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この絶景はどこ?ニュージーランド?北欧?いえいえ群馬県の「野反湖」です。
どうですか?
この絵画のような絶景。
生活の匂いがほとんどしない、まさに別天地!
この湖は「野反湖(のぞりこ)」といい、住所は群馬県吾妻郡中之条町に属しますが、 群馬県、長野県、新潟県の県境に位置しています。
湖面標高が1,513mあり、周りを2,000m級の山々に囲まれていることから「天空の湖」とも呼ばれています。 もともとは湿原で小さな池が点在し、野反池と言われていたそうです。 戦後、水力発電の為にダム化し、今の形になったそうです。 水は新潟県側、日本海に流れています。 湖の周りは歩いて1周することもでき、「遊歩百選」に選ばれています。 湖畔に下りることもでき、キャンプや釣りを楽しむこともできます。(水質保全の為、泳ぐことは禁止されています)
冒頭の写真は富士見峠からの景色です。
野反湖の一番の魅力は・・・
このように魅力的な野反湖ですが、一番の魅力はなんといっても春から秋にかけて咲き誇る花々の美しさでしょう。 レンゲツツジ、ノゾリキスゲ、コマクサ、シラネアオイ、エゾリンドウなど約300種類の植物が四季を通じて彩り、旅人が訪れる度に違う表情を見せてくれます。
この湖が大好きでたまらない私の友人が、「この場所にはもう何度も来ているけど、何度訪れても飽きることがないんだよ」という言葉に納得です。
ノゾリキスゲ(撮影:池田宗浩氏) 例年7月中旬が見ごろです。
(撮影:池田宗浩氏) こちらも秋の紅葉。富士見峠からの眺めです。額に入れて家に飾りたい(笑)
私が訪れた日は2017年11月13日で残念ながら紅葉は既に終わっていて、鮮やかな花の色を見ることはできませんでしたが、澄みきった青空とのコントラストは美しかった~。
人影まばらで、富士見峠に停まっている車も1台だけで、とっても静か。聞こえるのは風の音だけ。 私が湖と時間を独占しているかのような贅沢な空間を味わうことが出来ました。
(冬期は積雪の為、道路は閉鎖されます。この景色も春まで雪に包まれます)
何度訪れても飽きることのない、天空の別天地、野反湖。
友人曰く「あまり多くの人が訪れたら困るんだけどなあ~(笑)」
まだこの世界を味わったことのない人!おススメです。
【記事追記2018年7月】
再び野反湖に訪れました。ノゾリキスゲが見ごろの時、自分の目で見たいと思ったからです。湖に着いた時は霧に包まれて辺りは真っ白でしたが、湖畔沿いを歩いていく内にだんだん晴れてきました。ノゾリキスゲ、濃い黄色がとってもきれいでしたよ。お花畑の楽天地。標高も約1500mなので夏でも涼しいです。ぜひ!
【記事追記2019年9月】
9月末、野反湖に再々訪問しました。紅葉前でしたが、人が少なく聞こえてくるのは風の音ばかり。外国のような白樺林の中を歩き、自然に包まれた心洗われる時間を過ごしました。
野反湖の帰り道。六合(くに)村のそば屋「野のや」に立ち寄りました。
ここのそばは絶品です。
写真はまい天もり 950円。黒舞茸と白舞茸。店主が自家栽培している舞茸天は私が生まれてこれまで食べた舞茸天の中で一等賞です。食感、ジューシーな新鮮さ。どれをとっても一級品です。
もちろんそばも秀逸。透明感がありやや細め。洗練された品のよいのどごしの良い二八そばです。
別注の野菜天盛り800円。さつま芋、茄子、幅広インゲン(特産)、オクラ、ピーマン、かぼちゃ。どれも野菜の味が濃く新鮮で張りがあります。衣が薄いので軽く食べられます。
私たちは11時半に入って余裕で座れましたが、時間帯によっては行列だそうです。お早めに!
【六合 野のや】
- 営業時間:11:00~15:00(売り切れ次第終了)
- 休業日:4~12月 木曜日。冬季不定休
- 電話:0279-95-5478
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シンジーノ
- 3人娘の父で、最近は山歩きにハマっているシンジーノです。私は「お客さまが”笑顔”で買いに来られる商品」を扱う仕事がしたいと思い、旅行会社に入って二十数年。今はその経験を元にできるだけ多くの人に旅の魅力を伝えたいと“たびこふれ”の編集局にいます。旅はカタチには残りませんが、生涯忘れられない宝物を心の中に残してくれます。このブログを通じて、人生を豊かに彩るパワーを秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。