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圧倒的な大自然を体感!オーストラリア最大のカカドゥ国立公園の魅力
"世界複合遺産"に登録されたオーストラリア最大の国立公園
ノーザンテリトリー州の北部に位置するカカドゥ国立公園は、世界でも数少ない複合遺産に登録されている、オーストラリアで一番最初に登録された世界遺産。その大きさも約2万㎢と広大で、圧倒的な大自然で私たちを驚かせてくれます。どこまでも広がる湿地帯や赤土の大地など変化に富んだ自然景観とオーストラリア先住民アボリジニの文化が色濃く残る様は他の州と比べものにならないほど。
そんなカカドゥ国立公園の魅力をお伝えします。
カカドゥ国立公園への行き方
ノーザンテリトリー州の州都ダーウィン中心部より東に250kmの場所にあり、国立公園の入り口までは2時間ほど。観光バスやレンタカーで行くことができます。現地の旅行会社からも様々なツアーが出ていますが、日帰りか1泊2日のツアーが一般的です。時間に余裕があればゆっくりと1泊して楽しみたいところです。
カカドゥ観光の拠点となるダーウィンのミンディルビーチではサンセットが綺麗に見られます。乾季の木曜と日曜にはミンディルビーチ・サンセットマーケットで賑わいます。
道路の脇を見てみると無数のアリ塚が!数cmの小さいものから3mもある大きいものまで・・・。
見どころ1:鳥の楽園イエローウォータークルーズ
イエローウォーターはカカドゥ国立公園のほぼ中央部に広がる熱帯雨林の大湿原で、カカドゥ国立公園観光のハイライトといっても過言ではありません。1,600種類もの植物や200種類以上の鳥類の住む、動植物の楽園です。もちろん、悠遊と泳いでいるクロコダイルの観察も楽しみのひとつです。
クルーズの時間帯は様々ですが、静寂に包まれた空間の中をクルーズするサンライズクルーズがおすすめです。
サンライズに合わせてホテルを出発し、船に乗り込みます。
静寂な中、太陽がゆっくりと昇ってきます。
出ました!クロコダイル!ゆ~っくり、ゆ~っくり、川を泳いでいます。
広大な湿地帯に蓮の花が映えます。6月ならではの景色です。
珍しい鳥類がたくさん!知識豊富なガイドがすぐに見つけて教えてくれます。
見どころ2:ダイナミックな自然美を空から堪能!カカドゥ遊覧飛行
カカドゥ国立公園はオーストラリア最大の国立公園ですが、陸地ではなかなかその大きさが分かりづらいもの・・・。大きさを体感するなら遊覧飛行が絶対おすすめです。所要30~60分、もっと長いコースもありますが、30分コースで十分に満足できます。
「とにかく、とにかく、大きすぎるよ、オーストラリア!」と思わず言ってしまいたくなる光景が広がっています。
いよいよ遊覧飛行のはじまりです。
うれしい全席窓側です。
圧倒的な大自然!この絶景は上空からしか味わえません!
どこまでも続く広大な湿地帯。ここにしかない素晴らしい景色に感動!ただ感動!
見どころ3:360°のパノラマとサンセットが楽しめるウビア
もともとカカドゥ国立公園の名前の由来は、地元のアボリジニ「ガガジュ族」に因んでおり、土地のほとんどはアボリジニ所有のもの。その祖先たちが残した2万年もの前の貴重な壁画(ロックアート)は必見です。ひとつひとつのロックアートにはストーリーがあり、解釈は諸説ありますが、その意味を"伝える"こと自体をしていない為、アボリジニではない私たちはその意味は知りえないといいます。ロックアートを見ながら思い思いに耽るだけであっという間に時間が過ぎてしまいます。さらに、ここではロックアートだけでなく、360°見渡せる絶景の展望ポイントでサンセットを見ることができます。
A Lesson In Good Behaviour
The Rainbow Serpent
ウビアに来たら是非立ち寄りたいのがサンセット。大自然が広がる風景の中、日が沈んでいく様子は1日の締めくくりにぴったりです。
【まとめ】
いかがでしたか?
カカドゥ国立公園は、圧倒的な大自然はもちろんのこと、先住民アボリジニの歴史が今もなお色濃く残り、ここでしか体験できない世界複合遺産ならではの感動体験が待っています。ぜひお出かけください。
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