たびこふれ

1924年創業。文豪や文化人が愛した気取らないトラットリア「バグッタ」

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記事投稿日:2016/04/13
最終更新日:2017/11/20

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イタリアの文学史に重要な役割を果たす、老舗トラットリア「Bagutta(バグッタ)」。

90年以上にわたってミラノの人々に愛されるお店を、ライターがレポート!

ミラノで愛される老舗トラットリア「バグッタ」の魅力

今回は、2016年で創業92年を迎えた、ミラノのトラットリア「バグッタ」の内部へ行ってみました。数多くの歴史上有名な人物がこのトラットリアのドアをくぐって、美味しいものを食べたのです。

アルマーニ、カッシーナといった、ファッションやデザイン界では最先端を愛する人々もこの老舗トラットリアの食事を愛しているということで、イタリア人のDNAに流れる何かを刺激する場所なのだろうと予想ができます。

老舗レストランの貫禄が店内に満載

店内は古いメニューのイラストや文豪たちから寄せられたイラスト、文章が所狭しと並んでいます。

なぜ、こんなに文豪たちとの縁が深いのでしょうか。

撮影:Italyii ライター

撮影:Italyii ライター

イタリア最古の文学賞「バグッタ賞」がここで設立!

現在、イタリアでは毎年1,000以上の様々な賞が授与されますが、それらは全て文学賞の「バグッタ賞」よりも後から設立されたものだそうです。その歴史を簡単にご紹介しましょう。

まず、このトラットリアを開店したのはトスカーナ地方出身のアルベルト・ペポリ氏。開店後数ヶ月のある日、作家のリカルド・パッケッリが食事に立寄り、大変バグッタを気に入った彼はその後友人たちを大勢連れて常連となりました。

その常連客のほとんどは芸術家で、その中には既に有名なジャーナリストでもあり作家でもあったオリオ・ヴェルガーニがいました。彼はここの店で食事を味わいながら、友人数人を交えて、毎年その年のもっとも優れた本に賞を授与することにし、賞金を与えよう、と決めたのだそうです。

このように、文化を守っていく姿勢、文化活動を奨励していく姿勢はイタリアらしいですね。

そんな話し合いが行われた場所だということを考えてテーブルに座っていると、まるでタイムスリップしたかのような感覚になります。今にも背後の席で、文化的な議論が行われだすのではないか......と思ってしまいそうな雰囲気を、是非味わってみてください。

撮影:Italyii ライター

撮影:Italyii ライター

ワゴンで運ばれてくるデザートもオススメ!

スゴいのはお店の雰囲気や内装、歴史だけではありません。料理の味もお墨付き。ミラノ名物の「ミラノ風カツレツ」のサクサクな衣は日本で味わうのとはひと味違います。レモンをたっぷりと搾って爽やかに頂きましょう。

定番のカプレーゼもいいですし、その他にも季節に応じてオススメの前菜などもあるので、カメリエーレさんに気軽に聞いてみましょう。

お腹に余裕がなくても是非オーダーして頂きたいのがワゴンで運ばれてくるデザート。どれも自家製でとても優しい味なので全部試したくなってしまいそうですが、ティラミスは特にお店の人が自信を持ってオススメしてくれる一品ですよ。

撮影:Italyii ライター

撮影:Italyii ライター

基本情報

名前:トラットリア バグッタ(Torattoria Bagutta)

住所:14 20121 Milano Zona Centro (P.zza S.Babila)

公式サイト:http://www.bagutta.it

公式Facebookページ:https://www.facebook.com/TrattoriaBagutta

※最新情報は公式サイトをご確認ください。

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Italyii(イタリィ)編集部
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記事投稿日:2016/04/13
最終更新日:2017/11/20

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