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夜10時まで明るい、ポルトガルの夜の楽しみ方
日本の夏と、ポルトガルの夏で最大の違いは?といえば、夜遅くまで明るいことでしょう。夏(6月から9月頃まで)は、10時過ぎまで明るいので、ホテルにこもっているだけでは物足りない、ということもあるかも。確かに、日中の暑さを考えれば、夕方から夜にかけて外出するのが賢明かもしれません。リスボンやポルト、そして南部ポルトガルのアルガルヴェ地方であれば、夏の6月から8月末くらいまでの時期、夜10時頃までオープンしている店やデパートもありますので、ちょっとした買い物なら可能です。
<・・・ホテルの庭で夕涼み・・・もいいかもしれません>
夏の観光地めぐりは、そのほとんどが早朝から昼にかけてで終了するスケジュールとして組まれていることと思います。正午から午後3時頃までは気温が上昇したままなので、外出を控え、午後4時頃になってからショッピングへ出かけるのもいいでしょう。ショッピングをゆっくり終えたらその足でレストランやカフェに行き、現地の人たちに混じってポルトガルならではのグルメを楽しむのはいかがでしょうか。
<・・・南部のリゾート地を代表するアルブフェイラの夕暮れ>
とはいうものの、レストランは午後6時ごろからオープンこそしていますが、がら空きなので驚くことがあるかもしれません。ポルトガルでは、夏の夕食も日没にあわせるように遅いのです。大体、午後9時以降になって、ようやく人びとが夕食のためにやってくるといった感じです。ただ、客数が少ないからといって、レストランやカフェでの対応が悪くなるといったことはまずありませんのでご心配なく。ゆったりと静かに夕食を楽しみたい方は、むしろ午後6時から7時ごろに夕食を取るほうがいいかもしれません。
<・・・午後9時を回ると、ようやく賑やかな雰囲気に>
ポルトガル式の夕食後、カフェやバーに立ち寄ったあとで、時計を見たら午前を回っていた、ということもあるかも。人通りの多い場所であっても、その反対でも、くれぐれもホテルや宿泊所への帰り道には注意して下さい。ポルトガルは、ヨーロッパ諸国の中でも危険が少ないと評価を受けている国ではありますが、観光客を狙ったスリや強盗がいないとは言い切れませんので、ぜひとも周囲に気を配ることだけは忘れないで下さい。
<・・・外出しなくとも、ホテル内のバーで、静かに一杯もいいかも>
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