますよ。

また、ZERO LATENCY VRでは眼鏡を外してHMDを装着しますが、なんとHMD自体がピント調節機能を持ち、眼が悪い方でも適切な度数でプレイできます。眼鏡はプレイ中に預けることができますので、ご心配なく。

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プレイヤーがHMDを付けたときに見えている画面。機材の動作確認をしているシーンです。

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HMDを付けていない人からは、プレイヤーがこのように見えます。ちょっとシュール......。

8:お台場から未来の宇宙ステーションに移動!

さて、上官の指示に従ってHMDの動作を確認し、銃をそれぞれ受け取ったらゲーム開始! 現実のシンプルな光景から一転、宇宙ステーションが目の前に広がります。

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上官はモニタを元に、プレイヤーへ指示を出してくれます。(出典:ZERO LATENCY VR -SINGULARITYプレスリリース素材より)

ここで驚いたのが、まるで本当に壁があるかのように空間がリアルに描かれていること。HMDを装着して視界が変わるだけで、「宇宙ステーションにいるみたい!」と錯覚してしまうほどです。

9:VRってこんなにすごい!? その場にいると錯覚するほどリアルな映像

ZERO LATENCY VRの目的は、敵を倒しながらワープポイントに進み、ボスを倒すこと。ですが、ワープで移動するシーンの変化も魅力の一つです。

たとえばエレベーター。特定のポイントへ移動した際に、エレベーターに乗って上下の階層を移動するシーンが視界に映るのですが、現実では床が全く移動していないにも関わらず、本当にエレベーターに乗っているのではないか、と錯覚してしまうほどです。

また高層フロアのシーンでは、平均台のように細長い橋がかかっていて、たとえVRであっても「落ちたら死んでしまいそう」と感じてしまい、足がガクガクと震えました。このアトラクションでは、橋から落ちてもライフが減るなどのペナルティが無いにも関わらず、です......。

そしてもう一つ驚いたのが、「マグネット式重力変換スロープ」の存在。現実のフロアではただまっすぐ歩いているだけなのですが、HMDで見るステージは、さっきまで下だと感じていた地面が気づけば天井となり、重力が逆転するような感覚を味わえました。

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マグネット式重力変換スロープを渡っているときの様子。平面を歩いているはずなのに、重力がひっくり返るような感覚がしました。(出典:ZERO LATENCY VR -SINGULARITYプレスリリース素材より)

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フロアをウロウロしているように見えますが、私たちは「重力が反転した宇宙ステーションを移動している」と認識しています。

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敵の攻撃をかわすため、思わずしゃがみながら攻撃を試みるなど......。

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スタッフに撮影いただいた、ちょっとカッコイイ(?)構図。

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プレイ終了直後、ホっとした表情に。お疲れ様でした!

10:プレイ後の感想と攻略イメージ

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こちらはモニタに映されるスコアリザルト。私たちのスコアはそれぞれ9,678、9,511でした。平均は5,000とのことで、プレイ後はキャプテンに褒めていただきました。やったー!しかし、過去にはなんと30,000もの最高得点をたたき出したプレイヤーもいるそうです。

濃密なプレイを終えて、ゲームとしての感想も書いてみたいと思います。

まず、ZERO LATENCY VRではステージ移動のたび、容赦なく敵が襲ってきます。そのため2人プレイでは敵が多過ぎて対処しきれず、攻撃を受けてライフが減ったり倒れたりしてしまうこともありました。常に「メンバーがそれぞれ違う角度から攻撃する」ことを意識すると良いですね。

最大人数(6人)でプレイする場合は、3人ずつまたは2人ずつのグループを作り、それぞれ「持ち場」を決めるとミスしにくくなるのではないか、と感じました。ただし、ステージによっては1人で敵を倒す必要があるため、注意してください。

武器とシールドの使い方を理解しよう

初体験ということもありましたが、敵から身を守るためのシールドが使いこなせなかったのは悔しかったです。シールドは銃型コントローラを持つ腕を直角で前に出し、自分の身体をかばうようにして出現させるのですが、実際そんな余裕もないぐらい敵の数が多く、シールドを出す前に攻撃しなければ!と言う焦りを感じました。

銃のおすすめモードは連射しやすいパルスですが、後半はレールガンやショットガンと言った、一発のスピードが遅くて火力が高いハイリスクなモードを使う必要があるステージもあります。初めてZERO LATENCY VRをプレイする方は、銃のモードの違いと、シールドをどう使い分けるか意識してみてください。

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プレイ結果は登録したメールアドレス宛に通知されます。

予約専用サイトで詳細を確認できますので、次回プレイ時の参考にどうぞ! ちなみに、ZERO LATENCY VRではライフがゼロとなっても10数秒待てばライフ満タンで復帰できますが、「(敵に攻撃されて)倒れた回数」としてカウントされます。

