吉祥寺駅北口はこのエリアで古くから栄えるエリア。

サンロードとダイヤ街は地元住民に親しまれるアーケード街で、ドラッグストアや本屋、カフェなどが軒を連ねる。

そして、街の名物でもある戦後を今に伝える「ハモニカ横丁」は吉祥寺のメインスポット。

生鮮食料品店から衣料品、スタンドバーなど、ありとあらゆる形態の店が密集し、街一番のにぎわいを見せている。最近は、外国人客も増え、ますます独自の雰囲気を作り上げている。

一方、吉祥寺の隣に位置する三鷹界隈。駅から井の頭恩賜公園を結ぶ玉川上水沿いの「風の散歩道」をはじめ、街中に豊かな緑が残っている。

太宰治や山本有三など日本を代表する多くの作家が住んだ街でも知られる。

アニメ界の巨匠・宮崎駿監督が完成させた「三鷹の森ジブリ美術館」もあり、ノスタルジックな街並みを散策するのがおすすめのエリアだ。

三鷹駅からは、ジブリ美術館までのバスも運行。迷うことなくたどり着けるのも魅力。

美術館の帰りは、井の頭公園をブラブラ歩いたりスワンに乗ったりと、ゆったりとしたひと時を過ごせる。特に暑い日は、池から噴き出す噴水が気持ちいい。

「動」の吉祥寺、「静」の三鷹と、1日で違った顔をもつ2つの街をぶらりと楽しめるのもこのエリアの魅力だ。