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イニエスタのワイナリー「ボデガ・イニエスタ」体験レポート!ファン必見のイニエスタ博物館も楽しめます!
目次
- Jリーグ入りが決まって話題のイニエスタ!
- 故郷に作ったワイナリー「ボデガ・イニエスタ」
- 幅広いラインナップを誇るワイン。実は日本が最大の輸出先
- ワイナリーではガイドツアーも実施しています
- ワイナリーには宿泊施設も併設
- 運が良ければイニエスタに会えるかも!?
Jリーグ入りが決まって話題のイニエスタ!
イニエスタといえば、スペインのサッカーリーグ「リーガ・エスパニョーラ」の世界的な名門チーム「FCバルセロナ」に所属する、有名な実力派サッカー選手として日本でもお馴染みですね。そして、ロシアで行われるワールドカップ開幕前の2018年5月、日本のヴィッセル神戸への加入が決まって大大ニュースとなりました!!そのイニエスタがワイナリーを持っていることはご存知ですか?
故郷に作ったワイナリー「ボデガ・イニエスタ」
2010年に産声をあげた「ボデガ・イニエスタ(Bodega Iniesta)」(ボデガはスペイン語でワイナリーの意味)は、イニエスタの故郷であるアルバセテ県のフエンテアルビージャという人口2,000人に満たない小さな町の外れに位置します。
お金持ちの道楽でワイナリーを始めたのだと思っていたのですが、実は祖父の代からぶどう農家だったそうで、自分たちのワイナリーがほしいという家族の願いを叶えたことになります。
<2階のレストランから見下ろすぶどう畑>
現在は120ヘクタールのブドウ畑を所有し、地元の固有品種であるマカベオやボバル、グラシアーノなどのほか、国際品種のシャルドネ、プチ・ヴェルド、ソーヴィニヨン・ブランなどが栽培されているとのこと。まだ新しいこともあり、最新の技術を導入してワインの生産が行われています。
幅広いラインナップを誇るワイン。実は日本が最大の輸出先
<全商品が揃うワイナリー内の直営ショップ>
ワインにはいくつかのシリーズがあり、白、ロゼ、赤、スプマンテ、デザートワインなどすべてを合わせるとなんと25種もある幅広いラインナップ。ワイン以外にチーズとオリーブオイルまであります。日本にも入っているので、見かけたことがある方もいるのでは? 日本は最大の輸出先だそうです。
ワイナリーではガイドツアーも実施しています
<ツアーの最後にテイスティングしたワイン>
先日、このワイナリーのガイドツアーに参加しました。屋内施設を見学し、最後に3種類のワインのテイスティングがあり8ユーロ(=約1,040円/2018年7月現在)で、所要時間は約1時間。試飲の際には、自社ブランドのチーズがつまみに出てきました。
<お宝がいっぱいのレストラン兼イニエスタ博物館>
ツアーのコースには、2階にあるイニエスタ博物館になっているレストランも含まれています。トロフィーやサッカーボール、ユニフォーム等が飾ってあるので、イニエスタファンにはたまらないですね。ほかには、ランチ付きのツアーや醸造家がじっくり案内してくれるツアーもあります。
ワイナリーには宿泊施設も併設
また、ワイナリーは宿泊施設も併設しています。ブドウ畑に囲まれた小さな戸建てで、1ベッドルームで2人用のタイプが1戸、2ベッドルームで定員5人のタイプが2戸。3戸ともに暖炉がついているそうです。広々としたダイニングキッチンとサロンもあり、インテリアもとても素敵! 宿泊料金には、ワイナリーのガイドツアーが含まれているとのこと。宿泊施設の写真はこちらから見ることができます。
運が良ければイニエスタに会えるかも!?
<イニエスタが友人達とワインを飲むサロン>
生まれ故郷のフエンテアルビージャの町には両親の家があり、イニエスタも休暇の際には帰省するのだとか。その際はもちろんワイナリーにも顔を出すそうです。サッカー選手の友人達と、ワイナリーのサロンでワインを飲みかわすこともあるとのこと。運が良ければバッタリ・・・!なんていう可能性もあるかもしれませんね。
基本情報
■施設名:ボデガ・イニエスタ(Bodega Iniesta)
■HP:http://bodegainiesta.es/ (スぺイン語、英語、中国語)
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田川敬子(Keiko Tagawa)
- 1996年スペインにひとめぼれ。以後何度も渡西し、2002年春に夢がかなってスペインで日系企業に就職。その後現地企業を経て、現在はオリーブオイルソムリエ/テイスターやライターとして活動中。