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ブラジルを代表する鳥トゥッカーノと写真撮影!イグアス国立公園横の"Parque das Aves"
ブラジルを代表する鳥Tucano(発音;トゥッカーノ)は、その愛くるしい姿で日本でも人気だ。主に、熱帯雨林に生息し中央アメリカから南アメリカに分布している。
和名ではオオハシと呼ばれ、キツツキ目に属しているとのこと。
さて、そんな愛くるしいトゥッカーノと触れ合える公園がある。
パラナ州のイグアス国立公園の横にあるこのParque das Avesは約150種類、1020羽が生息しており、広さ16.5ヘクタール(東京ドーム約3個分)とブラジルのアトラクション施設としてはこぢんまりとしている。しかし、この公園の最大の特徴は人も入れる檻がいくつも設置されており、鳥たちと同じ空間で触れ合うことが出来るところだ。
早速入ってみると、色鮮やかな鳥達がいるいる!
日本でお馴染みのオウムやインコのような鳥が、大きな檻の中で自由に飛びまわっているのだ。
↓Arara(別名;コンゴウインコ)はインコ科の中でも最大。一夫一妻で生涯連れ添うと言われる。
↓Paraíso das ararajubas(別名:ニョオウインコ)は、ブラジルの国旗と同じ黄×緑のインコ科。
様々な鳥が頭の上を飛んだりしている中、なにやら人だかりが出来ている場所へ。
「あ、トゥッカーノが人と写真を撮っている!!」なんと、人懐っこいトゥッカーノは、人を恐れず、カメラにも慣れており、一緒に写真をとってくれるのだ。私の前に並んでいたブラジル人の女の子もとっても嬉しそう。そりゃ、子供も大人も大興奮だ。
↓はしゃぐ女の子とその家族
好奇心旺盛なトゥッカーノは、時折バックを嘴でつっついたり、肩に乗ってきたりもする。
↓私も一緒に撮影してもらう。帽子を狙われそうになり、ちょっと警戒しながら撮影。
↓Tucán bicolor(別名;チュウハシ)。嘴が少し小さめ。
↓Guará(別名;ショウジョウトキ)という鮮やかな赤い鳥。なんとコウノトリ目トキ科に分類される。日本の白いトキと体系や習性は同じなんだとか。
↓公園内では、野鳥の骨や嘴を展示しているブースもある。「あ、羽根!」と反応してしまうのはサンビスタの悲しい習性。この羽根で衣装を作ったら、さぞかしキレイでしょうに...
↓イグアナやワニなどの爬虫類も生息している園内。
↓世界一危険といわれるCasuares(別名;ヒクイドリ)時速50kmで追いかけてくる脚力と殺傷能力の強いツメを持つ、ダチョウ目。ちなみに飛べない。
↓主に南米に生息するChiri-furamingo(チリーフラミンゴ)。塩水湖など特殊な環境に集団で暮らすそうだ。
↓幸運にも白い孔雀が羽根を広げたところを撮影!
日本では見られない珍しい品種の鳥を観賞し、同じ空間で楽しめる野鳥公園に大満足の一日であった。そして何より、トゥッカーノと同じ空間で過ごし、写真撮影が出来る公園ははやりここしかないのではないか?さすが、Passarinho(鳥)の国ブラジルである!
◆Parque das aves
住所:Av. das Cataratas, KM 17.1, Foz do Iguaçu - PR, Brasil
開園時間:8:30am~17:00pm
料金:外国人R$28.00 ブラジル人R$25.00 地元の人R$5.00
◆オフィシャルサイト(英語表記あり)
http://www.parquedasaves.com.br/pt.html
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マンゲイラ靖子
- 2012年よりブラジル在住。 Samba命!リオ1回、サンパウロ6回、(浅草9回)のCarnaval出場経験を持つ。現在は夫と猫3匹とでSP州に暮らし、主に日系コミュニティでの仕事に携わる。 より深いブラジル情報を発信できるよう日々模索中。