▲名前の通り黄金のシャワーが降り注ぐような華やかな「ゴールデンシャワー」

ビチェットさん　カンボジアは暑いというイメージが強いかもしれませんが、11～4月は「乾季」に入り、雨が少なく湿度が低いから過ごしやすい気候になります。また暑さもやわらぎ、"観光のベストシーズン"となります。さらに3～5月は花の季節になります。まばゆいばかりの黄金色の花が藤のように咲く「ゴールデンシャワー」や木が真っ赤に染まる「火焔樹」が街に彩りをそえる様子は、ぜひご覧いただきたいですね。

▲つり鐘形の大きく派手な花を咲かせ世界三大花木と称される「火焔樹」

荒濱　ところで、お二人が日本からのお客様をご案内するにあたって一番気をつけていることはなんでしょう？

サンポワさん　やっぱり「おもてなし」ではないでしょうか。観光からバスに戻られた時は冷たいおしぼりを配ったり、それから、日本の方は時間もきっちり守っていただけるので、私たちもそれに合わせて、早めの行動を心がけています。私もたくさんの日本の方々に触れている内に"おもてなし"の感覚が芽生えてきたのかもしれませんね（笑）。

ビチェットさん　時間を守ることもそうですが、「時間を作ること」を大切にしています。昼食後に1時間ほどホテルでの休憩時間をおとりするようにしています。暑い中での観光は疲れますからね。それがお客様から大変好評いただいているんですよ。

荒濱　最後にこれからカンボジアを観光する方に向けて一言お願いします。

サンポワさん　今、カンボジアという国は急成長を遂げていて、まだまだ魅力ある観光地も増えてきています。と同時に未来志向の若い人がどんどん社会進出して、年々良くなる国の雰囲気に幸せを感じています。そういう雰囲気も楽しんでもらえたらと思います！

ビチェットさん　子供の頃、この国を助けてくれた日本の方々に、ガイドという形で喜びを与えられることはこの上なく幸せなことです。だからもっともっと楽しんでいただきたい。私たちガイドも色々な観光地やより良いお話をご紹介するだけでなく、私なりの「スペシャルサービス」でおもてなしします。皆様のご来訪を楽しみにお待ちしております！