好きなものを好きなだけ♪ ナシチャンプルの正しい頼み方

ナシチャンプルはインドネシアの代表的なごはんのひとつ。ナシ=ごはん、チャンプル=混ざる という意味の通り、お皿にごはんと色々なおかずを盛り合わせた料理です。目の前にずらっと並んだおかずを見ながら、好きなものを好きなだけ盛り付けてもらえるのが楽しいんです!

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レストランでもたまに「盛り付け済みのナシチャンプル」を見かけますが、地元グルメを楽しむなら、「自分で選ぶナシチャンプル」を食べにローカルのワルン(食堂)に行ってみましょう。

ワルンのナシチャンプルはほとんどが「食べた後に料金を告げられる制」です。この場合、外国人ということで相場の2倍くらい高く言われることもたまにあり、食べた後なので抗議しにくい部分もあります。そこで、幾らなのか分からずに食べるのは心配だ!という方は、「料金カード制」のワルンがおすすめです。

<料金カード制のナシチャンプル屋さん>

○ ワルン・ニクマット(クタ・バクンサリ通り)
○ ワルン・インドネシア(レギャン・ベネサリ通り)
○ ワルン・イブ・チナ(クタ・ラヤクタ通り)

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今回ご紹介するのは「ワルン・ニクマット」(住所:Jl. Bakung Sari, Gg. Biduri No.6, Kuta)。ローカルにも外国人にも愛される老舗のナシチャンプル屋さんで、お店の人がイスラムなので豚肉はありません。場所はバクンサリ通り、バクンサリ・ホテルから徒歩1分の距離です。

<ニクマットのおすすめポイント>

① 人気店で混むものの席数が多いので満席になることはまずない
② お店の人が日本語・英語が話せる
③ おかずの種類が豊富。肉・魚・野菜・豆腐など40種類以上

バリが初めての方や、インドネシア料理に慣れていないにもおすすめのお店です。

<時間帯>

営業時間は朝8時半?夜9時までですが、「ナシチャンプルは朝か昼に食べるもの」なのでランチに行くのがおすすめです。夕方5時以降はおかずが少なくなり、また料理の回転が悪くなるので、衛生上の理由からも避けたほうがいいです。

<おかずの種類>

ナシチャンプルの魅力は、なんといっても好きなものだけを好きなだけ頼めるところ!バリ人経営のワルン、ジャワ人経営のワルンなど、お店によっておかずの種類・内容はことなりますが、ニクマットにはアヤムゴレン(鶏の唐揚げ)、テンペゴレン(テンペ揚げ)、カンクン(空芯菜の炒め物)など40種類以上のおかずがあります。

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<注文方法>

① おかずがずらりと並んでいる陳列棚へ行き、列の最後尾に並びます
② スタッフが丸いお皿に白ごはんを盛ってくれます
③ 食べたいおかずを指差すとおばちゃんが盛ってくれます。「パニャッ(沢山)」と言うと多く盛ってくれます
④ 好きなだけおかずを選んだら、「スダ(終わったよ)」または簡単に「オーケー」と言います。

※ 辛いのが好きな方はここで「サンバル」というのを忘れずに!

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⑤ スタッフが盛り付けたお皿と料金カードを渡してくれます
⑥ 空いている席に座っていただきます!飲み物はスタッフに注文します
⑦ 食べ終わったら会計に行き、料金カードを出し、飲んだ物を申告してお会計します

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<料金の相場>

料金は選んだおかずの種類によって決まり、盛り付け終わった後にスタッフが料金カードを渡してくれます。野菜中心だと12,000ルピア(120円)~20,000ルピア(200円)くらいで、お肉や魚を入れるともう少し高くなります。どんなに高くても 40,000ルピア(400円)は超えません。超えたらかなりすごいです。

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<ヒント>

・辛いものが苦手な方は「Not spicy」または「ティダ プダス」と伝えると辛いおかずを避けてくれます
・2~3万ルピアの支払いに10万ルピア札を出すと嫌がられます。ワルンに行く時には少額の紙幣を持って行くのが吉です
・その場で食べた方が美味しいですがテイクアウトも可能です。注文する際に「Take way」または「ブンクス」と伝えましょう
・料金カードはナシチャンプルの価格です。飲み物の料金は別なので正直に申告しましょう

激安で美味しいナシチャンプルにぜひ挑戦してみてくださいね!それでは次回までサンパイジュンパ。

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コニちゃん

寒いのが苦手で25歳で長野からバリ島へ。リゾートと伝統が混在するこの島でフリーランス暮らし。ウェブデザイン&マーケティングが本業で時々ライターにも。

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