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木彫りの繊細さに心打たれる!行ってきました富山県
ひみぼうずくんにご挨拶
富山県西部に位置する氷見(ひみ)市は、日本まんが界の巨匠、藤子不二雄Ⓐさんの出身地。
私が遭遇したのがこの方、ひみぼうずくん。2000年藤子不二雄Aさんが考案した、氷見市のマスコットキャラクターです。足元のプレートには「氷見の海からやってきた愉快な海坊主のこども。いつも釣り竿を持ちブリをかかえている。彼の頭をなでると幸せがやってくる。」と書いてあります。というわけで...
撫でてみました。
すぐに幸せが!
するとすぐに幸せが舞い込んできました!ひみ番屋街にて見つけたのは、ばい貝、サザエ、かき、いか...「きっときと(富山県の方言で、新鮮な、という意味)」な富山湾の海の幸の数々!
季節によってはズワイガニやブリも並ぶそうです。またホタルイカの干物や、富山県民熱愛グルメと話題の「昆布締め」などの加工品もたくさんありました。
おすすめ!細工かまぼこ
富山名産の昆布巻きかまぼこの他、鯛や鶴の形に細工が施されたかまぼこは、見た目も可愛らしく、お土産にもぴったりです。
写真の鯛は、手のひらサイズ。伝統的な一品だけに、富山の人たちは手先が器用なのでしょうか...?(後半に続く)
木彫りのまち 井波へ
続いて砺波平野の南端、井波(いなみ)にあります「瑞泉寺」に向かいました。
まちの中心を貫く八日町通りは「日本一の木彫りのまち」というだけあって、左右に彫刻工房が軒を連ね、バス標識や表札も木彫りで出来ており、古い町並みに心落ち着く一方、しばしばその繊細さにハッとさせられます。
いざ!瑞泉寺へ
まずは荘厳な雰囲気のただよう山門に到着。こちらをくぐって目の前が本堂なのですが、本堂を撮影しようとしても、大変立派なのでなかなか写真に収められません。
のぼってみました。
そんな時にはぜひ、山門にのぼってみてください。このように全景を写すことができます。
龍が近い!
それだけではございません。国の重要文化財に指定されている総けやきの重層入母屋造りを内側から体験できますし、釈迦三尊の木造も見ることが出来ます。
そして何といっても、下から見るだけでは分からなかった、龍の木彫りの繊細さに驚くことでしょう。
太子堂の重曹伽藍
本堂の隣にある太子堂もまた、井波彫刻の傑作の集結とも言えるのではないでしょうか。
もうここまで来たら、先ほど感じた「手先が器用なのかな」という疑惑は確信へと変わりますし、器用さだけで成し得たのではない、芸術的なセンスやひたむきな姿勢...様々な側面が見えてきます。
まだまだ魅力がたくさん!
いかがでしたか?「繊細さ」をキーワードに紹介しましたが、他の切り口で捉えたらまた違った魅力が見つかります。ぜひ行ってご自身の感覚で確かめていただきたいです!
最後に、瑞泉寺の中にあった消火器の写真を一枚。ここまで木彫りで表現するとは!まいりました!
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トレイシー
- 丸いものに目がない、よく歩く食いしんぼう。最近はパンダのシャンシャンに夢中。