江の島&鎌倉の観光・グルメ人気スポットを徹底取材!1日で巡る散策コースをご紹介します

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【画像提供】(公社)藤沢市観光協会

海風に吹かれて、湘南・江の島~鎌倉で1日散策しませんか? 江の島は千年以上の歴史を持つ江島神社を始め、見どころもグルメも充実した観光エリアです。

ファミリー・女子旅はもちろん、デートにもぴったりのポイントをご紹介します。

目次

江の島|観光】江の島を目指して海の上を歩く「江の島弁天橋」

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【画像提供】(公社)藤沢市観光協会

江の島へは小田急線「片瀬江ノ島」駅、湘南モノレール「湘南江の島」駅、江ノ島電鉄「江ノ島」駅の、3つの駅から歩いて行くことができます。江の島へのアプローチとなるのが、写真の「江の島弁天橋」。橋の上からは正面に江の島全景が見えます。右側の海上には烏帽子岩が、晴れていればその向こうに富士山が望めますが、この橋であまり時間を取り過ぎないように。島内にはまだまだ見どころがいっぱいです。

【江の島|観光】みやげ物屋や食事処が立ち並ぶ、にぎやかな門前通り「弁財天仲見世通り」

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【鳥居画像提供】(公社)藤沢市観光協会

江の島の入口に立つ青銅の鳥居は市の文化財、創建されたのは延亨4年(西暦1747年)です。現在の鳥居は文政4年(西暦1821年)に再建されたもので、潮風の中に約200年も立っています。鳥居をくぐれば江島神社までは、貝殻細工などのみやげ物を売る店や食事処、菓子店が並ぶレトロな門前通りです。

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【江の島|グルメ】活きのいいタコを、まんまジューッとプレスしております。「あさひ本店」の丸焼きたこせんべい

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「弁財天仲見世通り」でいつも行列を作っているのが、丸焼きたこせんべいの「あさひ本店」。鉄板の上に蛸(たこ)を並べて、プレス機でピラピラにしてしまう豪快なおせんべいです。

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このお店は江の島頂上に支店があり、頂上店は本店に比べると空いています。「弁財天仲見世通り」の行列が長い時は、頂上店で買うのがおすすめ!

【江の島あさひ本店】
■住所:神奈川県藤沢市江の島2-3
■営業時間:本店9:00~18:00、頂上店11:00~17:30
■定休日:本店 木曜日、頂上店 無休
■電話:本店 0466-23-1775 頂上店 090-4826-0364

【江の島|観光】日本三弁天のひとつ江島神社

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江島神社は、厳島神社、竹生島神社と並び日本三弁天と称される神社です。朱塗りの門をくぐると目の前にそびえる竜宮城のような門は「瑞心門(ずいしんもん)」。この門から「辺津宮(へつのみや)」、「中津宮(なかつのみや)」、さらに「奥津宮(おくつのみや)」へと神域が続きます。階段上りに自信のある方は、こちらからの参詣にトライしてみましょう。瑞心門の前でひるんだ方は、左側を見ればそこが「江の島エスカー」の入口です。

【江島神社】
■住所:神奈川県藤沢市江の島2-3-8
■電話:0466-22-4020
■HP:http://enoshimajinja.or.jp/

【江の島|観光】江の島観光の強い味方、「江の島エスカー」で楽々頂上へ

「江の島エスカー」は、日本初の屋外エレベーターです。1区から3区まで、高低差46メートルを4分ほどで上がることができます。写真の1区改札口にはパンフレットも置いてあり、江の島の観光案内所になっています。1区間ごとに料金所があるので、徒歩で上り始めて疲れたら途中からエスカーに乗ることができます。

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【江の島エスカー】
■料金(全区間):大人360円、小人180円、
1区のみ(江島神社辺津宮まで)大人200円 小人100円、
2区・3区(辺津宮~中津宮~山頂部)大人180円 小人90円、
3区のみ(中津宮~山頂部)大人100円 小人50円 [中学生以上大人料金]、
■営業時間:8:50~19:05 
■セット券等問合せ先:江ノ島電鉄株式会社 事業部 事業管理課
■電話:0466-25-3525(9:00~12:00/13:00~17:00(土曜・日曜・祝日を除く))

【江の島|観光】中津宮では石灯籠に注目!

