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大自然と動物を心ゆくまで堪能!北海道の人気観光スポット10選
美しい大自然と豊かな海山の幸、四季折々の魅力に溢れた北海道は、南国沖縄と並ぶ人気観光都市のひとつです。とにかく広くて、何もかもが桁違いのスケール! 見どころも満載だから、北海道は旅のプランを立てるのにも悩んでしまいそうですね。そこで今回は、広い北海道の中でも特におすすめの人気観光スポットを紹介していきます! 最寄りの空港も合わせて紹介しますので、行き先を決めるときの参考にしてくださいね。
目次
- 流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱ(オホーツク紋別空港)
- 博物館網走監獄(女満別空港)
- 能取湖(女満別空港)
- 摩周湖(釧路空港)
- 美瑛・白金青い池(旭川空港)
- 札幌市円山動物園(新千歳空港)
- ばんえい十勝・帯広競馬場(帯広空港)
- 阿寒湖(釧路空港)
- 旭川市旭山動物園(旭川空港)
- 函館山(函館空港)
- 国内の人気観光地研究部編集者の個人的おすすめ!
- 最後に
流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱ(オホーツク紋別空港)
日本最北の海として知られるオホーツク海に、毎年冬になると遠く彼方のサハリン北東部の海から流れ着くたくさんの流氷。オホーツクの海を埋め尽くすほどの流氷は厳冬のスペクタクルショーとして、観光客を魅了しています。紋別港から流氷の海を眺めるのもいいけれど、おすすめはやっぱり海の上から流氷を間近に見る「流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱ」でのツアー。ドリルで氷を砕きながら流氷野を進む、迫力満点の時間を楽しむことができます。2018年は1月10日から運行開始予定。事前の予約をお忘れなく!
流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱ
- 住所:〒094-0031 北海道紋別市海洋公園1番地
- アクセス:「札幌駅」より「JR特急」で「旭川駅」まで(約1時間20分)
その後、「都市間バス」に乗車し紋別で下車(約3時間) - 入場料:
夏期クルーズの通常運賃:大人:1,500円、小人:750円
冬期クルーズの通常運賃:大人:3,000円(流氷あり)、2,500円(流氷なし)、小人1,500円(流氷あり)、1,250円(流氷なし)
※各種割引サービスあり - 運行状況: 日ごとによって異なるため、下記HPにてご確認ください。
博物館網走監獄(女満別空港)
オホーツク海に面した港町・網走。北海道の北端に位置するこの町のおすすめ観光スポットが国内唯一の刑務所ミュージアム「博物館網走監獄」です。その昔「最果ての監獄」として恐れられ、日本で一番脱獄が困難な場所と言われていた網走刑務所。その囚人たちの生活や労働の様子を蝋人形で再現しています。庁舎、二見ヶ岡刑務支所、舎房及び中央見張所、教誨堂など、重要文化財や登録文化財に指定されている美しい建物も一見の価値ありです。
博物館網走監獄
- 住所:〒099-2421 北海道網走市呼人1-1
- アクセス:JR網走駅よりバスで約10分
- 入場料:大人 1,080円、大学・高校生 750円、小中学生 540円
※各種割引サービスあり - 開館時間:5月~9月/8:30~18:00
10月~4月/9:00~17:00(※入園は閉館時間1時間前まで) - 定休日:年中無休
- ウェブサイト:https://www.kangoku.jp/index.html
能取湖(女満別空港)
「博物館網走監獄」から20分ほど車を走らせたところにある、網走国定公園の大きな湖「能取湖(のとろこ)」。58万平方メートルもの広さを誇る湖はオホーツク海に面しているため完全に塩水湖となっていて、4月中旬~10月にかけては潮干狩りを楽しむこともできます。能取湖の一番の魅力は、湖畔一面をおおうサンゴ草の群生地。9月ごろから全体が深紅に色づきはじめ、赤いサンゴ草と青い湖水との美しいコントラストを楽しむことができます。
能取湖
- 住所:〒093-0135 北海道網走市卯原内
- アクセス:「網走バスターミナル」または「網走駅」より「常呂・サロマ湖栄浦線バス」に乗車し、「サンゴ草入口」で下車(約20分)
- ウェブサイト:https://www.abakanko.jp/seen/scenery/sangosou.html
摩周湖(釧路空港)
北海道に数多くある美しい湖の中でも、世界屈指の透明度を誇る「摩周湖(ましゅうこ)」。阿寒国立公園内にあるカルデラ湖で、緑の絶壁に囲まれたコバルトブルーの湖面は、息を呑むほどの美しさです。一年のうちおよそ100日は霧が発生していて、霧の日は晴れの日とは一味違う幻想的な雰囲気に包まれます。厳冬の時期には、木々の小枝まで凍る霧氷現象によって、湖周辺が一面真っ白に。神々しい絶景は、一生の宝物として記憶に残るはずです。
摩周湖
- 住所:〒088-3201 北海道川上郡弟子屈町
- アクセス:「摩周駅」よりバスで20分
- ウェブサイト:https://www.masyuko.or.jp/
