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オーストラリアの結婚式に招待されました♪日本と違うところが盛りだくさん!
オーストラリアの結婚式にご招待され、本場の結婚式を味わってきました。
日本の結婚式とは違って驚くことや、あまりの素敵さにため息がもれることだったり、今回はそんな結婚式事情をご紹介したいと思います。
ヘンズナイト
まずは招待状が届くのと同時に、ヘンズナイトの招待状もありました。
ヘンズナイトは日本にはない習慣ですが、新郎新婦が別々に友人を招待して独身最後を楽しむという意味あいがあるそうです。このヘンズナイトはお友だちがオーガナイズすることが多く、希望を聞いて、新婦が喜びそうなサプライズプランを立てるのです。とっても素敵な文化ですよね。
私が参加したヘンズナイトは飲んではしゃいで大騒ぎという夜遊び!ではなく、お昼からまずは美術館にピカソを見に行き、そこからハイティーを楽しむというコースでした。新婦が絵画を書くのが好きなアーティストなので、彼女らしいヘンズナイトになりました。ちなみに、男性はバックスナイト(アメリカではバチェラーナイト)と言い、映画「ハングオーバー」でも有名になりましたが、彼らは独身最後の夜に羽目を外しすぎたというストーリーでしたね。
挙式はどこでもできる!
ヘンズナイトから数日後の挙式会場はダム。自然と隣り合わせの式場でした。
自然大好きオージーにはこの様なシンプルかつ自然を堪能できる挙式は人気みたいですね。駐車場からこの式場までも、ユーモアセンスあふれるサインが立てられてあったり、可愛らしいデコレーションがしてあり、その道のりを楽しめるようにしてくれていました。もちろん公共の場になるので、勝手に式ができるわけではなく、カウンシル(役所)に届け出を出して費用を払ってから会場設置ができるということです。
グルームズマンとブライズメイド
結婚式の大事なお役目。新郎の友達や兄弟がグルームズマンとして、新婦の友達や姉妹がブライズメイドとして式の最中彼を見守っています。ブライズメイドの場合は新婦がドレスを準備するというのが一般的らしいです。自分の好きなカラーのドレスで、ウェディングドレスを色鮮やかにしてくれる、大事なお役目ですね。
入籍は立会人の前でが必須
オーストラリアで入籍するには神父や牧師さん、結婚執行者の資格を持った立会人のもとで行われます。婚姻届けはこの挙式の中で正式に署名され、友人や家族などの署名も必要になります。式をしないカップルでも立会人のもとでの署名が必要になるので、その場合は婚姻登録所に予約を入れて、立会人にお金を支払って入籍をするのが決まりとなっています。日本は無料で入籍ができてしまうと考えると、こちらは結婚の「誓約」に重きを置いています。
友人の結婚式では署名する台が、「岩」という彼女らしさに思わず笑ってしまいました。
Wishing list(ウィッシングリスト)
日本ではご祝儀が一般的。海外も最近はハネムーンご祝儀を希望するカップルも増えているようですが、まだ根強く残っているのがウィッシングリスト。これから新婚生活が始まる夫婦にとって必要な家具や食器、台所用品などのリストが書かれてあり、そこからゲストの人たちが購入してプレゼントするというスタイル。今回は私はご祝儀で参加したのですが、披露宴会場入り口にはとてつもないプレゼントの山が・・・・
ほとんどが手作り
日本のようにウェディングプランナーがいて、すべて式場が会場のセットアップをしてくるというわけではありません。
こちらにももちろんウェディングプランナーはいるのですが、皆さん自分でやられている方が多いんです。私の友人の場合は、ほとんどが家族と一緒に手作りで準備をしていたので、会場やテーブルのセットアップから、食事のメニュー、ゲストへのプレゼントまでもがすべて自分たちだったそうで、自分の結婚式を考えただけでもそこまで手が回らないのが目に見える・・・・本当に一大イベントですよね。
ウェディングドレスは購入
すべてが自分たちで・・・ということとなれば、ドレスも基本的には自分で探します。日本のように会場に行ってここから選んでください!費用は含まれているか追加料金です!というのではなく、「購入」しなければいけないので、ちょっと大変ですよね。
結婚式費用は新婦持ち
これには驚愕でした・・・・オーストラリアでは一般的には結婚式にかかる費用は新婦側が出すそうです。以前友人の妹がバリで挙式をしたのですが、その費用とゲストの旅費も含め、すべてが新婦側が支払ったそうです。だからこそ手作りでコスト削減!というのかもしれませんね。結婚式貧乏にならないように、親も必死に資金貯金が必要になりますね。
いかがでしたか?海外の結婚式って、憧れるけど実はプランナーさんなしだったり、ものすごい努力の準備期間ですよね。でもやっぱり結婚式はどこの国でも幸せそうな二人を見るだけで微笑ましくなりますね。
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KAORI
- 2007年よりオーストラリア移住。半年間のバックパッカーハネムーンで東南アジア・インド・トルコ・東ヨーロッパ14か国の旅を終え、再びオーストラリアへ。教育業界で世界各国の生徒さんや留学エージェントさんとお仕事する1児の母。