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ダナンのミーケービーチが近年熱い!
2014年にダナンと成田空港間が直行便で結ばれて以来、年々日本人観光客は増加の一途を辿り、2016年のゴールデンウィークには某旅行会社においてはハノイの観光客数を初めて上回り、ホーチミンに次いで2位の観光エリアにもなりました。
そのダナンは市街地にビーチが広がるのどかなベトナムらしさを残した町。タイやフィリピンのビーチリゾートのような都会さもないので、のんびりとした滞在余暇を過ごすことができます。
綺麗に舗装された道路に、歩行者が安心して歩ける幅広い遊歩道。ヤシの木が並び、夜は現地のカップルのデートスポットにもなります。いずれもホーチミンやハノイでは見られない光景。
近年はリゾート開発が進んでいて、ミーケービーチ沿いには4つ星から5つ星のラグジュアリーホテルがいくつも建つようになりました。しかし、ごみごみとした雑多な雰囲気はまるでなく、人通りもそれほど多くはありませんので、静かな時間に浸ることもできるでしょう。
ミーケービーチを見てみると、実際泳いでいるのはベトナム人くらいで、欧米人含む外国人観光客は、みんなパラソルの下のデッキチェアで寝そべっています。読書をしたり、ビールを飲んだり、子供と砂浜で穴を掘ったりと、気楽な1日を過ごすことに努めている様子です。
ミーケービーチ沿いに格式高いホテルが並ぶ一方、昔ながらの海鮮食堂も現役で活躍しています。ホテルのシーフードはすべて割高になるので、節約したい方やベトナムのローカルな雰囲気を味わいたい方は、ここを試してみるのがいいでしょう。ビーチ沿いに十数軒並んでいるので、すぐに見つかるはずです。
たらいに生きた魚介を指さしで注文して、テーブル席につきます。サラダやライスといったアラカルトが欲しい方は、メニューを持ってきてもらいましょう。
英語が通じるかは微妙なところなので、もし調理方法を聞かれたらお任せでいいでしょう。その店が思う一番おいしい方法で調理してくれるので、ベトナムスタイルで食べることができます。
ダナン市街地には、もう一つ「ノンヌォックビーチ」があります。五行山のすぐ近くに広がるのですが、こちらはほとんど開拓されていないため、人影はなく、プライベートビーチ感覚で海水浴を楽しむことができます。ただ、リゾート感はありませんので、最初はミーケービーチに行ってみることをおすすめします。
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古川悠紀
- ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!