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印象派の世界を堪能しに、ノルマンディー&パリへ!
印象派の世界を堪能!
印象派ゆかりの地を巡る旅へ行って来ました。ノルマンディー地方にある印象派の巨匠であるモネ、ルノワール、ゴッホゆかりの街をご紹介させていただきます!
★モネ
モネといえば、ジヴェルニーは欠かせません。43年間過ごしたこの地にはモネの家、そして「睡蓮」の連作を描いた庭園があります。
8人家族で住んでいた家だけあって、なかなか豪邸です。家の中にはモネがコレクションしていた浮世絵が多々飾られています。モネの浮世絵コレクションは200枚にも上っているらしいです!
庭園は様々な花が咲き誇り、睡蓮の池はまさにイメージ通り。あの有名な睡蓮の絵の原型がここに・・・と思うと、感動もひとしおです。
続いては、ル・アーブル。少年時代を過ごし、後に印象派の名前の始まりともなった作品「印象・日の出」はここで描かれました。戦争により街は変貌しましたが、モネが描いたとされる場所にはパネルがあります。
次は、多くの印象派の画家が滞在したオンフルール。モネは友人を連れて約2週間、この地に滞在しました。ここの街はほぼ当時のままの姿で、旧港はかわいらしい雰囲気を残しています。
こちらも多くの画家に描かれた街、エトルタ。象が水を飲んでいるように見えるアヴァルの断崖が印象的です。天気がイマイチだったのが残念!
モネゆかりの地、最後はルーアンをご紹介します。フランスで一番高い塔を持つルーアン大聖堂に魅せられたモネは、この大聖堂の向かいの部屋を借り、時間によって表情を変える姿を30枚以上の連作に描いています。
★ルノワール
パリ近郊の街、シャトゥー。
ルノワールは舟遊びで人気だったこの地を気に入り、週末に通っていました。そして常連だったのが「レストラン・フルネーズ」。ここの常連たちを描いた『舟遊びの昼食』です。何と、この絵画の舞台となったレストランで昼食をいただきました。
テラス席に行くと、名画のモデル気分が味わえるかも!?
★ゴッホ
パリ近郊のゴッホゆかりの地と言えば、オーヴェル・シュル・オワーズ。彼は最期の70日間をこの地で過ごしました。街の至る所に彼が描いた風景があり、その絵画がパネルと共に紹介されています。
オーヴェルの教会
カラスのいる麦畑
ゴッホのお墓もこの地にあります。弟のテオと並んで建っているお墓にはツタの葉が茂り、1つのお墓のようになっています。ちょうどお墓参りに来ている観光客がいました。やっぱり手向けるお花はヒマワリなんですね。
★パリの美術館巡り
3日間、画家たちゆかりの地を巡り、パリではその巨匠たちの絵画を実際に鑑賞しました。
●モネ・マルモッタン美術館
モネの『印象・日の出』がありましたが、写真撮影禁止でした・・・。是非実物を見に行って下さいね。
●オランジュリー美術館
睡蓮の大作がどどーん!と壁一面に展示されていて、圧巻です。
●オルセー美術館
この美術館は、もともと駅舎だったので大きな壁時計があります。
印象派ギャラリーはとても充実していて、見ごたえがあります。
ルノワール『ムーラン・ド・ギャレットの舞踏場』
『田舎のダンス』&『都会のダンス』
モネ『エトルタの荒波』
『ルーアン大聖堂』
ゴッホ『芸術家の肖像』
など、有名な絵がたくさんあり、テンションが上がります!昨日パネルで見た絵、『オーヴェル教会』の実物にも出会えました!
★最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございました。印象派の巨匠たちの過ごした街を巡るのは、美術好きの方にはきっと楽しんでいただけます!是非次の旅行はフランスをご検討ください♪
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