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映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の見どころ

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記事投稿日:2017/12/09
最終更新日:2018/02/09

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こんにちは!たびこふれ編集部のシンジーノです。

映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を観ました。
よかったです、とってもよかった!

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観終わった後、私は「鎌倉に行きた~い」と思いました。
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を観たほとんどの人はとっても懐かしい気持ちになることでしょう。日本人の誰もが思い描くであろう優しさ、温かさ、希望、ほんわかしたユーモアがこの映画には満ち溢れています。鎌倉に行ったことがある人もない人もきっと鎌倉のことを好きになるでしょう。

そして根底に流れるテーマは「大切な人を思う気持ちと覚悟」です。

以下 シンジーノの個人的独断的感想をお話します。(少々ネタバレ部分あります)

私がこの映画の中で「一番好きだなあ」と感じたシーンは、主人公の正和さんが、亜紀子さん(妻)がある事情でいなくなった家の中で、ついこの間まで一緒にいた亜紀子さんとの生活を回想しているシーン です。
家の中はシーンと静まりかえり、淋しさに包まれます。奥さんのことをこれほどまでに好きだったんだと改めて気づく正和さん。何気ない日常がどれほどかけがえのない時間だったかを思い知ります。そして彼は命を賭して大きな決断をします。涙がこぼれる名シーンです。

登場人物の中では、なんといっても亜紀子さん役の高畑充希さんが秀逸でした。子供のようにお茶目で愛くるしく初々しい、でも時に母親のような優しい眼で正和さんを見つめます。山崎監督も仰っていますが、こういう女優さんはなかなかいないでしょう。キャスティング時点でもう勝ちは決まっていました(笑)
そして貧乏神役の田中泯さん、風貌が貧乏神そのものです。もう貧乏神にしか見えません(笑)普段シリアスな役が多い田中さんですが、こういう役でも見事に演じられる素晴らしい役者さんです 。さすがです。貧乏神は後半でとても大きな役割を果たすことになります。
そして死神役の安藤サクラさん。女性の死神ですが、この飄々とした死神がストーリーにキレとテンポの良さを生み出し、とってもいい感じです。普通、死神というとなんとなく男をイメージしますが、山崎監督、さすがです。


後半のクライマックスである「黄泉(よみ)の国」の世界。
この映画の黄泉の国は、おそらく観たほとんどの方の想像を超えているのではないでしょうか?

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中国の武陵源、鳳凰古城がモデルになっているそうですが、映画は「黄泉の国というのはこういう世界ですよ」といっているのではなく、「人によって黄泉の国の見え方が違う」と言っています。黄泉の国とは怖い場所ではなく、現世の垢を落とし、魂を休める場所、そして来世に生まれ変わるまでの休憩場所のようなものだと死神も言います。江ノ電で黄泉の国駅へ着いた時の出迎えのシーンや風景を見てもどこか楽しそうです。誰にも死は訪れます。生きている私たちはやはり死への恐怖がありますよね。
でもこの映画では「死後の世界も意外に怖くないかも」と光が見えます。正和さん、山崎監督のイメージする黄泉の国がスクリーンに広がります。

鎌倉のシンボルのひとつは「江ノ電」でしょう。この映画の中でも江ノ電は重要な役割を果たします。

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映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」は観客の期待や想像を良い意味で裏切ってくれる、というかその数段上を行っていると思います。

ストーリー的にはやや荒唐無稽なお話で、CGも駆使した超ファンタジー映画なのですが、子供向けではなく、大人も楽しめるファンタジー。
観終わった後「あ~面白かった!」だけで終わらせない。う~ん、なんといったらいいのか、映画館からの帰り道、感情をじんわりと噛みしめ、口の中でしばらくはもぐもぐと味わい続けていたい、そう思える素敵な映画でした。

映画のタイトルは「鎌倉ものがたり」という原作の頭に「DESTINY」が加えられています。なぜタイトルに「DESTINY」が付けられたのか?最後に「ああ、そうだったのか」とわかります。

映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」は観る者を優しく懐かしい気持ちにさせ、大切な人を思う気持ちの素晴らしさと力強さを改めて気づかせてくれます。

「観に来てよかった~」きっとあなたもそう思うでしょう。

今から続編が楽しみです。

映画「DESTINY鎌倉ものがたり」の公式サイトはこちら

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最終更新日:2018/02/09

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