カンボジアはアンコールワットだけじゃない!2017年登録の最新の世界遺産「サンボー・プレイ・クック遺跡」をご案内!

カンボジアの世界遺産はいくつある??

正解は・・・3つ!

1つ目、みなさんもよくご存じのアンコールワットを有する「アンコール遺跡群」

2つ目、天空の寺院と呼ばれる「プレアヴィヘア寺院」

そして、3つ目が今年2017年7月に登録の『サンボー・プレイ・クック遺跡』になります!

今回は世界遺産に登録されたてほやほやのサンボープレイクック遺跡へ行ってきました!

サンボー・プレイ・クックってどんな遺跡?

カンボジアの中心に位置するコンポントム州に残る7世紀に建てられた遺跡。

アンコールワットが12世紀に建てられたと言われていますので、それよりはるか昔に建てられた遺跡です。

そのせいか、アンコールワットをはじめとするアンコール王朝の遺跡に比べるとまだまだ洗練されていない素朴な雰囲気。

遺跡は大きく4つのグループに分かれ、全部で291基の遺構が確認されていますが、現存して実際に見学が可能なものは41基になっています。

ものすごく広大な敷地にたくさんの遺構が点在していて、木々が生い茂る中、歩いての観光は結構大変です!

通常ツアーではそのうちの3つのグループの見所をピックアップしてご案内します!

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ジェイポアングループ

37基の遺構のうち、7基を見学することができます。

見所は、遺構が木に飲み込まれている入口の門。

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珍しい石の将棋台。

その昔、タイの王様とカンボジアの王様が、タイの王様は領土をかけて、カンボジアの王様は自分の娘をかけて勝負したという伝説が残っています。

カンボジアの王様が負けてしまったのですが、娘はタイの王様に嫁ぐのを嫌がって、この遺跡に隠れたそう。

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城壁には、ラーマヤナ物語を表した彫刻が残されています。

粗削りな彫刻ですが、7世紀に創られたと考えるとすごいですね!

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タオグループ

タオとはライオンの意味。

41基の遺構が確認されていますが、実存して見学できるのはわずか1基のみ。

見所は、中心塔の入口に置かれているタオ(ライオン)の彫像!

1993年までプノンペン国立博物館で保管されていましたが、今は遺跡に戻され、もともとあった場所で、本物を見ることができます。

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巻き毛のたてがみが特徴!アンコール時代のものより力強く感じられます!

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サンボーグループ

51基の遺構のうち、10基を見学することができます。

見所は祠堂(しどう)の形。ここは八角形の祠堂が多く残されています。

壁にはきれいな彫刻が施されています。

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他にもこんな遺構も!

どこかの映画の世界に紛れ込んだようですね~

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カンボジア最新の世界遺産サンボー・プレイ・クック、いかがでしたでしょうか??

カンボジアは近年道がどんどん良くなっていて、昔は行けなかったところや何時間もかかっていたところに、行けるようになってきました。

サンボー・プレイ・クックは、首都プノンペンとアンコール遺跡群があるシェムリアップのちょうど中間地点にあります。

シェムリアップからも日帰りで観光できるようになりましたので、是非アンコールワットと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか??

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