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添乗員星野が語る「クルーズ船で外国人に日本の伝統文化を教える簡単な方法」

記事投稿日:2015/03/05最終更新日:2018/04/09

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~クルーズがわたしに教えてくれたコト~

こんにちは!添乗員の星野清香です。

私は、クルーズに乗ったら、外国人の方々に、できるだけ「日本の伝統文化」を伝えたいと思っています。ツアーにご参加のお客さまも一緒にその悦びを味わっていただけるよう心がけてお手伝いをします。で、どうするかと言うと、例えば「折り紙教室」を船内で開いたりします。

ツアーにご参加のお客さまに声をかけて、まず日本人だけの教室で、折り紙を折ります。(実は私、折り紙は「鶴」しか折れないのですが、先生なのです(笑))

そしてお客さま達に、こう言うのです。「折鶴を10個以上折ってください。そしてベッドのシーツを替えてくれるスタッフやレストランのウエイターに渡してあげてくださいね。スタッフだけじゃなくて、例えばバーで休んでいる時、お隣に座っている外国人のお客さんにもプレゼントしてあげてください。折り紙は外国人からとっても喜ばれますよ」と。外国人には「折り紙文化」がないので、実際とても珍しいらしく、すごく喜ばれるんです。

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ツアーにご参加のお客さまがお渡しした「折鶴」をピンではさみ、かんざしみたいに髪に挿して船内を歩いていた外国人のお客様もいらっしゃいました(笑)

こんなこともありました。

私たちが「折り紙教室」をやっているのを聞いて、船側のスタッフから、外国人のお客さん向けにも「折り紙教室」を開いて欲しいと頼まれ、「それならば!」と腕まくりして開催しました。

その時は、うちのお客さんも何人か、一緒に先生になって頂いて、外国人に折り紙を教えるんです。外国人は、日本人に比べて手先が不器用な人が多く、紙をきれいにふたつ折りに出来ない人も多いんです。私たち日本人がこともなげに几帳面に紙を折る姿を見て「グレイト!」「ワンダホー!」「アンビリーバボー!」私たち日本人はものすごく尊敬の目で見られるんです。

外国人に折り紙を教えている日本のお客さまも、すごく楽しそうで、すごく嬉しそうで、見ていて私まで嬉しくなります。

これって立派な"民間外交官"ですよね。

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↑これはベッドメイキングのスタッフが作ったタオルアートです。茶目っ気たっぷりでしょ?こういうのは上手いんですね。

折り紙以外にも「紙飛行機飛ばし大会」を開いたりしたこともあります。

シアターを借りて、紙飛行機を折って、全員でトーナメント戦です。面白いのは、紙飛行機を折るのが上手なのは一般的に男性ですが、紙飛行機を折るのが上手な人が、必ずしも遠くへ飛ばすのがうまいとは限らないということです。意外に女性の方が、力が抜けていて、遠くへすう~っと飛ばせたりするのです。

「紙飛行機飛ばし大会」で優勝した人は、次の日からスターです。みんなから羨望の眼差しです。船の中を歩いていると、トーナメントに参加していたお客さまから「あっ!紙飛行機チャンピオンだ!」と声をかけられたり、ハイタッチしてきたりするのです。

何日も同じ船の中で一緒に過ごすからこそ、こんな一体感が得られるんじゃないでしょうか。これもクルーズだからこそ得られる、旅の楽しみのひとつですね。

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↑南太平洋タヒチクルーズの風景です。

こんな場所で気持ちいい朝、迎えてみたくありませんか?

写真:峯 白帆、森島敬太、橋口聡子

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記事投稿日:2015/03/05最終更新日:2018/04/09

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