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初心者が日本の最高峰・富士山3,776mに日帰りで登ってみた話
目次
- 富士山(3,776m)に登ってきました。
- いざ、ハイキング・登山の旅へ.......!
- 5合目~6合目~新7合目
- 新7合目~元祖7合目~8合目
- 8合目~9合目~9合5勺
- 9合5勺~頂上
- 登ったら下りる
- アフターのススメ
- 後記
富士山(3,776m)に登ってきました。
と言っても2009年7月の話です。
今なお人気の富士登山について9年前のことを思い出しながらご紹介したいと思います。
さて、富士登山ルートは富士吉田ルート、御殿場ルート、須走口ルート、富士宮ルートと大きく4つのルートがあるのをご存知でしょうか?
また登山計画は、山小屋にて仮眠するプランや山小屋で1泊して頂上を目指すプランもあります。
ここでは今回の登山ルート、富士宮口からの早朝スタートで日が暮れるまでに下山という、日帰り弾丸ルートの紹介をさせて頂きます!
いざ、ハイキング・登山の旅へ.......!
金曜日夜、仕事終わりに車を走らせ、富士山の静岡県側からの登山口である富士宮口新5合目へ向かいました。
東名高速道路で御殿場ICまで行き、そこから富士スカイラインを行くこと約40分程で富士宮口新5合目に到着。
現在は自家用車では新5合目までは行けませんが、当時はそこの駐車場にて車中泊をしました。
駐車場での仮眠には意味があります。
5合目とはいえやはり麓より空気が若干薄いので、早朝からの弾丸登山に向けて3時間ほど体を慣らします。
麓から一気に3,000メートル級への登山はやはり高山病のリスクが高まりますので。
5合目~6合目~新7合目
山の朝は早い!5時20分小雨で霧も出ていましたが元気に出発!
登山開始!須走口ルートではスタートしてから少しの間は林間を進むのですが、富士宮ルートは全く木はありません。
足慣らし程度でゆっくり歩いていると6合目までは案外直ぐでした。 5時40分着でしたので20分ほどですね。
ここで雲の上に来たのか、雨が止んだので着替えました。
太陽が徐々に登ってきて、幻想的な雰囲気を出しています!
雲を抜けると体に負担のかからない程度の気温で、ストレスなく登山道を歩く事ができます。
山肌から朝日を拝むことができました!
新7合目~元祖7合目~8合目
富士宮口ルートはやはり急と感じます。
6時28分 新7合目に到着。
そこから約1時間で8合目! と思いきや
7時30分 元祖7合目着(笑)←おいっ! 冗談かと思いました。
さらに登る事1時間
8時30分 ようやく8合目到着。ここまでは疲れも無く結構スムーズに来ました。
テンションがあがる曲を聴きながら更に上を目指します。
はやる気持ちを抑えつつこのあたりからは意識的に「ゆっくり歩く」と「わざと呼吸を大きく」を心掛けます。
これも重要な高山病対策です。
激しい運動を抑えながら酸素を多く摂る感じです。
8合目~9合目~9合5勺
9時35分 9合目到着
そしてここからが富士宮口ルートの難関です。 体力的にも正念場です。 きつかったです。
この日は天気がめまぐるしく変わりました。
雲の合間から眼下の景色が開けることもしばしば。
10時26分 9合5勺(しゃく)到着
そしてここから頂上まではほぼ崖です。
下山する人とすれ違う事が出来ませんので、登る人優先で譲り合います。
9合5勺~頂上
そして登山開始から約6時間15分(11時35分)頂上へ
火口に近い景色のいい場所でお昼ご飯を。
コンロでお湯を沸かしてみそ汁&カップラーメンを食べました。 沸点低いのでぬるいですが。
このような場所で食べるごはんは格別です!!
さて仕上げは3,776m地点の剣ヶ峰へ 最後のひと踏ん張りです。かなりの傾斜です。
20分ほどで全員無事頂上へ到達しました。
富士山登頂!頑張りました!!
登ったら下りる
さて問題は帰りです。 人によっては下りの方が苦手な方もいます。私がそうです。 同じルートで下山しました。下山は特に慎重に歩きます。 最初は登ってきた崖を下りて行くので注意が必要です。 先述の通りすれ違いが出来ないので譲り合いながらとなります。
そして皆無口。。。。 約5時間半かかりました。
足が動きません!車で30分放心状態で休憩。
運転を控えている方もいると思います。十分な休憩を取って出発してくださいね。
富士宮ルートのおすすめポイントまとめました
- 東名高速→富士スカイラインを利用して登山口まで比較的便が良い。
- 傾斜はきついですが実質の登山距離が短い。
- 頂上から剣ヶ峰(3,776m地点)が直ぐそこ。 ※一周約1時間30分のお鉢めぐり(火口一周)をやる必要が無い。
アフターのススメ
ハイキング・登山のもう一つの楽しみは、仲間とアフターを楽しむ事です。
下山後は、皆で御殿場にて宿泊!大浴場にてゆっくり疲れを癒しました。
登山後の入浴は格別ですね!
次の日は沼津港に立ち寄って「魚河岸丸天」と言うお店でお昼を頂きました。
タワーのようなかき揚げは有名です!
が、デカいです。
シェアする事をおすすめします(笑)
後記
以上、富士登山の紹介でした!ハイキング・登山は、心身ともにリフレッシュできる最高のアクティビティだと思っています。
富士登山ですが、実は意外にも初心者向きと言えます。是非皆さんもハイキング・登山を始めてみてはいかがでしょうか。
新たな世界が広がるはずです。
あと登頂して何年も経ちますが、新幹線や飛行機、いろんなところから富士山を見る度に「あそこを登ってあの頂上に立ったんだ!」と感慨深く見ています!
※当時とは事情が変わっているかも知れませんので、十分に情報を収集して万全の準備をして登山をしてください。
タイムテーブル
05:20 スタート 富士宮口新5合目
05:40 6合目
06:28 新7合目
07:30 元祖7合目
08:30 8合目
09:35 9合目
10:26 9合5勺
11:36 頂上
コースタイムです!参考にしてみてください!
※編集部註:この記事はライターの個人的経験を記しており、静岡県、山梨県は急激な高低差を伴う弾丸/日帰りでの富士登山を推奨していません。
登山は各個人のレベルにより大きなリスクを伴いますので、各自の判断を充分していただき、安全に登山されるようお願い致します。
※この記事は2018年に執筆したものです。2021年3月に一部のリンクを更新しました。
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うわじい
- うどん県出身。大阪に家と家族を残して単身赴任13年目のお江戸生活・・・でしたが
2019年4月に大阪に異動となり関西に戻ってまいりました。
と言う訳で浦島太郎状態な私ですが引き続き普通の出来事を少し視点を変えてかゆいところに手が届くような記事をお届けします。←決して話は盛りません(笑)