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<フォーレンダム(ホーランドアメリカライン)>乗船記(前編) 森川 利江
こんにちは!森川です。
ホーランドアメリカラインに乗船してまいりましたので、
船内の様子をご紹介します
******シップデータ******
総トン数:61,214トン
全 長:237.74m
全 幅:32.24m
乗客数:1,432人
乗組員数:606人
就航年:1999年
船籍:オランダ
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<船内の雰囲気>
客層が70歳前後の客が多く、船内は非常に落ち着いていました。
また6万トンクラスの大きさは、「設備が充実していてかつ移動が苦にならない」最適な大きさとして、
ご年配の方にも人気がある理由を実感することができました
子供や若年層がいないことで、船内の雰囲気は本当にゆったりしており、
旅行にゆとりを求めるお客様にふさわしい客船です。
客船は、カジュアル船には見られない木材のウッドデッキで雰囲気が良く、
また船内は、「洋上の美術館」と言われるほど、
オブジェや絵画、アンティークが至るところに飾られています。
一番の感心したのは、飾れている花が全て生花であったこと
フロント前から、ダイニングの各テーブル、トイレに至るまで場所に限らず、美しく活けられていました。
ソフト面(心遣いなど接客面)を比較すると、プレミアムクラスの中で君臨しているのが納得できました。
ハード面(外観や造り)は、やはり1999年の就航船ということもあり、
シャワーの湯量やトイレの流れなど古さを感じたことは否めない印象でした。
続いて、船室の様子をご紹介します。
<海側船室>
(広さ)
約18㎡ ※他船の海側船室と比較して広いです。
(設備)
ツインベッド、 クローゼット、 ソファ・鏡台付きデスク&椅子、
バスタブ付きユニットバス(ハンドシャワー)
テレビ(オンデマンドではなく、日本語放送なし)
電話(時計機内なし、発信者がわかるデジタル画面なし)
ドライヤー(ユニットバス内に固定ドライヤーと鏡台にもうひとつあり)
拡大鏡・金庫・アイスボックス
・全身鏡がない為、ファーマル時の着物注意が必要。
・冷蔵庫はありませんでした(客船によっても異なるが、この船はビスタ―スイート以上に設置)
・DVDプレイヤーあり(DVD貸出ありますが日本語なし)
・金庫は暗証番号ではなく、クルーズカードを通すだけで簡単
・電源:115V/220Vが1つずつ。たこ足があれば便利!
(アメニティ)
各種タオル、バスローブ、シャンプー・リンス・ボディソープ、石鹸、ローション
・英国の高級スパブランドElemisのアメニティ(日本人にはあまり馴染みがない?)
・スリッパは、ビスタスイート以上に付いています
(その他のうれしいサービス)
・無料の靴磨きサービス
※靴を入れる籠があり、そこに入れておくと靴を磨いてくれます。
・フルーツバスケット
※かごの中に用紙が入っており、希望のフルーツにチェックしておくと
そのフルーツを入れてくれるサービス。
・ルームサービス
夜に部屋に備え付けの注文カードにチェックし、ドアノブにかけておく。
カジュアル船や同クラスのプリンセス・クルーズとの違いは、ホットミールがあること
<ボートドリル(避難訓練)>
ボートドリルは、船内アナウンスが入ったら指定のアッセンブリーステーション(集合場所)へ。
その際、ライフジャケットは持参不要。
クルーがランダムにキャビン番号 を呼び、呼ばれたキャビンの乗船客が返事します。
返事がないといつまでも呼ばれ続けます・・。
全員揃ったら、ライフジャケットの着用方法の説明後、解散。
<キャプテンズ・ウェルカム・トースト>
入口で無料のシャンパン・ワイン・カクテル・ジュースが配布され、キャプテンの挨拶の後乾杯
後編へ続きます・・・
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