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大自然を満喫!国内旅行で訪れたい日本の美しい離島10選
島国・日本には、6,852(海上保安庁発表)もの島があります。その中で、北海道、本州、四国、九州、沖縄本島の5島を除く6,847の島を離島と呼びます。離島にはあまり知られていない美しい景色も多数。そんな離島の魅力を地域別に紹介します。
東京にある美しい離島
実は東京都にも離島がたくさん! 都内からフェリーで日帰り旅行ができるほど好アクセスの式根島や、絶景の宝庫・小笠原諸島などなど......。たまには都会の喧騒から離れ、ダイナミックな自然の中でリフレッシュしてみては?
式根島
東京から南に約160km、新島の南西に位置する伊豆諸島の島の一つです。外周はおよそ12kmと、歩いて周ることも可能な小さな島。島はたくさんの緑に囲まれ、リアス式の海岸には多種多様の魚介類が生息しており、ダイビングなどのマリンアクティビティも人気です。
また、温泉も有名! 無料の露天風呂が3カ所もあり、水着を持って行けば24時間好きなときに入ることができます。大自然の中でのんびり浸かる温泉は最高です。
■住所: 〒100-0511 東京都新島村式根島918
■アクセス:東京から竹芝桟橋より高速船に乗って約3時間、大型船では約10時間で到着
■気候:
・春(3~5月)気温は10℃~18℃くらい。
・夏(6~8月)気温は21℃~25℃くらい。
・秋(9~11月)気温は14℃~23℃くらい。
・冬(12~2月)気温は7℃~9℃くらい。
・台風:7~10月。特に9月。
南島
東京のはるか1,000km南、大小30余りの島々が散在する小笠原諸島の1つ、南島。「沈水カルスト地形」という石灰岩特有の特殊な地形は国の天然記念物に指定されていて、中でも名所の扇池の美しさは有名です。美しい自然を守るため1日あたりの入島人数や上陸時間が決められている上、天候によっては上陸できない場合もあるなど、観光するにはなかなか難易度の高い島ではありますが、一度は訪れてみたい絶景スポットです。
■住所: 南島、東京都小笠原村(船から直接上陸のため記載無)
■アクセス:東京都自然ガイドが同行するツアーに参加して船で鮫池から上陸。または扇池よりシーカヤック、または泳いで上陸
■気候:
・春(3~5月)20℃~23℃
・夏(6~8月)25℃~28℃
・秋(9~11月)25℃~28℃
・冬(12~2月)18℃~20℃
・台風:7~10月。特に9月。
北海道にある美しい離島
札幌や函館、小樽といった都会から、富良野のラベンダー畑、知床の大雪山、摩周湖など雄大な自然も楽しめる日本有数の観光地・北海道。その周りには北方領土を含めると500を超える離島が存在しています。中でも、南西端にある奥尻島は、美しい空と海が広がる夢の浮島です。
奥尻島
高さ19.5mもあるドーナツ型をした鍋釣岩は奥尻島のシンボル。他にもホヤ岩、モッ立岩、カブト岩などがあります。また、水深25mの透明度を誇る美しい海も奥尻の魅力。海水浴をはじめ、釣り、ウィンドサーフィン、水上スキー、シーカヤックなどマリンスポーツにも最適です。
もちろん、海の幸も豊富! ウニ、アワビ、イカ、タコなど海産物は絶品です。さらに、奥尻ならではの「あわび狩り体験」も人気。海の上で獲れたての新鮮あわびを頬張る贅沢は言葉にできません。
■住所: 〒043-1401 北海道奥尻郡奥尻町奥尻309
■アクセス:函館空港から飛行機。江差港または、せたな港からフェリーも出航
■気候:
・春(3~5月)0℃~9℃
・夏(6~8月)14℃~20℃
・秋(9~11月)17℃~21℃
・冬(12~2月)-3℃~0℃
・台風:7~10月。特に8月。
沖縄にある美しい離島
