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世界遺産の塔が建ち並ぶ中世の町サン・ジミニャーノで、美しい町並みと美食を堪能しよう!

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最終更新日:2017/08/18

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中世時代の塔が残る独特の町並みから"中世のマンハッタン"とも言われる「サン・ジミニャーノ」は、丘の上に建てられた美しく小さな町。フィレンツェやシエナからアクセスが良く、日帰りの小旅行にも最適です。町は清潔で治安も良く、名産のワインやハム・チーズ等の食も充実しています。

食べて美味しい!見て楽しい!そんな見どころたっぷりのサン・ジミニャーノを、オススメのお店やアクセスとともにご紹介します。

サン・ジミニャーノ(San Gimignano)という町について

写真: la luce
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トスカーナ州に位置する小さな町サン・ジミニャーノは、標高約324m の丘の上にあります。丘の上に建つ町からは、青い空と緑の丘が広がる美しいパノラマが広がっています。

中世時代に栄えたサン・ジミニャーノでは、貴族や商人たちの富と権力の象徴として、競って高い塔が建てられました。

写真: la luce
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全盛期には72本もあったと言われる塔は、現在14本が残っており町のあちこちからその姿を眺めることができます。

町をぐるりと城壁が囲み、多くの塔が残されたその独特の美しい町並みは、その城壁も含めて1990年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

一歩町へ足を踏み入れると、中世の町に迷い込んだような悠々とした時間が流れています。

町を散策してみよう!

サン・ジミニャーノは、小さな町なので半日~1日あれば観光できます。お土産屋やレストランなどが並ぶメイン通りや、壮大な風景が広がる城壁など見逃せないスポットを押さえて、効率よく、楽しく散策してみてくださいね。

町への入り口、サン・ジョバンニ門(Porta San Giobvanni)

写真: la luce
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町全体が城壁で囲まれているため、町の中へ入るにはこの「サン・ジョバンニ門」をくぐります。高くがっしりとした門構えからは、かつての繁栄がうかがわれます。

サン ジョバンニ通り(Via San Giovanni)

写真: la luce
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門をくぐると、真っ直ぐに伸びているのがサン ジョバンニ通り。町のメイン通りになっており、レストランやバール・ワイナリーなどが軒を連ねています。

写真: la luce
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サン ジョバンニ通りには、トスカーナ伝統菓子のビスケット「カントゥッチ」や名産の白ワインなど、お土産にもぴったりの品々が並ぶ、かわいらしいお店がたくさん。

城壁から美しいパノラマを堪能

写真: la luce
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サン ジョバンニ通りからいくつも伸びている細い横道を通り抜けると、城壁に沿って続く町の外側の道に出ることができます。丘の上に位置しているだけあって、城壁からの眺めは最高。パニーノを買って食べている人や、ベンチでのんびりお喋りする人、道端で音楽を演奏する人など、みんな思い思いに楽しんでいます。

フィレンツェやシエナなどの都会とはまた違った、トスカーナののんびりとした時の流れを感じることができます。

美食の宝庫!特産品を満喫しよう

丘陵地のサン・ジミニャーノは、ハム・チーズ・白ワインが名産。そしてなんと、イタリアのジェラート世界大会で世界一に輝いたジェラテリアもあります。

散策でお腹が空いたら、名産のハムがたっぷりと挟まったパニーノと、世界一のジェラートでエネルギー補給してみてはいかがでしょうか。

トスカーナを代表する辛口の白ワイン

写真: la luce
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「ヴェルナッチャ(Vernaccia)」というブドウ品種から造られる白ワイン。ふくよかなフルーツの果実感が楽しめます。町中のバール(喫茶店)やエノテカ(ワインバー)でも飲める所が多いので、ぜひ試してみてくださいね。

フィレンツェなど都市部より手ごろな金額で購入できるのも、地元産のワインならでは。

特産イノシシ肉のハム入りパニーノ

写真: la luce
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サン ジョバンニ通りにあるパニーノ屋さん「ラ ブーカ ディ モンタウト(La Buca Di Montauto)」。入り口に置いてあるイノシシの剥製が目印です。

店内にはイノシシ肉のハムを中心に、チーズやワイン、お土産にぴったりなかわいいパスタやペーストなども売っています。

写真: la luce
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こちらのお店では、パニーノをオーダーすると、好きな種類のハムを選び目の前で好きな分量だけ切ってくれます。特に、イノシシ肉のハムを挟んだパニーノがおすすめ!さらに、日本語のメニューもあるので安心して注文できます。

店内奥の小さなスペースではテーブルとイスがあり、店内で食べることも可能。ワインも一杯からオーダーできるので、生ハムと一緒に食べればサン・ジミニャーノの名産品を一度に満喫できますよ♪

各国からお客様が訪れる、「世界一のジェラート」を堪能!

引用:Gelateria del Dondoli 公式Facebookページより

ジェラートの世界大会で、2007年・2009年に優勝した「ジェラテリア・デル・ドンドーニ(Gelateria del Dondoli)」。世界一のジェラートを求めて、各国から観光客が訪れる有名店です。店内には20種類以上のジェラートが並んでいますが、一押しのジェラートは公式ホームページでも紹介されている下記の4つ。どの味にしようか迷ってしまったときは、参考にしてみてくださいね!

◆Crema di Santa Fina(クレーマ・ディ・サンタ・フィーナ)
マダガスカル産バニラビーンズ入りオレンジ風味のクリームに、ピサ(松の実)がトッピングされています。ほんのりと黄色のクリームにはサン・ジミニャーノ産のサフラン(※)が使われています。

◆Champelmo(シャンペルモ)
2006年にガンベロロッソ(イタリアのグルメ専門出版社)で最優秀賞受賞を獲ったシャーベット。特産の白ブドウ「ヴェルナッチャ」で作られたシャンパンと、ピンクグレープフルーツから作られています。

◆Dolceamaro(ドルチェアマーロ)
ハーブが入ったバニラクリームのジェラート。エスプレッソコーヒーのソースとオレンジチョコの2種のソースがかかっています。

◆Sorbetto di Vernaccia(ソルベット・ディ・ヴェルナッチャ)
特産の白ブドウ「ヴェルナッチャ」から作られた白ワインのジェラート。1992年に、オーナーのセルジョ氏が作った定番商品です。

参考:Gelateria del Dondoli公式サイト(イタリア語、外部サイトに移動します)


※編集部註......着色料に使われるサフランは中世時代に珍重され、胡椒のように「金に等しい価値を持つもの」として、高額で取引されていました。冒頭でご紹介している塔は、サフランやワインの取引によって得た富を建設資金としていたようです。

美食と美しい風景に酔いしれる旅へ

サン・ジミニャーノには列車が通っていないため、バスか車でのアクセスになります。

バスの場合は、フィレンツェから1310番のシエナ行き(約50分)に乗り、ポッジポンシ(Poggibonsi)で133番バスに乗り換え(約20分)。シエナからは直通バス(130番)が運行しています。

アクセスはあまり良くありませんが、バスを乗り継いででも行く価値ありの素敵な町並みが待っています。中世の町並みを眺めながら、美味しいワインやジェラートを満喫してみてください。トスカーナ地方の新たな魅力が発見できるかもしれません!


執筆・写真:Italyii ライター la luce

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