映画の舞台にもなった、アマルフィ海岸。ソレントからサレルノまでの約40kmの海岸線で世界で最も美しい海岸線の一つと言われています。断崖絶壁の下には美しい青い海が広がっています。入り組んだ海岸線の道路は狭く、クラクションを鳴らしながらカーブを曲がっていくバスが名物になっています。電車では、アマルフィ海岸の玄関口のソレントまでしか行くことができません。アクセスはバスか船のみ、という交通の不便さがアマルフィ海岸が美しさを保っている理由の一つかもしれません。

ナポリ駅からベスビオ鉄道でソレントまで約1時間。ソレントからバスで約50分。到着したのはアマルフィ海岸にあるポジターノという小さな町です。バスで行けるのは町の上まで。ポジターノの町の中にはミニバスは走っていますが、大型バスは町の中に入ることができません。そのため、団体ツアーで訪れることが難しい、というのもこの町の神秘的な魅力の一つかもしれません。

ポジターノのバス停を降りて少し下ると眼下にポジターノの町が広がります。くねくねと海岸へ降りていく坂道を下っていきます。途中降りても大丈夫？人の家に入ってしまうのでは？と思うような階段を下り、海を目指します。徐々にレストランやカフェ、お店が増えてきます。町のシンボルはマヨルカ焼のクーポラが美しいサンタ・マリア・アッスンタ教会です。

浜辺沿いにはレストランが並び、ゆったりとおいしい食事を楽しむことができます。やっぱり海を見ながら食べる食事はシーフードですよね！日本にいるとあまり食べることの少ないイカ墨パスタにしました。

青い空、青い海、美しい街並み。ずーっとここにいたい！と思う絶景でした。是非世界遺産に登録されたイタリアの絶景を見に出かけませんか？

（レポーター：まっきぃ）