スウェーデンでは2016年から一部の博物館・美術館が入場料無料に!その中でおすすめスポットを3つご紹介します♪
記事投稿日:2016/02/26最終更新日:2018/01/04
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photo by Abhijeet Vardhan
2016年より美術館・博物館をもっと観光客や市民に開かれたものにしようと、スウェーデン国内のいくつかの国立博物館・美術館の入場料が1月~2月にかけて無料になりました!特にストックホルムには魅力的な博物館・美術館が沢山密集しており、入場料が無料になったことで観光も更に充実するはず。
ただし、観光客に1番人気と言われるヴァーサ号博物館(Vasamuseet)やノーベル博物館(Nobelmuseet)、そして2013年にオープンしたABBAミュージアム(ABBA THE MUSEUM)は引き続き入場料が必要。また入場料は無料でも一部の企画展では料金が必要な場合もあるようです。
さっそく、どの博物館・美術館が入場無料になったのか見てみましょう。
ストックホルム
・Armémuseum(スウェーデン陸軍博物館)
・Etnografiska museet(民族博物館)
・Hallwylska museet(ハッリウィル博物館)
・Historiska museet(歴史博物館)
・Kungliga myntkabinettet(王立貨幣館・国立経済博物館)
・Livrustkammaren(王家武儀博物館)
・Medelhavsmuseet(地中海・近東古美術博物館)
・Moderna museet(現代美術館)
・Nationalmuseum(国立美術館)
・Naturhistoriska riksmuseet(自然史博物館)
・Sjöhistoriska museet(海洋歴史博物館)
・Statens centrum för arkitektur och design(アート&建築デザイン博物館)
・Östasiatiska museet(東アジア博物館)
ストックホルム以外
・Flygvapenmuseum(Linköpingリンショーピン市 )
・Marinmuseum (Karlskrona カールスクローナ市)
・Moderna museet (Malmö マルメ市)
・Skoklosters slott (Håbo ホーボ市)
・Världskulturmuseet ( Göteborg ヨーテボリ市)
それでは、ストックホルムで入場無料になった博物館・美術館でおすすめスポットを3つご紹介します。
1. 現代美術館(Moderna Museet)
まずは現代美術館(Moderna Museet)。
photo by possan
Skeppsholmen(ショップスホルメン)島の落ち着いた場所にある現代美術館。
photo by Moderna Museet
静かな雰囲気の中歩いていると見えてくるのが賑やかなオブジェ。現代美術館にはピカソやダリなど有名アーティストの絵画をはじめ彫刻、映像など豊富な展示内容が魅力。興味深い企画展も頻繁に行われています。
そして、開放的な館内にはレストランやカフェもあるので観光で歩き疲れた際も休憩スポットとしておすすめ!。
photo by Moderna Museet i Stockholm
印象的だったのが現代美術館のミュージアムショップ。アート関連書籍や個性的なグッズが充実していてお土産探しにも利用できます。
現代美術館(Moderna Museet)
住所:Slupskjulsvägen 7 Stockholm
TEL:+46 8 5202 3500
開館時間:10時~18時(火曜・金曜は20時まで)
休館日:月曜
HP(英語):http://www.modernamuseet.se/stockholm/en/
2. 東アジア博物館(Östasiatiska museet)
次は東アジア博物館(Östasiatiska museet)。
photo by m.prinke
現代美術館のすぐそばにあるので、現代美術館の前後に立ち寄りたい博物館。
日本・韓国をはじめ主に中国の仏像や土器、そして写真や工芸の展示を行っています。
photo by Peter Lindberg
素敵な中国庭園もありゆっくりとした時間を過ごすことが出来ます。そして館内にはKIKUSENというアジアンカフェがあり、お茶や軽食を楽しむことが可能。
東アジア博物館(Östasiatiska museet)
住所:Tyghusplan, Skeppsholmen Stockholm
TEL:+46 10-456 12 97
開館時間:11時~17時(2016年6/22~2/28、3/1~)、11時~20時(3/1~の火曜のみ)
休館日:月曜
HP: http://www.varldskulturmuseerna.se/en/ostasiatiskamuseet/
3. スウェーデン国立美術館(Nationalmuseum)
最後はスウェーデン国立美術館(Nationalmuseum)。
photo by Abhijeet Vardhan
photo by Leo-setä
ストックホルム中央駅やガムラスタンからも散策がてら歩いて行ける、グランドホテルの近くにあり、場所が分かりやすいスウェーデン最大の美術館です。何といってもルネサンス様式の建物がとても美しい国立美術館。15世紀から18世紀の絵画や美術品を多く展示しています。
それに加え、家具や工業製品についての展示もあり北欧家具のルーツなどについても学ぶことが出来ます。
残念ながら2017年まで改装工事のため閉館していますが、収蔵品の一部は2016年2月現在コンストアカデミー(Konstakademien)と中央駅から徒歩1分、セルゲル広場に面したカルチャーハウス(Kulturhuset Stadsteatern)で見ることが出来るのだとか。いずれも入場料無料。2017年に国立美術館がどう生まれ変わるのかが楽しみです!
ただし、展示入れ替え作業によっては展示時間など変更の可能性があるので事前にHPで確認した方が良いかと思います。
世界有数の美術館・博物館が多い「アートの街・ストックホルム」で芸術鑑賞をお楽しみ下さい。
スウェーデン国立美術館(Nationalmuseum)
※2017年まで閉館中
HP: http://www.nationalmuseum.se/sv/English-startpage/
コンストアカデミー/Konstakademin
住所:Fredsgatan 12/Jakobsgatan 27c Stockholm
TEL:+46 8-519 543 38(国立美術館の展示についての問合せ先)
開館時間:火曜~金曜11時~17時、土・日曜12時~16時
休館日:月曜
HP(スウェーデン語): http://konstakademien.se/
カルチャーハウス/Kulturhuset Stadsteatern 4F
住所:Sergels torg, Stockholm
TEL:+46 8-506 20 212(インフォメーションデスク)
開館時間:月曜~金曜11時~19時、土日11時~17時
HP: http://kulturhusetstadsteatern.se/English/
- この記事を書いた人
KANAE.T - 宮城県出身。2014年スウェーデン・ダーラナ地方に移住。北欧、アート、デザイン、ダーラナホース、クルビッツ(ダーラナ地方の伝統的な花柄)、動物大好き!
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