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近くなった!世界遺産の遺跡エル・タヒン
エル・タヒン遺跡もなかなか魅力的で建造物も他にないもので、遺跡好きだったら是非行きたい遺跡。だが、メキシコシティからもちょっと遠くって、アクセスが面倒な感じであった。
エル・タヒン遺跡へ行くのには、日帰りは難しかった。でも、最近は道がよくなって日帰りも可能かも?!
写真の説明:日帰りだとしたら、早朝出発ですね。メキシコシティから東に向かって行く。朝の日の出とともに車を走らせる。
グアナファトへ日帰りで行きたいという観光のお客さんがあって、日帰りは難しいのではないか?とお話したが、どうしても行きたいとおしゃって、実際行かれた。グアナファトまでバスで5時間である。
エル・タヒン遺跡の近郊の町、パパントラまで、今は道もよくなって4時間で行ける。そう考えると、エル・タヒン遺跡も日帰り可能と言えるだろう。
写真の説明:長い長い橋。この橋、山と谷を横断している。この橋のお蔭です。
メキシコシティから日帰りで行ける世界遺産でもある遺跡は、テイオティワカン、ソチカルコの遺跡である。やはり、遺跡でも世界遺産となると、行く価値ありの遺跡である。特に遺跡好きにとっては。
今は、エル・タヒンも日帰りで行ける世界遺産の遺跡に加えてもいいだろう。往復8時間はちょっと厳しいかもだが、日にちの余裕がない人でも可能という事?!もちろん、日にちの余裕があったら、1泊して、田舎を楽しみ、パパントラ特産のバニラ見学でもいかが?
やはり世界遺産である遺跡であるように、大きな見ごたえがあるエル・タヒン遺跡である。ここの一番のメインのピラミッドは、碧眼のピラミッド。碧眼が365、一年の数ある。
メソアメリカ文明は、天文学が発達していて、正しい太陽暦を持っていたのだが、その暦にタダならぬこだわりを持っていたらしい。だが、何故の碧眼?それにしても、なかなか凝った美しいピラミッドだと思うが、いかが?
碧眼のピラミッドだけでなく、エル・タヒンの他のピラミッドも幾何学模様で飾られたなかなか凝った造りである。雷の神様も祭った都だったそうで、渦巻きや雷文は雷を表すのか?幾何学模様もなかなか色々で芸術的とも言える。
雷文は、ラーメン丼みたいですが、このラーメン丼の雷文もまさに雷を表すらしいから、人間が物を表現するのには共通性があるのかな?
ピラミッドもエル・タヒン特有なものであるが、エル・タヒンは球戯場が多くある事でも有名である。
その一つの球技場の浮き彫り彫刻は、球技の儀式で、人間供犠が行われている。現地のガイドの話によると、庶民も市場などのある地区にある球戯場で球戯をしたが、庶民の球戯では人間御供は行われなかったと。そして、宗教センターの球戯場での人間供犠は球戯選手の勝った選手が生贄にされたと。
庶民でよかったなあ!とか勝ちたくないねえ!とか、言う言葉が出てきそう。
遺跡となったエル・タヒンは、緑濃い遺跡、遺跡として美しい。昔、都として栄えていた頃は、都全体が赤い美しい都だった。雨の神様を祭ったピラミッドや所々は青だったと。
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