アルジーイーターが新聞に!

先月、あめ職人さんのやよいさんのお店CANDY ANGKORへ行った際に、キャンディの梱包用新聞紙バックを何気なく見ていたら、魚が新聞記事に載っていました!こういう時でも魚には反応しちゃうんですよね(笑)

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記事になっていたのは日本のアクアリストさんならよくご存じの掃除屋さんのアルジーイーターです!新聞記事はすでに商品バックとして折り込まれていたので全部を見ることはできませんでしたが、なんでもこの魚は少なくなっており、10月頃(秋)によく見られるとのことでした!

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実際、僕もこの魚とはメコンへ行くとよく出会う魚なのですが、意外と多い魚なのかなーと思っています(笑)

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下の写真がその魚でカンボジアにはGyrinocheilus属は2種記録されており、G.aymonieriとG.pennockiがいます。今回の記事になっている魚はGyrinocheilus pennockiの方でした。確かに雨季でメコンの水位が上がる6月~11月頃は採りにくいと思うので市場にも出回りにくいんですよね。なので、乾季の終盤の2-4月頃が一番採りやすいのではないでしょうか。

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下の写真は一昨年にメコンへ潜水した際に激流で撮影したGyrinocheilus pennockiです。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、写真中央の岩にくっついている黒っぽい魚がそれです!この魚は口が特徴で他の魚にはないくらいの力で岩にくっつくことができますので激流でも自由に動くことができます。

カンボジアでも魚がネタに記事としてあがるのは内容にもよりますが、自然環境のひとつとして注目されている事として捉えれば魚屋としては嬉しい限りです。

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佐藤智之

カンボジア淡水魚の分布調査をはじめて15年目になります。その中で体験した出来事を綴ってみたいと思います。最近の熱帯魚の本などでは紹介されない普通の魚たちを見直していただけると幸いです。

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