【新型コロナウイルス】スペインでのワクチン接種について

こんにちは、YUです。日本ではオリンピックで盛り上がった夏だったと思いますが、最近は日本でもコロナウイルスの感染者が急激に増えています。皆さん、ワクチン接種はお済みですか？私は7月にスペインで2回のワクチン接種を終えました。

そこで今回の記事では、スペインでのコロナウイルスのワクチン接種についてご紹介します。

スペインの現在の状況について

スペインではまだまだコロナウイルスの感染は収まってはいませんが、最近少しずつですが減少傾向にあります。しかし、8月中はバケーションの真っ只中ということもあり、旅行へ出かける人が大勢います。

8月はスペインだけでなくヨーロッパ全体でバケーションを取る人たちが多いため、他国からスペインへ旅行へ来る人達も多くいます。特にバルセロナは観光客が多いため、例年よりは少ないものの街へ出ると観光客の姿をよくみます。スペインのコロナウイルス新規感染者は日により差があるものの、数千人から1万人ほどの新規感染者が現在も出ています。数ヶ月前と比べるとかなり減ってきましたが、バケーション期間ということもあり、これからまた増える可能性もあると思います。

ワクチン接種について

現在のスペインのワクチン接種状況はこちらです。

＞＞スペインのワクチン接種状況

この通り、スペインでは1回目の接種をした人数が国全体の70%を越えており、2回の接種が終わっている人数は約67%となっています（8月23日時点）。まだ感染者は出ているものの、ワクチン接種も終わりが見えてきたので、これから少しずつ落ち着いて来るのではないかと思います。スペインでのワクチン摂取は年代別に行われ、お年寄りから若者へという順番で接種が開始され、現在はすでに12歳以上の子供もワクチン接種対象者になっています。

そして、スペインでのワクチン接種は各地方によって、予約の取り方が異なります。カタルーニャ地方（バルセロナ）の場合、対象者が各自ネットで予約を取り、予約日に指定場所に行くという形でしたが、バレンシア地方ではネット予約はなく、SMSで送られてきた場所と日時に接種をするという形になり、各地方で予約の方法が異なります。

バルセロナでのワクチン接種

私はバルセロナ在住のため、今回はバルセロナでのワクチン接種について紹介します。バルセロナでは、ワクチン接種の予約を取るための専用サイトがあります。私が予約を取ろうとした時は、サイトのアクセスがかなり集中しており予約がなかなか取れず、毎日何回もアクセスをし、予約をなんとか取りました。

予約が取れたのは7月5日の午後でした。

まず、接種会場に着くと最初に受付を済まし、その受付で保険カードをスキャンされ何のワクチンが打たれるか知らされます。私の場合はファイザー社のワクチンだということが告げられました。

そして待つことなく、そのまま番号が書かれた椅子に案内され、医師から簡単な説明を受けました。打つ時はさほど痛みはなく、ワクチン接種は数秒で終わり、そのまま再度受付をし、15分ほど待機場所で待機をし、異常がなければそのまま帰宅という形でした。

2回目のワクチン接種は3週間後に自動的にSMSで日時が送られてきて、私は7月27日に2回目のワクチンを打ちました。2回目は熱が出る人が多いため、パラセタモールという薬（日本のカロナール）を買って帰宅しました。

ワクチン接種での副作用について

スペインでもワクチン接種にによる副反応が起こる人は多くいます。中でも腕の痛みや発熱、倦怠感、吐き気などの事例が多く出ています。では、私がワクチン接種をした後についてお話しします。

接種してもらったワクチンはファイザー社のワクチンでした。1回目を打った時は接種して数時間後から腕の痛みが出てきました。その日の夜は腕が上がらず、腕の痛みで寝返りも打てず熟睡することができませんでした。2回目の接種では、腕の痛みもありましたが1回目より痛みは少なく、打った日の夜も寝ることが出来ました。ですが、その翌日に少し熱っぽく37℃の微熱が出ました。その後倦怠感はあったものの解熱剤を飲み1日で回復し、その後はいつもと変わらない状態でした。微熱は出たもののほとんど副反応がないままワクチン接種を2回終了しました。