ポルトガルでやってはいけないコト

どこの国に限らず、「やってはいけないこと」というのはたくさんあると思います。日本ではごく当たり前のことでも、ポルトガルでは『えっ?』っと不思議がられたりすることもあるでしょう。

それでは、ポルトガル人が敏感に反応する『タブー』を2、3ここに紹介しましょう。

por-20140702-01.jpg(ポルトガル人は物静かな人も多く、プライベートをあまり明かさないのが普通)

まず、これは日本でも共通のことだと思いますが、知人程度の関係の人に対して、年齢、既婚か未婚か、などプライベートなことを直接質問することはやめたほうがよいでしょう。例え親しくなった相手であっても、特に女性に対して年齢を聞くのはやはりタブー中のタブー。親しき仲にも礼儀あり、を心がけてください。

また逆に、女性が男性に対して年齢を尋ねることは、『相手に非常に興味を持っている』ことを意味します。つまり、相手に関心を持っているからこそ年齢を聞くのであり、それはイコール『あなたのことが好きです』と遠まわしながら、告白されているのだと楽観的に(?)とらえる人もいますので、 誤解を招かないためにも、年齢に関する質問はやめたほうが無難でしょう。

主に都市部や観光地に住むポルトガル人のほとんどが流暢な英語を話しますので、意思が通じる機会も多いでしょう。しかし、それに安心して相手のプライベートに関わることは質問しないほうが無難だと思います。

por-20140702-02.jpg(パートナー同伴の人に、用もないのに声をかけたり、じろじろ見たりするのもタブーなので注意!)

マナーの違いが『絶対にやってはいけないコト』に通じる場合もあります。

たとえば、テーブル・マナーなどはそのいい例かもしれません。ポルトガル(を含むヨーロッパ諸国)では、何かを飲むときに音を立てるのはタブーです。スープはもちろんのこと、コーヒーや紅茶も静かに飲むように心がけてください。コーラやカクテルなどに氷が入っていると、ストローで威勢よく(?)音を立てて残りの一滴まで飲み干したくなりますがそこは我慢。しずかにゆっくりとできればストローなしで飲んでください。

por-20140702-03.jpg(音をたてて何かを飲むのも食べるのもマナー違反)

最後は、写真撮影に関する注意です。最近はスマートフォンなどで気軽に写真を撮影することができて便利ではありますが、人物(特に女性や子ども)を被写体として撮影する場合には、必ず許可をもらうようにしてください。大都市であれば、英語も通じますので、「May I take your picture?(あなたの写真を撮ってもいいですか?)」と聞いてください。突然携帯電話やカメラのレンズを向けたりすることはタブー中のタブーです。また、個人商店内はもちろん、スーパーマーケット内での撮影は許可なしにはやめたほうがよいでしょう。『誰もみていないから大丈夫だろう』と、許可なくして撮影していると、カメラやスマートフォン自体をセキュリティによって没収されることもありますので御注意を。

por-20140702-04.jpg(特に、子どもを承諾なしに撮影することは御法度なので、要注意)

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Kウィレムス

2012年からポルトガル南部で、1年の半年を過ごしながら、現地の最新情報を各メディアに発信しています。

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