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エスカー1区で行く「辺津宮(へつのみや)」では、御祈祷を受けることができます。2区の先、江の島の中腹にある朱塗りの神殿は「中津宮」。

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弁財天は芸能の神様なので、歌舞伎の市村座や中村座が寄進した石灯籠が参道に並びます。

【江の島|観光】江の島のシンボル「江の島シーキャンドル」は相模湾一望の絶景スポット

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江の島山頂にあるのが「江の島サムエル・コッキング苑」、遠くから江の島を見た時灯台のように突き出しているタワーが「江の島シーキャンドル」です。「シーキャンドル」は、「サムエル・コッキング苑」の中に立っています。「サムエル・コッキング苑」は貿易商サムエル・コッキング氏が明治15年に造成した和洋折衷庭園。南洋の珍しい植物が植えられ、四季の草花が眼を楽しませてくれます。

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シーキャンドルはエレベーターで展望フロアまで上ることができます。ガラス張りの展望フロアも素晴らしい眺望ですが、屋上の展望デッキへ出てみるのが絶対おすすめ! 屋外展望台はさえぎるもののない360度大パノラマで、天気が良ければ丹沢の山並みから富士山まで見渡すことができます。

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「シーキャンドル」は外階段で1階まで下りることができます。らせん状にシーキャンドルを下る外階段は眺めが良いので、高所が苦手でなければおすすめ! 江の島全体を目下に見ることができます。

【江の島|観光】冬のきらめく風物詩!「湘南の宝石」江の島イルミネーション

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【画像提供】江ノ島電鉄株式会社

11月下旬から2月中旬まで、江の島はイルミネーションイベントを行います。「湘南の宝石」と称されるイルミネーションはシーキャンドルとサムエル・コッキング苑だけでなく、弁財天仲見世通りから全長1キロメートルにも及ぶライトアップ。江の島全体が光に包まれる幻想的なイルミネーションは、クリスマスやバレンタインにも人気のデートスポットになっています。

【サムエル・コッキング苑/シーキャンドル】
■住所:神奈川県藤沢市江の島2丁目3番地
■入園料:
大人1名 500円(江の島サムエル・コッキング苑入苑料200円 + 江の島シーキャンドル昇塔料300円)、
小人1名 250円(江の島サムエル・コッキング苑入苑料100円 + 江の島シーキャンドル昇塔料150円)
■開園時間:9:00~20:00(入園は19:30まで)
■休園日:年中無休 ※但し、荒天時は顧客の安全確保のために営業中止する場合があります
■問合せ先:0466-23-2444
■HP:https://enoshima-seacandle.com/

【江の島|グルメ】江の島へ来たら食べたい! 湘南名物「しらす丼」

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「サムエル・コッキング苑」を出たら、いよいよ奥津宮へ向かいます。参道の細い通りには食べ物屋さんが並びます。赤い日よけ暖簾が目立つ「しまカフェ江のまる」は、大正期建築を改装したおしゃれなカフェ。

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参道を行く人を眺めながら、まったりとひと休みすることができます。

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これでもかとしらすが乗った湘南名物のしらす丼。丼物にはセットでソフトドリンクが付きます。

【しまカフェ 江のまる】
■住所:神奈川県藤沢市江の島2-3-37
■営業時間:11:00~日没
■定休日:水曜日
■電話:0466-47-6408
■HP:http://www.enomaru.com/

【江の島|グルメ】江の島でいちばん眺めのいいカフェで楽しむ、絶品フレンチトースト!

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スイーツ&カフェランチを食べたい人には、「LONCAFE(ロンカフェ)」がおすすめです。「サムエル・コッキング苑」の中にあるフレンチトーストの専門店。眼下に江の島のヨットハーバーを見下ろす絶景のロケーションです。

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写真は一番人気「濃厚クリームブリュレ」のフレンチトースト。アイスクリームを添えていただきます。

【LONCAFE 湘南江の島本店】
■住所:神奈川県藤沢市江の島2-3-38 江の島サムエル・コッキング苑内(要入苑料200円)
■営業時間:平日 11:00〜20:00(L.O.19:30)、休日 10:00〜20:00(L.O.19:30)
■定休日:不定休(※荒天時は、電話で営業を確認してください)
■電話:0466-28-3636
■HP:http://loncafe.jp/enoshima.html

