ポルトガル旅行の際に気になることといえば、治安。周囲を気にしながら行動していれば、ポルトガルでは身に迫る危険はあまりないでしょう。しかし、観光客を狙うスリや置き引き、勧誘など、特にリスボン、ポルトなど観光地では注意が必要です。 ヨーロッパ諸国ではテロが多発しており、ポルトガルも心配...という人もいるかもしれません。こればかりは予測が出来ないため、一般情報を収集するしかないのが現状といえます。

このように雰囲気がいい場所でも、身の回りには気をつけて！

最近のスリの手口をご紹介しましょう。まず、英語で話しかけてくるのが一般的で、複数で学生のような感じで道を尋ねてきたりします。こちらが親切に道順を教えたりしていると、その合間に中のひとりがパスポートや財布を盗んでいってしまうケースで、このやり方がもっとも多いように思います。

リラックスする前に、手荷物にちょっと注意を払うことも必要。

また、タクシーやトラム（路面電車）に乗る場合も注意が必要です。料金を支払うことに気を取られている間に財布ごと取られてしまうというパターンが多いので注意してください。普段は観光客で賑わっている場所は当然ですが、「ここなら大丈夫！」と思っているような場所であっても（賑わっているレストランやカフェの近くなど）では、客足が途絶えるころなどの時間帯によっては、ひとり歩きをしないほうがいい場所もあります。

安全そうなレストランでも、午前0時以降まで長居しないほうが無難。

スーパーで買い物をするときも、品物に気を取られている間にお財布をスラれた！というケースも多々あるようです。以下、余談ですが大手スーパーで買い物をしたあとに注意してほしいことがあります。出口付近でチャリティ目的としてお金を要求されることがあります。これは、正規のチャリティであれば問題ないのですが、観光客目当てにチャリティを装ってお金だけ取られてしまうこともありますので注意が必要です。しかし、正規のチャリティなのか、お金目的だけなのかの見分けは非常に難しいので、お金を要求されてもそのまま無視をしたほうが無難かもしれません。

素朴な地元スーパーで買い物をする場合も周囲に気を配ること！

以上のことに気を付けて素敵な思い出の残るポルトガルの旅にしてくださいね。