このほかにもさまざまな項目がありますので、なるべくノーダメージを意識して、他のメンバーを助けながら敵を倒すことを目指しましょう。

11:東京ジョイポリスのスタッフさんに聞いてみました

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6人プレイのイメージ写真。(出典:ZERO LATENCY VRプレスリリース素材より)

ZERO LATENCY VRを体験させていただいたあと、改めてスタッフさんにいろいろなことを伺ってみました。

まず、東京ジョイポリスは2016年に20周年を迎え、より先の体験を提供したい!と言う気持ちからZERO LATENCY VRを2016年夏に導入したそう。

オープン当初はVRに関心の高い男性やサバイバルゲームが好きな方が主なユーザー層でしたが、エンターテイメントとしてVRを楽しむという認識も広まり、2017年12月現在は、若い方や女性のプレイ率も増えているとのことです。

また、ZERO LATENCY VRの世界観やストーリー設計は開発元のZERO LATENCY社ではなく、東京ジョイポリス側が主導しているとのこと。アトラクション運営によって蓄積されたノウハウを元に上官のキャラクター付けなどを行うことで、プレイ前から没入感を高める工夫がなされているそうです。

ブリーフィングの時点でどんどんプレイへの期待が高まっていったのは、こうしたノウハウがあったからだったんですね。

12:ZERO LATENCY VRはどんな人におすすめ?

ZERO LATENCY VR は没入感が非常に高いだけでなく、予想以上に身体を動かすアトラクションです。そのため、以下に当てはまる方はぜひ一度体験してみてください!

  • 過去にVRアトラクションやゲームをプレイしたことがある
  • サバイバルゲームをやったことがある
  • 友人同士、夫婦、カップルなど複数人でお台場へ遊びに行くことがある

VR自体が初めての方に知ってほしいこと

全くVRを体験したことがない、もしくはVRに慣れていない方は、ゲームをうまくプレイすることよりもコケないように気を付けて下さい。もし、どうしてもダメなときは上官に「助けて!」と、ヘッドセットマイクを使ってヘルプの声をあげてくださいね。

13:ZERO LATENCY VRの予約方法と入場のポイント

「ZERO LATENCY VR」は基本予約制のアトラクションです。当日体験可能な入場枠は限られているため、予約してから東京ジョイポリスへ行くようにしてください。

専用ページで事前予約をする

まず、東京ジョイポリスの公式サイトから、ZERO LATENCY VRのページへ移動します。公式ページではゲームの概要と共に、予約する際や体験時の注意点が詳細に書かれていますので、必ず目を通しておきましょう。

予約ページのURLはこちら。 http://tokyo-joypolis.com/attraction/1st/zerolatency/

Zero Latencyログイン画面.png

まずはZERO LATENCY VRの会員登録をします。本登録完了後、ログインしてから予約します。

Zero Latencyログイン後のプロフ画面.png

このページでは、ユーザネームや利き腕など、プレイ時に使用する情報が入力できます。

Zero Latencyログイン後の予約画面.png

カレンダーを参考に、日時とプレイ人数を登録。その後、クレジットカードまたはPayPalで支払いをします。

予約メールサンプル.png

予約完了のメールサンプルはこちら(© CA Sega Joypolis Ltd.)。

注意事項を確認して、当日までに準備しておきましょう!

必要な料金

ZERO LATENCY VRは東京ジョイポリス内のアトラクションですが、パスポートが適用されず別途プレイ料金(1名1,800円、土日祝日・年末年始及び特別営業日は1名2,000円)がかかります。

そのため、以下のように予算を見積もっておくと安心です。

  • ZERO LATENCY VRの料金:1名1,800円~2,000円
  • 当日の東京ジョイポリス入場料:大人(18歳以上)800円

※その他のアトラクションも堪能したいときは、入場券+乗り放題のパスポート購入(大人4,300円、館内では入場料を差し引いた料金で販売)をおすすめします。

今回は、東京ジョイポリスの施設「ZERO LATENCY VR」についてご紹介しました。このような体験ができるのは、日本ではまだまだ貴重。これをプレイするためにお台場へ行くべき!と言えるほど、刺激的で楽しいものでした。

お台場へ遊びに行くときは、ぜひVRアトラクションの体験を、1日のプランに盛り込んでみませんか?

基本情報

施設名:東京ジョイポリス ZERO LATENCY VR

住所:東京都港区台場1丁目6番1号 DECKS Tokyo Beach 3F~5F(ZERO LATENCY VRは1st Floorで稼働 )

営業時間:10:00~22:00(最終入場は21:15) ※ZERO LATENCY VRの稼働時間は予約専用サイトのカレンダーをご確認ください。

東京ジョイポリス公式サイト:http://tokyo-joypolis.com/index.html

※記載している商標は、各企業に属します。

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