美瑛・白金青い池(旭川空港)
パッチワークの丘や四季彩の丘など、ヨーロッパの田園風景を思わせる美しい丘陵風景が魅力の美瑛町。富良野と並ぶ人気観光地で、その中でも近年パワースポットとして注目を集めているのが「白金青い池」です。昭和63年に噴火した十勝岳の火災被害を防ぐために、コンクリートブロックでえん堤を建設したところ、そこに水がたまったことで偶然できたのが、この青い池だと言われています。ミルキーブルーの青い水面は、風のない日には鏡のように周囲の景色を写し、まるで絵画のような美しさを見ることができます。
美瑛・白金青い池
- 住所:〒071-0235 北海道上川郡美瑛町白金
- アクセス:JR美瑛駅より車で約20分/道北バスで約20分
- 入場料:無料
- 営業時間:日の出から日没まで見学可能です。11月1日から始まる夜のライトアップ期間中は21時まで見学可能です。
- 定休日:年中無休 ※冬期はライトアップ終了後、雪解けまでを除く
- ウェブサイト:https://www.biei-hokkaido.jp/ja/sightseeing/shirogane-blue-pond/
札幌市円山動物園(新千歳空港)
1951年に北海道で初めての動物園として誕生し、2015年10月にリニューアルオープンした「円山動物園」。札幌の市街地からのアクセスも便利なことから、地元市民はもちろん、旅行者でも気軽に訪れることができる観光スポットとして人気です。円山動物園の魅力は、ユキヒョウやシロクマ、ベンガルトラなど可愛い動物から迫力満点の動物まで至近距離で見られること。園内の展望レストハウスでは、カフェのような空間にゆったりと腰掛けながら、ガラス越しにニホンザルの猿山を眺めることもできます。お土産には、購入すると円山動物園の白クマ(ホッキョクグマ)の繁殖活動へ一部が寄付される白クマラーメンがおすすめです。
札幌市円山動物園
- 住所:〒064-0959 北海道札幌市中央区宮ケ丘3丁目1
- アクセス:地下鉄「円山公園駅」下車、徒歩約15分
- 入場料:大人(高校生以上)600円、小人(中学生以下)無料
※各種割引サービスあり
※中学生は、生徒手帳をご持参ください。
※札幌市内に居住の65歳以上の方、身体障害者手帳などをお持ちの方は無料です - 開園時間:夏期:3月1日~10月31日/9時30分~16時30分、冬期:11月1日~2月末日/9時30分~16時
- 休園日:毎月:第2、第4水曜日(祝日の場合は翌日)、4月:第3週の月曜日~金曜日、11月:第2週の月曜日~金曜日、12月29日~31日
- ウェブサイト:http://www.city.sapporo.jp/zoo/
ばんえい十勝・帯広競馬場(帯広空港)
帯広・十勝周辺の観光スポットとして必ず名前が挙がるのが、世界で唯一のばんえい競馬が見られる「ばんえい十勝(帯広競馬場)」です。その昔農民たちが農耕馬で行った祭りがルーツとなっていて、鉄そりを馬に引かせて全長200メートルのコースを走る姿は圧巻の迫力! レースは一年を通じて土、日、月曜日に開催されていて、初心者には馬券の購入方法から丁寧にレクチャーをしてくれるビギナーコーナーもあります。
敷地内には地元の料理を楽しめるグルメスポットや、動物と触れ合える施設もあって、子どもから大人まで満喫できる場所です。
ばんえい十勝・帯広競馬場
- 住所:〒080-0023 北海道帯広市西13条南9丁目
- アクセス:「帯広駅バスターミナル12番乗り場」より「十勝バス」に乗車し、「競馬場」停留場で下車
- 入場料:開催日(土~月)開門時間以降 100円、非開催日(火~金)無料
- 営業時間:ばんえい競馬開催日(土~月)10:00~17:00、ばんえい競馬非開催日(水~金)11:00~15:00
- 定休日:毎週火曜日
- ウェブサイト:https://banei-keiba.or.jp/
阿寒湖(釧路空港)
日本で唯一、球状のマリモが生息する場所として有名な「阿寒湖」。15万年前の火山噴火によって誕生したカルデラ湖で、北海道では5番目に大きな湖です。湖には「大島」、「小島」、「ヤイタイ島」、「チュウルイ島」という4つの島があり、汽船に乗ってマリモの生息地を見に行くこともできます。阿寒湖周辺には、温泉地や北海道最大のアイヌ集落などもあり、大自然の恵みと伝統文化を楽しめます。
阿寒湖
- 住所:〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
- アクセス:「釧路駅」よりバスで130分
- ウェブサイト:https://ja.kushiro-lakeakan.com/
旭川市旭山動物園(旭川空港)
北海道で最も知名度の高い動物園といえば、旭川市にある「旭山動物園」。入場者数の減少で閉園の危機に直面し、その改革案としてガラス張りの水中トンネルや、ロープと鉄柱で再現した森など、動物たちのイキイキとした姿が楽しめる「行動展示」を導入したところ、国内外から多くの観光客が訪れる超人気スポットへと成長しました。動物たちの食事シーンが見学できる「もぐもぐタイム」と飼育スタッフによる解説「なるほどガイド」は、1日数回開催されているため、事前にスケジュールをチェックしておくのがおすすめです。ほっきょくぐま館、あざらし館、ぺんぎん館など時間をかけて回ってみてはいかが?
