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これは知っておきたい!フランス・パリでやってはいけないコト
フランス・パリの治安。世界最高レベルに治安の良い日本に住む私たち日本人にとっては気をつけなければいけない事がいくつかあります。
その中でも「これは知っておきたい!パリでやってはいけないコト!」をひとつ挙げるとすれば「パリのメトロや路上でのスマホやタブレットの使用」です。
パリのメトロの改札。様々な人が行き交う。
日本では「歩きスマホ」の方が問題になっているほど、路上や公共交通機関でスマホを使用するのは普通の事ですよね。ですので、"何で?スマホを外で使わずにどこで使うの??"と思われるかもしれません。しかしこの行為、パリでは少し危険なんです。ナゼかというと、ずばり盗まれる危険性があります。しかもただ盗まれるのではなく、ひったくりや強盗の場合もあるので、旅行にスマホを持って行く場合は上記のような場所での使用は控えた方が安全です。
メトロを待つ時間もスマホを出したい気持ちを抑えて待ちましょう。
特に注意したいのはメトロのドア付近。タイミングとしてはドアが閉まる直前の瞬間です。筆者も実際に現場を見て驚いた事がありますが、まず、犯罪者は車内でターゲットを狙っています。そしてメトロが駅に停車し、ドアが閉まるブサーが鳴った瞬間にターゲットのスマホを奪い盗りメトロから走り去ります。被害者が「あっ!」と思った瞬間にはもうドアが閉まっており、車内にいる人々はそれを目撃していても誰も追いかけられないので、犯人は悠々と逃げてしまうというワケです。
メトロのドアが開き、乗客が乗り降りする時には特に注意!
しかし、もしこの方法でスマホを盗まれても絶対に追いかけてはいけません。追いかけると焦った犯人に暴力をふるわれる危険があります。数年前にはスマホ強盗を追いかけた被害者が階段から突き落とされ死亡するという悼ましい事件もありました。
身の安全を第一に考え、もしひったくられたら警察に届け出ましょう。保険でカバーされる場合もあるようなので、保険にも忘れずに入っておきましょう。
メトロ以外にも、筆者のパリ在住の知人が被害にあった例としては、「バスを待っている間に、通話しているところを強引に奪われた」「カフェのテラスのテーブルに置いていたら盗まれた」「道で、一人に話しかけられている間にもう一人にポケットから抜き取られた」などなど。日本ではスマホを強盗される事は少ないですが、パリでは観光客をはじめ、現地在住の日本人やフランス人も、多くの人がスマホ盗難の被害に遭ってます。
日本からスマホを持って行く場合は「周りに気を配って使用する」「むやみにカバンから出さない」「メトロやカフェのテラス、歩きながらなどはスマホを使わない」など、注意して使用する事をオススメいたします。
時間によってはかなり混み合うメトロ車内。スマホを使用しているツワモノもいますが、慣れない間は使わない方が安全。
とはいえ、パリでもスマホを使っている人は大勢いますので、必要な場合はカフェの室内やバスの座席、ホテルのロビーや美術館の中など、「不特定多数の人間が行き来しない場所」で使いましょう。WiFiが無料で使えるカフェもたくさんありますよ♪
スマホやタブレットの盗難に気をつけて、楽しい時間をお過ごしくださいね!
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