たびこふれ

バレンシア1日観光モデルコース

記事投稿日:2013/10/29最終更新日:2017/12/08

Views:

日本人には今ひとつマイナー観光地のバレンシアですが、マドリからはAVEで1時間半、バルセロナからは列車ユーロメッドに乗れば3時間の距離なので、マドリ-バルセロナ間の移動途中に寄って1泊なんていかがでしょう? 朝早い出発なら、1日バレンシアを観光してから次の目的地に向かうことも可能です。

今回はそんな方のために、1日でバレンシアを楽しむルートをご紹介します。

午前中はまず中央市場からスタート。床面積8000平方メートルのヨーロッパでも有数の大きな市場で、バレンシア市民の台所として賑わっています。お肉類、魚介類、野菜、果物、乾物、穀物、スパイス、卵、チーズ、アルコールからカタツムリまで、ありとあらゆる食材が売られています。

基本は量り売りなので、おいしそうな旬の果物を1つだけ買うことも、ボカディージョ(スペイン版バゲットサンド)用のチーズや生ハムを数枚だけ切ってもらうことも可能。お土産には、バレンシアの郷土料理パエージャ(パエリア)の素や小さめの缶に入った地元のエクストラバージンオリーブオイル、日本では高価なカラスミなんていかがですか? なお、日曜日はお休みです。

SP_20131101_01.JPG

SP_20131101_02.JPG<バレンシア産のオレンジを1つだけ買うこともできます>

お次は中央市場の向かいにある世界遺産のラ・ロンハ。15世紀に建てられたゴシック建築の建物で、もともとは絹の商取引所として使われていました。日本の室町時代にこのような立派な商取引所があったことに当時にバレンシアの繁栄ぶりがうかがえます。入り口は裏側にあり、オープンは午前10時。日曜祝日は、入場料無料になります。

SP_20131101_03.JPG

次の目的地に向かう前に、スペイン人を真似て午前中の休憩をとってみましょう。バレンシア名産のオルチャータは、カヤツリグサの地下茎を原料にした冷たくて甘い飲み物。サンタ・カタリナの塔とレイナ広場を結ぶ通りには、創業の1836年以来家族経営で変わらぬ味を守るオルチャータカフェEl Sigloがあります。ぜひお試しを。

休憩後は観光の中心地レイナ広場を通って、大聖堂へ。http://www.catedraldevalencia.es/

嬉しいことに入場料にはオーディオガイドが含まれており、日本語で説明を聞きながら堂内を見学できます。所要時間は約40分。見どころは、キリストが最後の晩餐で使ったとバチカンも認める聖杯と、ゴヤの描いた宗教画2作でしょうか。脚力に自信がある方は、ミゲレテの塔にも登ってみませんか? 約200段のらせん階段をあがると、地上51mの見晴らし台からバレンシアの町が一望できます。なお、大聖堂は、日曜祝日は午後2時からオープン。オーディオガイドの貸し出しがないこともあるのでご注意ください。

SP_20131101_04.JPG<大聖堂の中央祭壇>

大聖堂見学の後は、バレンシアの人たちが敬愛してやまない守護聖母デサンパラードスがまつられている聖堂を覗いてみましょう。 http://www.basilicadesamparados.org/ ここでは頻繁にミサが執り行われているので、邪魔にならないようにしたいものです。大聖堂との間にある細い道には、いつなんどきでも聖母像が拝めるようにと窓が設置されています。それだけ信仰の対象になっている証拠です。ここは、時間がなければお昼ご飯の後にまわしてもいいですね。

SP_20131101_05.JPG

SP_20131101_06.JPG<聖母広場から見たデサンパラードスの聖堂(左)、大聖堂(中)、ミゲレテの塔(右)>

お昼ご飯には、やはりスペイン料理の代表格ともいえるパエージャ(パエリア)を食べたいもの。 なんと言ってもバレンシアの郷土料理ですから! 大聖堂から歩ける範囲でオススメのレストランは、上品な雰囲気のRestaurante de Ana http://www.restaurantedeana.com/ 、もしくはカジュアルな雰囲気で小さな広場にテラス席もあるEl Rall http://www.elrall.es/ です。

SP_20131101_07.JPG<El Rallのバレンシア風パエージャ。鶏肉、ウサギ肉と野菜入り。>

食後は、4時から開く国立陶器博物館へ。http://mnceramica.mcu.es/index.html

地元バレンシアの陶器を中心に、年代を追って変遷していく陶器の歴史を知ることができます。順路の最後にはピカソの作品も。2階(スペインで言う1階)は、この建物のもともとの所有者だったドス・アグアス侯爵家の住まいの後が見学できるコースになっています。当時の華やかな貴族の生活を垣間見ることができるので、一見の価値あり! 毎週月曜日が休館日で、土曜の午後と日曜は入場無料になります。

SP_20131101_08.JPG<元侯爵邸のお屋敷だった建物を使った陶器博物館>

SP_20131101_09.JPG

と、以上が駆け足でバレンシア観光を楽しむルートです。移動はすべて徒歩でOK。1泊する方は、午後のコースを初日に、2日目に午前のコースをまわられるといいですね。

プロフィール画像
この記事を書いた人
海外現地情報編集部
  • Facebook シェア
  • twitter シェア
  • はてなブックマーク  シェア
  • LINE シェア
  • instagram

記事投稿日:2013/10/29最終更新日:2017/12/08

Views:

スペインのアクセスランキング

    © 2017 TabiCoffret Co.,Ltd.