旭川市旭山動物園
- 住所:〒078-8205 北海道旭川市東旭川町倉沼
- アクセス:「JR札幌駅」より、特急列車で「旭川駅」まで(約1時間20分)
- 入場料:大人(高校生以上)820円、小人(中学生以下)無料 ※各種割引サービスあり
- 営業時間:
夏期開園:午前9時30分~午後5時15分(入園は午後4時00分まで)
夜の動物園:午前9時30分~午後9時00分(入園は午後8時00分まで)
冬期開園 午前10時30分~午後3時30分(入園は午後3時00分まで)
雪あかりの動物園:午前10時30分~午後8時30分(入園は午後8時00分まで)
※その年によりスケジュールが変更される場合がありますので、下記HPから営業時間をご確認ください。 - 定休日:年末年始(12/29~翌1/1まで)
- ウェブサイト:https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
函館山(函館空港)
北海道を代表する観光名所のひとつ「函館山」。山頂からは日本に関する旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」(改訂第2版)に三つ星として掲載された、「極上の眺望」を楽しむことができます。ロープウェイを使えばわずか3分で頂上まで上がることができ、ガラス張りのゴンドラ内からは元町の教会群など美しい街並みを楽しむこともできます。特に函館山から見る夜景は世界屈指の絶景として有名で、津軽海峡と箱館港に挟まれた扇形のような市街地のシルエットが、幻想的に浮かび上がります。光と闇のコントラストが作り出すロマンチックな世界をお楽しみください!
函館山
- 住所:〒040-0000 北海道函館市函館山
- アクセス:「函館空港」より車またはタクシーで30分
- ロープウェイ利用料金:大人(中学生以上)往復1280円、片道780円、小人 往復640円、片道390円
- ロープウェイ営業時間:通常10分間隔で運転(混雑時は5分間隔)
4/25~10/15:10:00~22:00(上り最終21:50)
10/16~4/24:10:00~21:00(上り最終20:50) - ウェブサイト:https://334.co.jp/
※秋に整備点検のための運休期間あり(10~11月の一部期間)
広大な大地に見どころがたくさん詰まった北海道。とにかく移動に時間がかかることが多いので、旅のプランを立てるときにはどの位置関係をしっかりと確認しておくことも忘れずに!
国内の人気観光地研究部編集者の個人的おすすめ!
ちょっとマニアックに北海道を楽しむなら、僕(ライターKawaKen)のおすすめは「博物館網走監獄」観光です。実際の監獄を見学できますが、収容されている人の蝋人形がかなり重厚感を演出しています(というか、ちょっと怖い・・・)。監獄から脱走しようとしている人の蝋人形もあるなどリアルさを追求しています。
また、博物館網走監獄に行ったら監獄食を食べましょう!なんと、収容者が食べている食事を再現したメニューを体験できるのです。ランチタイムかつ、冬季休業中ですのでご注意ください(※KawaKenも一度、冬季に訪れ失敗している)。
※当記事は2017年12月31日時点のものです。訪問の際は、必ず事前にHPなどでご確認ください
最後に
旅行者にとってはあまりメジャーではない網走付近ですが、タイミングが合えば流氷を見ることが出来ますし、50Kmほど車を走らせれば牡蠣やホタテが有名なサロマ湖もあります。十分に楽しめる旅行スポットなのでは?!と思います。
それでは、素敵な北海道旅行になりますように!
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