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ITの聖地、和歌山県白浜町で活躍する企業を訪問しました!
和歌山県の白浜町といえば、まず白砂の白良浜ビーチを思い出しますよね。あとは温泉と、パンダがいるアドベンチャーワールド。白浜町の代表的なイメージはそんな感じではないでしょうか。でも今の白浜町は、色々なIT企業がサテライトオフィスを置く「ITの聖地」でもあるんです。今回はそんな白浜で活躍する企業のオフィスを訪問し、お話を伺いました。
目次
Tree
まずは地域の魅力を映像で発信しているTREE。映像コンテンツ作成以外にも、地域のデザインや人材育成など、様々な事業を手がけられていて、2011年に鎌倉から白浜に拠点を移されました。
居心地のよさそうなオフィスは、白良浜が眼下に広がるオーシャンフロント。こんな場所なら仕事がどんどんはかどりそうです。
TREE社長の水野さんに話を伺いました。「日本人にとって大切な木を社名としました。百年先、千年先に残る仕事に取り組みます」とのこと。満面の笑みで熱く語って下さる、素敵な方でした。
セールスフォース・ドットコム
次はクラウドを使ってお客様との関係を築くサービスを提供する、セールスフォース・ドットコム。白浜オフィスは社員のモチベーションアップと会社の生産性向上のために活用されています。とてもお洒落なオフィスからは、白良浜のビーチがまるごと望めます。
スタッフが楽しく働ける工夫もたくさんあります。例えばアロハフライデー。毎週金曜日は全員アロハシャツで仕事をしています。そんなセールスフォース・ドットコムはForbs誌で「世界で最も革新的な企業」の一社として7年連続選ばれました。
東京から家族で移住された白浜オフィス長の吉野さん。「リゾート感いっぱいの白浜で、楽しく仕事をしています。通勤時間も短く、仕事もはかどるので自由な時間もたくさん作れます。」うらやまし過ぎます。。
NECソリューションイノベータ
そしてNECソリューションイノベータ。ICT(=情報通信技術)を使ってサービスやソフトウェアを提供している会社です。オフィスのインテリアはすべてアクタスで揃えられているとのこと。まるでモデルルームです。
ちょうどサンセットの時間に訪問したのですが、それは見事な夕陽でした。これが仕事場だなんて!
白浜センター長の阪口さん。「観光地というイメージが強い白浜町ですが、ICTを活用した先端的な取り組みを行っています。また、新しい取り組みを是非見に来てください。」優しい雰囲気が、穏やかな白浜によくマッチしていました。
クオリティソフト
企業向けの情報セキュリティソフトウェアを開発、販売しているクオリティソフト。そのオフィスはとてもユニークです。まずは木のロボット(コボット)のウッディくんが受付で出迎えてくれます。
<社員食堂「くおり亭」>
本社を東京から白浜に移したクオリティソフトは、地域密着型のIT企業です。社員食堂では地元で採れた食材を使い、ランチは地元の方々も食べることができます。
できる限り紀州材を使ったデスク。ペーパーレス化の実現、フリーアドレス制なのでPCひとつでどこでも仕事ができます。
例えばこのフリースペース。打ち合わせや休憩で自由に使えます。もちろんPCを持ち込んで仕事をしてもOKです。
クオリティソフトではドローン事業も手掛けています。左のグレーのドローンは時速90キロで飛べるそうです。
人事総務部の阪口さん。「この度は弊社白浜本社へご来社いただき、ありがとうございました。自然豊かな白浜の職場へまたぜひお越しください。ウッディ君もお待ちしております。」
白浜町・井澗町長にも話を伺いました
最後に白浜町の井澗町長にも話を伺いました。
「白浜町はIT関連企業の誘致を行ってきました。IT企業との連携による地元雇用や地域交流が進んでいます。今後も、更なるIT企業の集積を図ります。現在入居いただいている第1ビジネスオフィスは10社で満室ですので、第2のITビジネスオフィスを平草原公園内に建設中です。『世界に誇れる観光リゾート白浜』の実現に向け、これまで以上に取り組んでまいります。『住んでよし、訪れてよし』の町、白浜町にぜひお越しください!」
最後に
白浜町は歴史ある温泉リゾート地でありながら羽田から飛行機で1時間15分とアクセスもよく、さらに町が強力なWi-Fi網を整備して無料開放しています。これらが首都圏のIT企業にとって魅力となり、多くのサテライトオフィスが生まれています。ワクワクしながら仕事する。白浜町はそんな会社がたくさんある、魅力的な町でした。
※この記事の情報は2017年11月当時のものです。2021年7月に一部のリンクを修正しました。
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むろた
- 普段はサラリーマンの聖地、新橋にいます。色々な方と会って話を聞くのが好きです。わくわくするような仕事がしたいです。