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砂丘で遊ぼう!ポートスティーブンス
シドニーから車で3時間。ホリデーで訪れる人たちが多いのがポートスティーブンス。
シドニーももちろんたくさんのビーチがありますが、ここ、ポートスティーブンスは野生のイルカに会えたり、クジラウォッチングができることでも人気の場所。26もの静かなビーチがあり、家族やカップルでのんびりするのには最適ということで、泊りがけで来られる方たちが多いです。せっかく行くなら日帰りより1泊したいですよね。
ポートスティーブンスのメインはNelson Bayで、ここからツアーなどが出発するのですが、今回私が滞在したのは北側にあるTea Gardens。フェリーで南側のNelson Bayに行くことも可能です。シドニーと違って、こちらのビーチは人が少なく、とてもゆったりした時間が流れているので、まるで自分たちがビーチを独り占めしているような気分にもなれます。
1日はビーチでゆったりしたので、2日目はメインのイルカやクジラウォッチングをスルーして、ビーチとは全くかけ離れた場所でもある「Sand Dune(砂丘)」へ行ってみることにしました。ビーチが有名なポートスティーブンスに突如現れる砂の世界。まるでオーストラリアではなくどこか違う映画のセットのような世界へ飛び込んだような気分にもなります。
元々ポートスティーブンスにはWorimi(ウォリミ)というオーストラリア原住民が住んでいたそうで、Worimi保護地域全体だと4200ヘクタール(東京ドーム900個分)もの広大な範囲になります。そのうちの1800ヘクタール(東京ドーム383個分)が森林や砂丘とされています。砂丘までは4WDドライブやバスで行くことができるのですが、高さ30メートル、そして60度の傾斜がきれいに目の前に現れてくると、この荘厳な景観に言葉を失ってしまいます。砂漠に行ったこともましてや砂丘に行ったこともない私にとっては、とても新鮮で、そして素晴らしい体験となりました。
お目当ては、Sandbording。雪山でのソリは小さい頃たくさん遊んでいましたが、砂山となるとまた話は別。スケボーのような板を渡され、それをもって、30メートル高さの頂上を目指します。砂漠ってコンクリートのように下からじわじわと熱がこみ上げてくるので、立っているだけでも、まるでサウナにいるような熱気が伝わってくるのです。それをボードを持って登らなければいけないので、暑さに弱い方にはちょっと大変!でも、砂丘の上ではとても楽しいことが待っているので、負けてられないと必死になって暑さと戦いながらも頂上を目指しました。
頂上に到着し、ボードをお尻の下に敷いてスタンバイ。
そこから一気に滑り落ちてきます。60度の傾斜なので結構滑ります!横に転んでも砂なので全然安心。一人で滑るよりもやっぱり友達同士や大勢でワイワイするのにはおススメのアトラクションです。滑り終えてまた頂上を目指して歩いているところを、子供たちが走って頂上まで登っているのを見ると、パワーが違いますね・・・
ラクダツアーもあるので、ラクダに乗っての砂丘ツアーも素敵です。
ビーチとは全く正反対の砂丘。神秘的な場所でもあり、真っ青な空と黄金色に輝く砂の色合いにうっとりできること間違いなしです。
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KAORI
- 2007年よりオーストラリア移住。半年間のバックパッカーハネムーンで東南アジア・インド・トルコ・東ヨーロッパ14か国の旅を終え、再びオーストラリアへ。教育業界で世界各国の生徒さんや留学エージェントさんとお仕事する1児の母。