公開日:
最終更新日:
世界最大級のクルーズ船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」でカリブ海クルーズ!添乗員による乗船記です♪
こんにちは! 添乗員の渡辺廣樹です。
先日、カリブ海クルーズツアーに添乗をしてまいりましたので、
船内や寄港地の様子などご紹介します。
今回乗船したのは、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルの
「オアシス・オブ・ザ・シーズ」
22万トンクラスの巨大な客船で、世界最大級の大きさです!!
圧倒的な大きさに誰もが驚きます。
全長361m、幅66m、そして18階相当の高さがあり、
まるで巨大ホテルが海に浮いているかのようです
足を一歩踏み入れると、船内はまるで一つの大きな街!!
乗客定員5,400名、乗組員1,500名ということからも
「船」より「街」という表現がしっくり来ます(笑)
セントラルパークやボードウォーク、ロイヤルプロムナードなど各フロアの目抜き通りを挟む、
二つの大きなタワーでできているような構造です。
ロイヤルプロムナード
20回以上クルーズツアーの添乗をし、いろいろな船に乗ってきましたが、他船と比べて「オアシス・オブ・ザ・シーズ」は
船内アクティビティがすごい
ショーがおもしろい
プールが多い
カジノのスケールが違う(スペースが広い!)
要するに「遊べる・楽しめる空間が多彩」ということが率直な感想です。
船内の様子を写真に収めてきましたので、ご紹介します!
遊べる船内施設
ジップライン
目抜き通りの真上を、滑車を使ってワイヤーロープを滑り降りる
スリル満点のアクティビティです。
体がしっかりと支えられているので、思ったよりも怖くないそう。
子供でも体験ができ、大人気のアクティビティです。
もちろん無料!(体験には同意書の記入が必要です)
下からジップラインを見上げたら、このように見えます。
見ているほうがひやひやします
船上サーフィン
海を見下ろしながら船上でサーフィンです
開放感たっぷり!!
これも他社の船にはあまり無い、珍しいアクティビティでもちろん無料!
水着着用だけで特別な格好は必要ありません。専用のサーフボードはレンタル。
見ているだけでも楽しく、見物している人たちも多くいました。
(写真に写っているのはインストラクターです)
アイススケートリンク
自由にスケートを楽しめる子供たちに人気のエリア。
利用はもちろん無料!
氷のリンクですが、南国の海の上なんですよね(笑)
言われなければ、クルーズ船の中とは思えないですよね!
ロッククライミング
ロッククライミングも、他船ではほとんど見られない施設です!
海を眺めながらクライミング!・・って、いざ登ってみるとそんな余裕はないでしょうね(笑)
その他、ソラリウム(16歳以上しか入れない大人の空間)、回転木馬、
ゲームセンター、ジョギングトラック(1周693m)、スパ、フィットネスセンターなど
楽しい時間を過ごせる施設が盛りだくさん!
ショーがおもしろい
ロイヤルカリビアンの推しは「エンターテインメント」とよく聞きますが、
そのとおりだと感じます。
クオリティが高く多彩なため、毎日のショーを楽しみにしている方が多いです。
他社の船では、ダンスショーや歌・演奏のショー、ミュージカルが一般的ですが、
オアシス・オブ・ザ・シーズではこれらに加え、
・アクロバットショー
・アクアシアターでの水中ショー
・アイススケートショー
などもあり、ブロードウェイのミュージカル『キャッツ』も上演されます。(もちろんどれも無料)
『キャッツ』は一番人気があるショーですので、予約制となっていました。
船内のショーは、途中でトイレに行きたくなったり、眠くなって部屋に戻りたい時にも
出入りが自由なので安心!
そういう点でも、一般的な劇場で見るよりもずっと気が楽ですね
また、「ショー」ではありませんが、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが、
映画"シュッレック"、"マダカスタル"、"カンフーパンダ"を手掛けた『ドリームワークス』と
提携を結んでおり、映画のキャラクターたちが船内に現れるパフォーマンスも
盛り上がります
いつどこに現れるかは船内新聞に載っています。
クルーズ最終日のフェアウェルパーティーでは、全キャラクターが勢ぞろいし、
キャラクターパレードが行われました。
食事も外せません
たくさんのレストランがあるのも、船内ライフが飽きない要素かもしれません。
<乗船料に含まれている食事>
メインダイニング・・ディナーは2回制。通常はメインダイニングへのご案内です。
おいしかったですよ~。お客様からも好評でした♪
ウィンジャマービュッフェ・・多種類の料理から、好きなものを好きなだけ。朝食やランチでは
欧米人の利用が多かったです。
ソレントス・・ピザ専門店
パークカフェ・・朝食はオリジナルベーグル。ベーグルがおいしかったですし、
ごった返すビュッフェよりもあまり人のいない静かなこちらのカフェでの朝食がおすすめ!
カフェプロムナード・・デニッシュなど気軽に食べられる軽食があるカフェ(軽食のみ無料)
ホットドックスタンドで小腹を満たしたり、ルームサービスを取って
お部屋で気楽に食事を取ったりと、食事の内容も場所も自由です!
<スペシャリティ(有料)レストラン>
150セントラルパーク・・40ドルのカバーチャージでコース料理(6コース)が楽しめます。
コストパフォーマンスが高くお得ですね!
