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アラスカ(車窓に映る美しい大自然 "アラスカ鉄道の旅")
鉄道ならではの旅情を感じる アラスカ鉄道の旅
▲コースタル・クラシック(Alaska Railroad Corporation)
広大なアラスカの大地を走るアラスカ鉄道は、100年以上の歴史を持つアメリカで唯一の州営鉄道です。全長はなんと800km以上にも及びます!2つの山脈を越えながら、森林の中や海岸沿いを走り抜きます。アラスカの空の下には、〝ラストフロンティア(最後の辺境)〟のイメージとは異なり、圧倒的大自然の世界が広がってい ます。
▲アラスカ鉄道のツアーガイド(Glenn Aronwits / c GA Digital Photos)
デナリ・スター 〔Denali Star〕
アンカレッジ~フェアバンクス間を結び、途中、ハリケーン峡谷にまたがる長い鉄橋を通過します。天気がよければ、車窓から北米最高峰デナリを望むことができます。
▲デナリ(Glenn Aronwits / Alaska Railroad)
コースタル・クラシック 〔Coastal Classic〕
アンカレッジ~スワード間の大自然の中を走ります。アンカレッジからすぐに海外沿いを走り、スペンサー大氷河を臨み、美しい森と湖を抜けて、キナイ・フィヨルド国立公園クルーズを楽しむ港町スワードへと向かう路線です。
グレーシャー・ディスカバリー 〔Glacier Discovery〕
アンカレッジ~ウイッティア間を結びます。その名の通り「氷河を見つける」路線です。
ハリケーン・ターン 〔Hurricane Turn〕
タルキートナ~ハリケーン間を結ぶ列車です。この地域には道路がなく、住民は食料やその他の物資の供給を列車に頼っています。全米最後のフラッグストップ・サービスが行われていて、白い旗を振ることで路線区間のどこからでも乗車できます。
オーロラウィンタートレイン 〔Aurora Winter Train〕
冬期(9月中旬~5月中旬)の週末に、アンカレッジ~フェアバンクス間を運行します。アラスカ連峰を経て、絶景なパノラマの眺望、野生動物、美しい渓谷や峡谷の景色が広がってきます。
アメリカでは車と飛行機が主な交通・輸送手段となっていますが、アラスカでは鉄道が今も大きな役割を担っています。飛行機や車では味わえない旅情を感じる「鉄道の旅」。列車の車窓に映る美しい自然を眺めながら、アラスカを感じてみませんか?
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空飛ぶ地球儀 編集部
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