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エッフェル塔も見える!パリの美術館「ポンピドゥー・センター」の穴場テラスへ

記事投稿日:2017/10/21最終更新日:2017/10/21

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Bonjour!

パリジャンはアートが大好き!「芸術の都」と呼ばれる通り、パリには有名な芸術作品を収蔵する美術館がたくさんあります。そんなパリの美術館の中でも特に地元パリジャンに人気なのが「ポンピドゥー・センター(Centre Pompidou)」ではないかと思います。

パリジャンの間では「ソントル ボブール(Centre Beaubourg)」の愛称で呼ばれる事もあるこの施設は、美術館と図書館はもちろんのこと、映画館やホールまでも併設しており多面的に近代アートを体感できる人気のスポットとなっています。今回は美術館としてだけではない、地元パリジャンの目線からポンピドゥー・センターの内部施設や穴場スポットご紹介します!

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(エントランスホールでもアート作品がお出迎え)

今年でちょうど40才!1977年にオープンしたポンピドゥー・センター

マレ地区にほど近い、パリ4区のボブール地区にポンピドゥー・センターがオープンしたのは今からちょうど40年前の1977年。とはいえパリ中心地への近代美術館の建設計画は60年代前半頃から進行していました。戦後、衰退傾向にあったパリの芸術をどのように復興させるか等、様々な面から議論されていましたが、1970年、当時の大統領ジョルジュ ポンピドゥーによって大規模な近代美術館と公共図書館を併せ持つ施設がボブール地区に建設される事が決定されました。

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(1977-2017とデザインされた40周年を記念するロゴ)

建物自体がすでに近代芸術!鉄骨むきだしの斬新な外観は、当時はやはり賛否両論

その後、1971年のデザインコンペではイギリスの建築家リチャード ロジャースとイタリアの建築家レンゾ ピアノのコンビが作成したデザインが勝利。このデザインの大きな特徴は階段や柱、電気や水道の配管が建物の外に配置されている事です。そのようにして内部スペースに余裕を作り出し、様々な展覧会に対応できる機能的な構造になっているのです。この機能美を追求したリチャード ロジャースらしいスタイルの建物は、現在では建築自体が芸術作品として高く評価されています。

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(40年前のデザインとは思えない、前衛的なポンピドゥー センターの外観)

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(最上階の展示室への入口。このシンプルな内部デザインが様々な展示形態を可能にしているそう)

とはいえ当時は批判の声も多かったそう。確かに今見ても40年前の物とは思えない斬新さですので、当時の人々はかなり驚いたに違いありません。むき出しのパイプが建設中の鉄骨の足場に見えた人もいたらしく、既に完成しているにもかかわらず「いつになったら完成するのか!?」との問い合わせもあったとか...。いつの時代も芸術とはなかなか理解されにくいものです。

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(最上階から見えるパイプ。工場のように見えるデザインが面白い)

まずは入場してチケット購入。ミュージアムパスがあれば入場もスムーズに

いつも世界最大級の近代美術の回顧展や展覧会が行われているポンピドゥー・センターですが、今回は展覧会ではなく内部施設にスポットをあてて見て行ってみましょう。通常はジョルジュ ポンピドゥー広場(Place Georges Pompidou)のある西側にある正面入口から入場します。最寄り駅の11番線ランビュトー駅(Rambuteau)から行くとちょうど建物の裏側に回り込む形になります。まずは入場の為のセキュリティチェックの長蛇の列に並ばなければならないのですが、パリ ミュージアム バスを持っていると向かって左側の優先入場口(Accès prioritaire)から入場する事ができます。持っている方はお忘れなく!

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(赤いロープが張り巡らされているのが正面入口)

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(ミュージアムパスを持っていればこちらの優先入口(Accès prioritaire)から入場可能)

入場して一階エントランスホールの向かって左手奥がチケット売り場(Billetterie)。こちらでチケットを購入します。こちらにも列が出来る事も多いのでインターネットからチケットやパスを購入しておくとスムーズです。既にチケットやパスを持っていれば直接展示室に向かってOKです。その他にも一階にはインフォメーションセンターをはじめ、荷物を預かってくれるクローク、左右にはそれぞれミュージアムショップがあります。

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(チケット売り場に列が出来る事もあるので、チケットはできればインターネットで事前に購入しておきたい)

エントランスホール中心にある階段は、地下にある展示室や現代音楽やダンスなどの行われるホールにアクセスします。左右のエレベーターからは展示室とカフェ、図書館のある2階へと登る事ができます。常設展や大きな回顧展の行われる階上の展示室へは入場して左手に見える南側のエスカレーターで登ります。

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(入場して左手の南側エスカレーター)

階上のテラスとカフェレストランはパリが一望できる穴場スポット!

さて、この南側エスカレーターから登っていく階上自体がポンピドゥー・センターの穴場スポットです!2階や地下のギャラリーを訪れる人も、時間があれば階上まで上がってみてくださいね。広場を見下ろすエスカレーターからの眺めは何回来てもワクワクします。パリ市内は建物の高さに規制があるので、5階程度の高さからでもパリを一望する事ができるのです。

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(広場からも見えていたチューブ状のエスカレーターを登って階上へ)

20171011_165542.jpg(階上から見える様に描かれたジョルジュ ポンピドゥー広場のアート作品)

最上階からもエッフェル塔やモンマルトルのサクレクール寺院を眺めることができるのですが、イチ押しは最上階よりも一階下がった5階のテラスです。こちらでは視界を遮るガラスがなく、風通しの良いテラスから直接パリの街を一望する事ができます。写真もキレイに撮れるのでとってもオススメの絶景スポットです。

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(5階のテラス。写真左手奥にはモンマルトルのサクレクール寺院が見える)

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(ゆっくり座りたい場合は最上階のレストランへ。眺めの良いテラス席がオススメ)

ポンピドゥー センター(Centre Pompidou)

Place Georges-Pompidou, 75004 Paris
http://mediation.centrepompidou.fr/infos/ja/index.htm

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記事投稿日:2017/10/21最終更新日:2017/10/21

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