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キュナード・ライン <クイーン・ヴィクトリア>乗船体験記②
前回の①に引き続き、クイーン・ヴィクトリア乗船体験をお話します。今回はクイーン・ヴィクトリア船内の様子をご紹介します!
☆ロイヤルアーケード(ショッピングアーケード)
ヴィクトリア王朝時代を彷彿とさせ、古き良き時代にタイムスリップしたかのようです。
おすすめは、「BOOK SHOP」です。キュナードオフィシャルグッズショップにはカップやぬいぐるみやクッキーなど売っていますが、BOOKSHOPには個性的で素敵なキュナードグッズが多く置いてあります。たとえば、キュナード3隻のポスターや絵ハガキ、ノートなどの文房具はここでしか手に入りません!BOOKSHOPは、他の土産店や免税店と違ってオープンの時間が限られていますので、要チェックです!
階段にある時計は、ビッグベンを製作した会社によって作られ、ビッグベンと兄弟とも言える貴重な時計です。
☆ロイヤル・コート・シアター
プライベートボックス席が備えついているシアターは洋上では初。3階建ての本格的な劇場です。ボックス席は要予約・有料となります。言葉が通じなくても、ダンスショーなど目で見て楽しめる演目もあります。船内新聞でショーの内容をチェックしてお越しください。
☆クイーンズ・ルーム
これぞキュナード船の真骨頂!キュナード3船ともに、シャンデリアが輝くダンスフロアが設けられています。フォーマルナイトにはダンスパーティーが開催され、日中はダンス教室やアフタヌーンティーの会場に。そしてフェンシングなどの船内イベントもここで行われます。
☆ロイヤルスパ(要予約・有料)&フィットネスセンター
スパは、マッサージ・フェイシャル・マニキュアなどプランがあり、他船に比べ若干値段が高め。それでも至福のひと時を求め、予約が混んでいました。
☆チャートルーム
キュナードの歴史を物語るパネルや展示物、船の模型が飾られたラウンジ。
デッキ2・3にあるキュナーディアギャラリーでもキュナードにゆかりのあるものが木製のショーケースに展示され、小さな博物館のようです。一見の価値あり。
続いて、ダイニングやバー・パブもご紹介します!
☆ゴールデン・ライオン(英国パブ)
イギリス船らしさを特に感じることができるのが英国パブ。街中で食べるフィッシュアンドチップスよりも格段においしかったですのですが、メニューにある「カレー」もおすすめです!
☆ブリタニア・レストラン
内側・海側・バルコニーキャビン専用のメインダイニング。朝食・昼食は自由席(といってもその都度案内されます)、夕食は2回制の指定席となります。
☆ザ・ベランダ
初代クイーン・エリザベスにあった「ベランダ・グリル」の名前を引き継ぐスペシャリティレストラン(有料)。ひとつひとつの料理が丁寧に作られ、目でも舌でも楽しめたダイニングでした。メニューによっては、テーブルのそばで料理の仕上げをしてくれる「ワゴンサービス」も!毎日カバーチャージを払ってでも食べたい!と思うほど魅了されました!
☆ヴーヴクリコ・シャンパン・バー
ヴーヴクリコのシャンパンで乾杯し、そこにいるというだけで優雅な気持ちになってしまいました。乗船されたら一度は体験してみてください!
☆リド・レストラン
カジュアルなビュッフェレストラン。種類が豊富で、朝食にはなんと日本食も並びました。夕食は一部のエリアで予約制のテーマレストラン(有料)となり、日替わりで世界の料理が楽しめます。
☆コモドア・クラブ
デッキ10の船首にある展望ラウンジ。昼は圧巻の海の景色が広がり、夜はバーになります。
☆グリルクラスのダイニング(クイーンズ・グリル、プリンセス・グリル)
スイートキャビン専用のレストランで、他のキャビンの方は立ち入りが制限されています。
クイーンズ・グリル、プリンセス・グリルに隣接したラウンジ。夕食前に食前酒などおたのしみいただけます。
クイーンズグリル
※グリルクラス(スイートキャビン)には専用のテラスや中庭もあります。
まだまだ書ききれていないですが、他にもカフェやバー、施設があり船内は充実しています!しかし、船は大きすぎず「ちょうどいい」大きさだと思います。
船内でもっとも印象的だったのは、通路や階段の踊り場に掛けられたロイヤルファミリーの絵画や乗船した著名人の写真とその多さ!船内そのものが美術館です♪散策がてら、ゆっくり観て歩くのも楽しいですよ。
クルーズは現実逃避ができる魅惑の空間。特にキュナード(クイーン3姉妹)は、随所で英国の伝統や歴史を感じられ、他の船ではあまり体験できない上質な時間を過ごせると思います。母港であるイギリス・サウサンプトンからキュナードで旅に出るのも旅情がそそられますが、姉妹船クイーン・エリザベスが2016年に3年連続日本寄港、そして2017年には「日本発着クルーズ」が予定されているそうですので、身近なところでロイヤルな船旅を味わえるチャンスかもしれませんね!
いつの時代も皆の憧れの象徴であるキュナード。日本で乗船できる貴重な機会にぜひ体感されてはいかがでしょうか。
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クルーズ旅行編集部
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