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<前編>ストックホルムから約1時間!学生の街・ウプサラ散策
スウェーデン中部の都市で、人口約13万人(2010年)が住む「スウェーデン第4の都市」と言われるウプサラ市。世界的に有名な映画監督イングマール・ベルイマンもウプサラ出身で、植物学者リンネが教授を務めた北欧最古の大学であるウプサラ大学でも知られています。
ずっと訪れてみたかったウプサラ。朝早くウプサラ中央駅に着き、春を感じさせる陽を浴びながら気持ち良く散策を始めると、物凄い勢いで自転車が後ろから通り過ぎました!
ウプサラだけではなく、スウェーデン全土で見られるこの「自転車道」。その名の通り自転車専用なので容赦なく猛スピードで自転車が通ります!!街を散策中には 絶対に自転車道ゾーンを歩かないように注意した方が良いでしょう。
さて、用事があって駅から歩いて向かったのは中央駅から約30分のウプサラ市郊外。パステルカラーの可愛い家々が建ち並ぶ住宅地です。
住宅地の中央にある開放感あふれる公園の高台から遠くを見渡すと、街の中心部にあるウプサラ大聖堂が見えました。途中で野うさぎが走っていたり、首都ストックホルムに近いとは思えないほど自然豊かな場所ですぐに気に入りました。
パステルカラーのアパートが一際目立っていました。
様々な発見があるのも街歩きの醍醐味。
再び街の中心部に。ウプサラの街を流れるフィリス川の周辺には、さすが学生の街だけあって友達とサイクリングや語らいを楽しむ大学生の姿を多く見かけ(こんな素敵な街で大学生活が送れたら)と羨ましくなりました。
目的地のウプサラ大聖堂。圧倒的な存在感を放っていました。
北欧諸国で最大級の教会聖堂と言われ街のシンボルでもある大聖堂。とても大きくてカメラに収まりきれませんでした~。
ワクワクしながら教会内部へ。高い天井とシャンデリアがとても綺麗でため息が出るほど。シンプルながらも上品な造りの内装で心静かな時間を過ごすことが出来ました。
その後は大聖堂周辺の陶芸アトリエや写真・絵画ギャラリー巡りへ。地元のアーティストの方々の憩いの場になっているようでした。
可愛い雑貨屋さんも発見!この日はポスク前でニワトリや卵・ウサギを思わせるオブジェが目を楽しませてくれました。
こちらはボタニスカ・トレードゴーデン(庭園)。残念ながらこの日はゲートが閉まっていて庭園に入れませんでしたが、夏の時期はとても綺麗な庭園に様変わりするようです!
こじんまりとしていながら歴史を感じさせ、学生のポジティブな空気が溢れる街、ウプサラ。アーランダ空港から電車(SJ・スウェーデン国有鉄道)で約45分、ストックホルムからも電車で約1時間というアクセス抜群!
ストックホルムから少し足を延ばして違う街に行ってみたい方にはイチオシの観光スポットです。
前編はここまで。後編はこちらからご覧ください!
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KANAE.T
- 宮城県出身。2014年スウェーデン・ダーラナ地方に移住。北欧、アート、デザイン、ダーラナホース、クルビッツ(ダーラナ地方の伝統的な花柄)、動物大好き!