ジョバンニズテーブル・・イタリアンレストラン
ジョニーロケッツ・・ハンバーガーショップ
その他、チョップスグリル(ステーキハウス)やイズミ(和食・鉄板・寿司)、
ワインバー、シャンパンバー、ラウンジ、アイスクリーム店などあり、
小腹が空いたときや「ちょっと1杯」という時にも重宝します。
ライジングタイドバー・・洋上初の動くバーです。
デッキ5のロイヤル・プロムナードと デッキ8の セントラル・パークをゆっくり上下します。
寄港日は上下する時間は決まっていますが、終日航海日は常に上下しています。
バーが上がっている時は、下部は噴水になっています。
ツアーにご参加のお客様 船内でのご様子
今回は7泊のクルーズで終日航海日は3回ありましたが、
どこかで何かしらのイベントが行われ、
どんな世代の方も楽しめる施設が船内のあちこちにありますので、
「やりたいこと・できることがありすぎて何をしようか」と悩むことはあっても、
暇になることはありませんでした
例えば、ツアーにご参加のお客様(60~70代)は
毎朝ジムで行われていた「フィットネス教室(30分)」と「ストレッチ教室(30分)」に
続けて参加されてる方が多かったようです。
食べ放題の船内ですので、いつも以上に体に気を使い
海を眺めながら体を動かしていたようでした。
運動のあとひとっ風呂の代わりに、海を眺めながらジャグジーでゆっくりしてから
朝食を取ることがルーティーンになっていたり
さらにアクティブなお客様は、スポーツプールで「水中エアロビクス」を
楽しんでる方もいらっしゃいました
昼間は「テーブルナプキン折り畳み教室」や「シアター舞台裏ツアー」が、
日本のお客様に人気があったようです。
また、この船では3回の終日航海日ではセールが行われていたので、
多くの方がショッピングも楽しんでいらっしゃいました
ショッピングエリアを覗くと、必ずツアーのお客様のどなたかにお会いしました(笑)
船内新聞で、毎晩のショーの内容や終日航海日のイベントをチェックして、
それぞれがご自由にご自身のペースで船内での時間を過ごされていました。
イベントや施設が多彩なので、年代を問わずに楽しめるのが
この船の魅力かもしれません。
オアシス・オブ・ザ・シーズは
「行き先」よりも「船内だけで大満足」と感じさせてくれる船でした。
大きさや船内施設が同じ姉妹船として、アリュール・オブ・ザ・シーズと
2016年5月に就航予定のハーモニー・オブ・ザ・シーズがあります。
カリブ海だけではなく、他のエリアでも運航する機会があるかもしれませんので、
ぜひ一度乗船してみるのもおすすめですよ。
カリブ海クルーズの寄港地
「行き先」よりも「船内だけで大満足」と言ってしまいましたが、
行く先々では多くの感動が待っていました。
カリブ海は青くてキラキラしていて、心が洗われるってこういうことかと
実感しました。寄港地での新しい発見もステキな思い出ですね。
カリブ海の美しい寄港地も写真を撮ってきましたので、雰囲気だけでもご紹介します!
*メキシコ プラヤデル・カルメン
小さな港町ですが、洗練された雰囲気ある街です。ここでお土産を買うのもおすすめ。
*メキシコ トゥルム遺跡
マヤ文明終焉の地と言われています。海辺にある現存する遺跡は珍しいそうです。
*ジャマイカ ファルマス
港にトロリーバスが待っていて、25ドルの乗車賃でファルマスの街をぐるっと
一周してくれます。
港周辺では、ジャマイカらしいカラフルな雑貨が多く販売されていました。
船からファルマスを見下ろし撮影。
*ハイチ ラバディ
乗船者のみが立ち入ることができるハイチのリゾート地。
写真に写っている人たちは、全て乗船者。
トロリーに乗って、お気に入りのビーチで自由に下車が可能です。
海岸でバーべキュー
申込は不要で、乗船客であればどなたでもバーベキューランチを
楽しむことができます。なんと追加代金無しで!
バーベキュー施設が3つあるので、気に入ったロケーションをチョイスできます。
クルーズ船でのんびりとカリブ海を航海する旅、いかがでしょうか。
青い空、青い海、降り注ぐ太陽そして陽気なラテンの空気が、
いつもよりちょっと開放的で、小さなことなんて気にならない
おおらかな気持ちにさせてくれます。
カリブ海のクルーズは多くの船社が運航していますが、
初めてクルーズを体験する方や船内を思いっきり楽しみたい方は
今回ご紹介したオアシス・オブ・ザ・シーズ(姉妹船:アリュール・オブ・ザ・シーズ)が
おススメです。
船内のお楽しみが多い船は、終日航海日も充実した時間を過ごせ
クルーズがもっと好きになること間違いなし!
-----------------------------------------------------------------
そうそう。
キャビン(船室)清掃時のタオルアートは、多くの船でやってくれますが、
今回は私が部屋に置いておいたサングラスを使ってユニークに作ってくれました(笑)
乗客を楽しませようとしてくれる、クルーたちの遊び心。
思わず笑顔になっていしまいます
「クルーズツアー」が気になった?詳細はこちら♪
※外部サイトに遷移します「メキシコ」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『メキシコ』旅行はこちら
※外部サイトに遷移しますRelated postこの記事に関連する記事
Rankingメキシコ記事ランキング
-
クルーズ旅行編集部
- 「たびこふれ」は、旅行好きな全ての方のための旅行メディアです。旅行のプロや現地に精通したライターが中心となり、「旅行に行きたい!」と思えるような、魅力的な旅行情報を発信しています!