【江の島|観光】源頼朝が寄進したといわれる石の鳥居も必見!「奥津宮」

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江島神社の由緒は、島の洞窟(現在の岩屋)に神様を祀ったことに始まります。奥津宮は、岩屋に水が入る4月~10月の間、本宮が遷座した御旅所だったと伝えられています。江島神社の御祭神は三人姉妹の女神様で、奥津宮には海の安寧を守る長女の「多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)」が祀られています。

【江の島|観光】夕陽で金に染まる海が美しい「稚児ヶ淵(ちごがふち)」

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【画像提供】(公社)藤沢市観光協会

島の西南端、切り立った崖の下に拡がる磯は、稚児白菊が身を投げたという伝説が伝わる「稚児ヶ淵」です。「稚児ヶ淵」は富士山の向こうへ沈む夕日が有名で、夕刻の景色の美しさから「かながわの景勝50選」に選ばれています。

※2017年10月現在は台風の影響で、稚児ヶ淵・岩屋付近は立入禁止になっています。

海風の中をのんびり走る江ノ電に乗って鎌倉へ

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江の島散策を満喫したら、「江ノ電」こと江ノ島電鉄に乗って鎌倉を目指します。江の島から鎌倉までは23分。湘南の海ぞいを走る江ノ電に乗ると、窓いっぱいに空と海の青が広がる爽快な景色を楽しめます。

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江の島のイルミネーション「湘南の宝石」開催に合わせて、江ノ電も江ノ島、鎌倉高校前、長谷、鎌倉の各駅をイルミネーションで飾ります。

【鎌倉|観光】古都・鎌倉を代表する神社「鶴岡八幡宮」でパワーをもらおう

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まずはここを訪れないと、鎌倉へ行ったと言えません。「鶴岡八幡宮」は鎌倉幕府の宗社で、鎌倉で最も格式の高い神社です。源頼朝公ゆかりの神社の境内には、源頼朝、実朝両公を祀る白旗神社や静御前ゆかりの舞殿などがあり、800年の歴史を今に伝えています。

【鶴岡八幡宮】
■住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
■電話:0467-22-0315
■HP:https://www.hachimangu.or.jp/

【鎌倉|観光】鎌倉スイーツ、ご当地グルメ、鎌倉の魅力いっぱいの「小町通り」

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鎌倉駅から鶴岡八幡宮まで、表参道の「段葛」と並行する道が「小町通り」。土産物店やカフェ、スイーツショップが軒を連ねる、にぎやかな商店街です。古都らしい和小物や陶磁器を扱う店も多く、食べ歩きグルメスポットも充実しています。

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横道にも素敵なお店がいっぱいあるので探索する楽しさもあります。

【鎌倉|観光】猫好きさん要チェック!「猫見亭」でまったり猫まみれの休息

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小町通りの横道にある、古民家を利用した素敵な猫カフェ「猫見亭」。「猫見亭」は普通の猫カフェとは違います。ここにいるのは、いろいろな事情で新しい家族を探している猫ちゃん達。里親さんが見つかるまで、接客ニャンコ業をしているのです。

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猫を飼えない人も楽しんでいって欲しいというお店なので、小町通り散策に疲れたら「猫見亭」での~んびり。くつろいだ時間を過ごせます。

【猫見亭】
■住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下1-6-29
■営業時間:11:00~18:00
■定休日:水曜日 
■HP:http://nekomitei0218.sblo.jp/
■インスタグラムアカウント:https://www.instagram.com/nekomitei/

【鎌倉|グルメ】目の前で麦こがしをフリフリしてくれる麦田もちが美味しい!「鎌倉五郎本店」

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小町通りのお土産には、鎌倉五郎本店の「麦田もち」がおすすめです。控え目な甘さの餡をつつんだお餅に、注文ごとにお店の人が「麦こがし(はったい粉)」をフリフリとたっぷりかけてくれます。

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大麦から作られる「麦こがし」は、ほんのり甘くて素朴な味。お餅は白餅が晒しあん、草餅に粒あんが入っています。

【鎌倉五郎本店】
■住所:神奈川県鎌倉市小町2-9-2
■営業時間:10:00~19:00
■定休日:年中無休
■電話:0120-07-1156
■HP:http://www.kamakuragoro.co.jp/

最後に

湘南と言うと夏のイメージですが、江の島・鎌倉は1年中楽しめる観光スポットです。あなたも江の島・鎌倉を散策してみませんか?

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