穏やかでゆったりとした時間が流れる沖縄。本島周辺の離島もまた、見どころたっぷりなので一度は訪れてみたいもの。本島とは一味違う沖縄の離島の魅力をピックアップしてお伝えします。
宮古島
沖縄本島(那覇市)の南西方およそ300kmに位置する宮古島。東洋一美しいともいわれる与那覇前浜ビーチは、全長7kmにも及ぶ長く白い砂浜と水平線まで続く青いグラデーションが美しい人気の観光スポットです。また、宮古島の最東端にある東平安名崎は、日本100景にも選ばれる絶景ポイント。
■住所: 〒906-0000 沖縄県宮古島市平良下里108-11
■アクセス:羽田から飛行機(直行便)で約3時間。那覇からは飛行機で約50分
■気候:
・春(3~5月)20℃~28℃
・夏(6~8月)30℃~32℃
・秋(9~11月 25℃~27℃
・冬(12~2月)20℃~22℃
・台風:7~10月。特に8月。
石垣島
石垣市は日本列島の最西南端に位置する、11の有人島からなる八重山諸島の拠点都市。526mと県内最高峰の於茂登岳を中心とした、雄大な山々とエメラルドグリーンに輝く景勝地・川平湾(かびらわん)は国指定名勝に指定されています。
■住所: 〒907-0013 沖縄県石垣市浜崎町3丁目4
■アクセス:羽田から飛行機(直行便)で約3時間。那覇からは飛行機で約1時間
■気候:
・春(3~5月)20℃~25℃
・夏(6~8月)28℃~30℃
・秋(9~11月)22℃~28℃
・冬(12~2月)18℃~20℃
・台風:7~10月。
波照間島
日本最南端の有人島で、星空に一番近い島とも呼ばれている波照間島。島の南端の高那崎の崖には最南端の碑の他に波照間の碑・平和祈願の碑という、3つの碑が並んでいます。また、星空観測タワーもあり、日本で南十字星が一番よく見られる観測タワーとして人気を集めています。
■住所: 〒907-1751 沖縄県八重山郡竹富町波照間6523
■アクセス:石垣島から高速船で約60~70分
■気候:
・春(3~5月)20℃~25℃
・夏(6~8月)28℃~30℃
・秋(9~11月)22℃~28℃
・冬(12~2月)18℃~20℃
・台風:7~9月
鹿児島にある美しい離島
温帯から亜熱帯にわたる南北600kmの広大な鹿児島県域には26の島が点在しています。温暖で豊かな自然環境や個性的な伝統文化など、個性あふれる島々がたくさん!
屋久島
九州最高峰、標高1,936mの宮之浦岳をはじめ、標高1,000mを超える高峰が連座する屋久島は、別名「洋上アルプス」と呼ばれています。樹齢数千年に及ぶ屋久杉など貴重な自然が生きていて、1993年には世界遺産条約に基づき世界自然遺産に登録。多くの人々が屋久杉にパワーをもらうため、島を訪れています。
■住所: 〒891-4205 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦
■アクセス:飛行機で鹿児島空港から屋久島まで約35分。高速船では約2~3時間(経由先による)
■気候:
・春(3~5月)14℃~20℃
・夏(6~8月)23℃~28℃
・秋(9~11月)25℃~18℃
・冬(12~2月)10℃~13℃
・台風:7~9月。特に9月
奄美大島
面積 712.38平方kmと、日本の離島の中で佐渡島に次いで2番目の大きさを誇る奄美大島。「東洋のガラパゴス」の異名を持ち、マングローブ原生林をはじめ、国の特別天然記念物のアマミノクロウサギ、県鳥のルリカケスなど、貴重な動植物の宝庫です。そんな奄美大島の中でおすすめしたい絶景ポイントはやはりビーチ。特に奄美大島トップクラスの美しさを誇る土盛海岸、海の透明度が非常に高い大浜海浜公園は、外せない観光スポットです。
■住所: 〒894-0035 鹿児島県奄美市名瀬塩浜町17
■アクセス:羽田空港から奄美空港まで飛行機で約2時間10分。鹿児島港からフェリーで約11時間
■気候:
・春(3~5月)17℃~22℃
