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伝統なバリの村「パンリプラン」 で田舎暮らしに触れる
最近、母と叔母(どちらも70代)がバリに遊びにきて2週間ほど滞在しました。
シルバー世代が楽しめるスポットってどこだろう~?と考えながらあちこち案内したんですが、本人たちから一番評判が良かったのが"パンリプラン村"だったので紹介します。バリ島の昔ながらの村を見学したいならここがおすすめ!
<どこにある?>
パンリプラン(Penglipuran)はバリ東部バンリ県の中心から2kmほど離れた丘にあります。ウブドからは45分、南部リゾートからは車で1.5時間ほど。
ここはバンリの北にあるキンタマーニ高原から移り住んできた人々が作った村で、1993年にインドネシア政府観光局によって観光村として認定されました。村全体が観光客に解放され見学できるようになっています。
<どういう風に見学する?>
入口で入場料Rp.25,000(250円)を払い、番号札をもらって村内へ。村人の案内やパンフレットなどは無いので、バリ人ガイドさんと行くのがおすすめです。
中は石畳の道がまっすぐに延び、その左右に民家やワルン(雑貨店)が整然と並んでいます。車とバイクは進入禁止になっているので、交通を気にせずゆっくり歩き回れるのが嬉しい所。
民家にはそれぞれ番号が振られていて、もらった番号の家を見学できるというシステムです。観光客向けに飾られていない、実際の人々の暮らしを知らるのは貴重な体験です!
<村の中をぶらぶら>
昔ながらの家が並ぶ静かな大通りは歩くだけでほのぼの。母たちは「なんだか昔を思い出す。子供の頃は日本もこんな感じだった」と楽しそう。バリ式の割れ門、毎日のお祈りをする人、道を横切るニワトリの親子、庭に咲く花々と、写真スポットも沢山あります。
<41番の民家にお邪魔しました>
41番の家を発見!一緒に行ったバリ人ガイドさんは「お邪魔します」とも言わずに中へ(笑)家の人も慣れたもので「あ~ 好きに見てって」という感じで放っておいてくれます。
割れ門をくぐったらまず寝室とテラス。正直かなりボロボロです。
その奥にはお祭りの準備をするための部屋。もし家族に亡くなる人が出た場合もここに安置します。
昔ながらの台所、これはカルチャーショック度が高いです。バリの台所ってどの家もだいたい天井が低くて真っ暗なんですよね。不思議です。
地面に干してあるのはココナッツの殻を乾燥させたもの。かまどで料理をする際の燃料になります。
ファミリーテンプル(家族寺)。大きさは豪華さはまちまちですが、各家には必ずご先祖様を祀るこのお寺があります。
パンリプラン村は静かで落ち着いた場所なので、年配者も散歩がてら楽しめる場所ですね。丘陵地に位置しているので南部よりは涼しいですが、歩き回っているうちにしっかり日焼けするので、日焼け対策は忘れずにしてください。
<周辺にも見どころが沢山>
この日は他に、ゴアラワ寺院、クサンバ村、シデメン村、ブルーラグーンビーチ、スマラプラ王宮を周りました。他にも、ブサキ寺院、ランプヤン寺院、チャンディダサなどバリ東部は見どころが沢山あります。車を1日チャーターしてあちこち周るのがおすすめですよ♪
それでは次回まで、サンパイジュンパ。
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コニちゃん
- 寒いのが苦手で25歳で長野からバリ島へ。リゾートと伝統が混在するこの島でフリーランス暮らし。ウェブデザイン&マーケティングが本業で時々ライターにも。