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みんなと同じじゃ物足りない! 個性がまぶしい厳選フィレンツェ土産たち
中世のルネサンス期を経て、今に歴史を伝える古都フィレンツェ。そこには、歴史と伝統を受け継ぐ職人技が集結しており、石畳の路地裏を歩くとまるでタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。
フィレンツェで出会うお土産はどれも個性的で、その一つひとつに丁寧な職人たちの手仕事が感じられるものばかり。今回は、そんなフィレンツェ土産の中でも選りすぐりの品々をご紹介しましょう!
手仕事の粋を極めた、とっておきのジュエリー
街自体がアンティークのようなフィレンツェ旧市街。アルノ川にかかるポンテ・ヴェッキオから少し通りを入った辺りをそぞろ歩いていると、少し謎めいた魅惑的な門構えのショップを見つけます。「一体何の店?」と思って中を覗くと、そこには色とりどりのアクセサリーが......!
こちらは創業30年超の、カラフルなビジューを使ってすべてハンドメイドで作られたアクセサリーのショップ「タロス・ビジュー(Tharros Bijoux)」です。オーナーこだわりのアンティーク調のデザインは、まるでフィレンツェの古い街を連想させるかのよう。
小さな店内にはレトロなシャンデリアが下がり、所狭しと精巧な作品が並べられた様子はさながら美術館のようです。女性なら誰もが欲しくなること間違いなしの魅力的なアクセサリーを、フィレンツェの想い出として身につけてみてはいかがでしょうか。
持ってて楽しくなる! こだわりのフィレンツェ文具
海外で筆者が必ず購入するのが文房具。
なぜなら、文房具は国や街によってさまざまな特徴があり、各国の品を見比べるのがとっても面白いからです。職人技が息づくフィレンツェの街は、名物のマーブル紙を使った伝統的なものからデザイン性の高いモダンなものまで、見ているだけでも楽しい文具がたくさんあります。
撮影:Italyii ライター 藤井麻未
そんなフィレンツェにある文具店「ファブリアーノ(Fabriano)」はマルケ州の発祥ですが、なんと13世紀からの歴史を持つ紙製品の老舗。ヨーロッパを中心に店舗を展開していますが、ここフィレンツェのブティックにはデザイン性が高くポップで可愛らしく、しかも機能的な文具が大集結しています。
特に筆者のおススメは、持ち歩いて楽しい旅にピッタリのトラベル色鉛筆♪ くるくると巻けばコンパクトにまとまり、バッグに忍ばせても邪魔になりません。
旅先の風景をサラッと絵に描いてみるのも楽しいかもしれませんね。
「ウフィツィ美術館」に行ったら必ず買いたいものは"絵本"
フィレンツェを訪れる観光客が、必ずと言って良いほど訪れるのが「ウフィツィ美術館」。メディチ家の素晴らしいコレクションは必見です。
そして、美術館と言えばミュージアムショップを見るのが好き、という方も多いでしょう。ウフィツィ美術館にもミュージアムショップがあり、いつも観光客で賑わっています。
そんなショップの中で筆者が一押しするのが、ウフィツィ美術館の日本語解説版絵本です。
撮影:Italyii ライター 藤井麻未
ここで売っているガイドブックは大人向けのガイドブックではなく、子供も読めるような絵本というところがポイント。小難しいガイドブックの解説は意外と分かりにくいものですし、事前知識も必要です。
ところが、子供向けの絵本だと侮ることなかれ。絵画にまつわる面白いエピソードや、ややこしい歴史をとっても分かりやすく解説してくれていて、非常に勉強になります。
サラッと読めて豆知識も身に付き、絵本なので飾っておいても可愛らしく、美術館を訪れた記念のお土産にピッタリです♪
撮影:Italyii ライター 藤井麻未
今回紹介したのは、フィレンツェという街にピッタリな、個性が光るこだわりの商品ばかりです。お気に入りのお土産が手に入ると、旅もより楽しくなるもの。
フィレンツェを訪れた際は、ぜひショッピングも堪能してみてください!
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Italyii(イタリィ)編集部
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