・夏(6~8月)26℃~30℃
・秋(9~11月)20℃~27℃
・冬(12~2月)15℃~17℃
・台風:7~9月
徳之島
島内に13カ所の闘牛場がある「闘牛の島」としても知られている徳之島。闘牛場では、本場所(正月、5月、9月)のほかにも盛んに試合が行われており、若い世代からお年寄りまで多くの方に楽しまれています。また、「犬の門蓋」と呼ばれる、天城町の中心地の東シナ海に面した海岸線一帯も観光名所の一つ。隆起珊瑚礁が長年にわたり浸食されてできたメガネ岩など、奇怪な形状の岩石が複数あります。
■住所: 〒891-7101 鹿児島県大島郡徳之島町亀津
■アクセス:鹿児島空港から飛行機で1時間5分。奄美空港からは飛行機で30分。
■気候:
・春(3~5月)17℃~22℃
・夏(6~8月)26℃~28℃
・秋(9~11月)21℃~27℃
・冬(12~2月)14℃~17℃
・台風:7~9月
与論島
鹿児島最南端に位置するサンゴ礁に囲まれた美しい島。大金久海岸の沖合約1.5kmに位置する百合ヶ浜海岸は、純白の砂浜としてとても人気があります。百合ヶ浜海岸は干潮の時間帯にのみ姿を現しますので、いつでも見られるわけではないレアなスポット。この砂浜では、年齢の数だけ星砂を拾えば幸せになれるという言い伝えもあるので、足を運んだ際にはぜひ挑戦してみてください。
■住所: 〒891-9303 鹿児島県大島郡与論町立長
■アクセス:鹿児島空港から~与論空港へ飛行機で約1時間20分。那覇空港から与論までも飛行機が運航しており、所要時間は約40分
■気候:
・春(3~5月)18℃~23℃
・夏(6~8月)26℃~29℃
・秋(9~11月)22℃~28℃
・冬(12~2月)15℃~18℃
・台風:7~9月
以上、北は北海道から南は沖縄まで、10の離島を厳選してお届けしました。大自然の力を感じられる離島を訪れて、その奥深い魅力をたっぷりと堪能してみていはいかがですか?
国内の人気観光地研究部編集者の個人的おすすめ!
僕(ライターGoto)の個人的おすすめは奄美大島! まず海がもう本当に美しい! 沖縄はどこもそうかもしれないけど、嘘なんじゃないかって思うくらいのエメラルドグリーン! でした。泳いだりシーカヤックに乗ったりしたんですけど、ただ単に浮かんでるときが一番気持ちよかったですね。きれいな海に浮かぶのってこんなに気持ちいいんだ......って。日ごろ心に溜まったあれこれがキレイに流れ落ちて浄化されましたね。
あと、森が多い。とにかく多い。森には見たことのない鳥(オオトラツグミなど)とか見たことのない色した見たことのない虫とか(10㎝くらいのサソリみたいな虫)とかいて怖かったけど目に映るものすべてが新鮮でやっぱり旅は自分がまったく知らない世界に出会える素敵なレクリエーションだなとあらためて思いましたね。
森では友だちの子供たち(女の子2人、小学生2年生と幼稚園年少さん)に道を案内してもらったから、あの謎のモフモフした動物と女の子2人組が出てくるアニメ映画のなかにいるようで......、ずっと頭の中であの映画のテーマ曲が鳴っていましたね。心あらわれた......。都会の子よりすごく純朴な感じがしたな。自然に囲まれて過ごすって大切なことかもしれないと思ったり。
そんな感じで基本的に海と森を行ったり来たりして1週間くらい遊んでいたので4kgやせました! 奄美大島に住んでいる友だちたちは、都内にいる頃は割とだらしない身体をしていたのに、みんな痩せマッチョ+こんがり焼けていて、なんか男として負けた気に。彼らは自然と身体を使う生活をしているからみんな心も身体も健康的な感じで、話していてとても癒されましたね。人も海も森もなにもかも最高な奄美大島。おすすめです。また行きたい・・・。
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