ピカピカに蘇った「陽明門」

世界遺産、日光東照宮で40年振りの改修でピカピカに蘇った「陽明門」。今年3月に改修を終え、今注目の観光地に行ってきました。色鮮やかに蘇った美しい陽明門を一目見ようと、平日にも関わらず全国より多くの観光客で賑わっておりました。陽明門は建物全体がおびただしい極彩色の彫刻で覆われ一日中みていても飽きないことから「日暮御門」と称されています。金箔に覆われ黄金に輝く陽明門、これから紅葉の時期を迎え最高の季節を迎えます。

社殿にはいろんな動物が・・・

日光東照宮にはいろんな動物を描いた木彫像があります。その一つが「見ざる言わざる聞かざる」で有名な三猿。 これは幼少時に悪事を見ない、聞かない、言わないほうが言いという教えと言われており、全部で8枚の猿の浮彫は人間の人生そのものと言われています。他にも有名なものとしては眠猫。伝説的彫刻職人、左甚五郎作として知られ「猫が眠るほど長閑」と平和の象徴として描かれています。

多くの観光客で賑わう日光東照宮

江戸幕府初代将軍、徳川家康を祀る「日光東照宮」。1999年ユネスコの世界文化遺産に登録され多くの人が訪れる日本有数の観光地です。

壮大な杉の木がはさむ参道は荘厳な雰囲気で、日本の数ある東照宮の総本山としての威厳を感じる社殿です。境内には徳川家ゆかりの建物、宝物が多数あり見る人を圧倒します。

今回訪れた9月上旬で気温は25℃前後と、標高が比較的高いところにあり意外と暑さを感じずに観光する事が出来ました。縁結びの神様でもあり良縁を求める若い人も多数お見かけしました。

日光観光の拠点、関東の奥座敷 鬼怒川温泉

日光の観光と言えば、日光東照宮より約40㎞の距離にある「鬼怒川温泉」の宿泊が定番です。

陽明門の改修により日光の観光客が増加したことで、鬼怒川温泉の宿泊客も増え、平日にも関わらず満室のホテルもありました。

今回はとあるホテルのお食事を見学。名物のゆばを使った郷土料理や栃木のブランド椎茸「天恵菇（てんけいこ）」を使った夕食に舌鼓を打つのも旅の醍醐味の一つです。

温泉は無色透明のアルカリ温泉をお楽しみ頂けます。

最後に・・・

今回は日光の社寺と鬼怒川温泉を少しだけ、紹介させていただきました。これから秋の行楽シーズン、近くには紅葉の名所「いろは坂」や日本三大名瀑の一つ「華厳の滝」等多くの観光地があります。

是非皆様もご自身の目でピカピカの「陽明門」を見に旅に出かけてみませんか？