【京都】女性が京都を一人旅するなら?初心者向けスポット7選

一人旅

京都には古き良き日本を感じられる神社やお寺がたくさんあり、女性一人でも楽しみやすい観光地です。「友達や家族との旅行も楽しいけれど、たまには一人でゆっくりと旅行したい」という人のために、この記事では女性の京都一人旅におすすめのスポットを紹介していきます。

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、紹介している観光スポットに休業や営業時間の変更の可能性があります。お出かけの際には、公式サイト等でご確認のうえ、感染対策をしてお出かけください。

目次

<1. 女性におすすめの京都一人旅スポット:下鴨神社>

<2. 女性におすすめの京都一人旅スポット:八坂神社>

<3. 女性におすすめの京都一人旅スポット:八坂庚申堂>

<4. 女性におすすめの京都一人旅スポット:龍安寺>

<5. 女性におすすめの京都一人旅スポット:上賀茂神社(賀茂別雷神社)>

<6. 女性におすすめの京都一人旅スポット:平等院>

<7. 女性におすすめの京都一人旅スポット:京都水族館>

1. 女性におすすめの京都一人旅スポット:下鴨神社

下鴨神社
<出典元:写真AC

京都市左京区にある「下鴨神社」。正式名は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」と言います。創祀された年は不明ですが、紀元前90年に神社の瑞垣の修造がおこなわれた記録が残っており、長い歴史のある神社です。1994年には「古都京都の文化財」の一つとして、世界遺産に登録されました。

南口鳥居から本殿へ続く道にある「糺の森(ただすのもり)」はケヤキやエノキなどが生育される原生林で、その広さは12万4,000平方メートル。森見登美彦のベストセラー小説でアニメ化もされている「夜は短し歩けよ乙女」や「有頂天家族」の舞台にもなっています。マイナスイオンたっぷりなので、心も身体もリフレッシュできること間違いなし。

女性守護・美麗祈願で有名な「河合神社」では、女性の顔が描かれた手鏡型の鏡絵馬が人気です。鏡絵馬に自分が普段使っているメイク道具や色鉛筆で化粧を施し、裏面に願いごとを書いて託すことで、外見だけでなく内面の美しさも祈願します。

縁結び祈願をしたい人は、縁結びの神様が祀られている「相生社(あいおいのやしろ)」にぜひお立ち寄りを。また、「相生社」と本殿の近くにある授与所では、女性を守る「媛守(ひめまもり)」を買うことができます。ちりめん生地でピンクを基調とした色合いで、同じデザインのものはないとのこと。自分だけのお気に入りのお守りを見つけてください。

縁結びや美にゆかりが深い下鴨神社は、女性におすすめのパワースポットです。

下鴨神社の所要時間やアクセス

  • 名前:世界遺産 下鴨神社(加茂御祖神社)
  • 住所:京都市左京区下鴨泉川町59
  • 京都駅からのアクセス:市バス4番・205番 下鴨神社前(もしくは糺ノ森前)バス停下車など
  • 開閉門 時間:6:30~17:00
  • 定休日:なし
  • 拝観料:境内無料
  • 公式サイト:世界遺産 下鴨神社
  • 所要時間:1時間程度

2. 女性におすすめの京都一人旅スポット:八坂神社

八坂神社
<出典元:写真AC

八坂神社は、全国の八坂神社や素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀るおよそ2,300の神社の総本社。1868年に八坂神社と改称するまで「感神院(かんじんいん)」「祇園社」と呼ばれていました。創祀については諸説ありますが、社伝によると「656年に高麗より来朝した使節の伊利之(いりし)が新羅国の牛頭山に座した素戔嗚尊を山城国愛宕郡八坂郷の地に奉斎したことに始まる」とされています。

八坂神社の本殿は国宝に指定されています。祀られているのは、素戔嗚尊と櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、八柱御子神(やはしらのみこがみ)。夫婦である素戔嗚尊と櫛稲田姫命が非常に仲がよい神であることから、恋愛成就祈願ができる神社として女性からの人気も高い神社です。ハート型の絵馬に願いを書いて、奉納してみてはいかがでしょうか。

境内にある「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」には、美人の神である多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)、多岐津比売命(たぎつひめのみこと)、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)が祀られています。社殿前にある神水は、外見だけでなく内面も美しくなる「美容水」として知られています。

八坂神社の所要時間やアクセス

  • 名前:八坂神社
  • 住所:京都市東山区祇園町北側625
  • 京都駅からのアクセス:京阪電鉄・祇園四条駅より徒歩約5分など
  • 開閉門 時間:参拝自由
  • 定休日:なし
  • 拝観料:無料
  • 公式サイト:八坂神社
  • 所要時間:30分程度

3. 女性におすすめの京都一人旅スポット: 八坂庚申堂

八坂庚申堂
<出典元:写真AC

日本最古で、日本三大庚申の一つでもある「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」。正式名称は「大黒山 金剛寺 庚申堂」で、960年に八坂庚申堂の開祖である浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)により創建されました。

八坂庚申堂には庚申信仰というものがあり、年に6回ある庚申(かのえさる)の日の夜に眠りにつくと、天帝に罪を告げるために三尸(さんし)といわれる虫が体から出てくるとされており、罪の重さの分だけ寿命を短くされてしまうのだそう。そのため、庚申の日は徹夜をして三尸を体から出さないことで、寿命が縮まるのを防いだのだとか。八坂庚申堂では現在でも庚申の日に護摩焚きやこんにゃく焚きを行っています。

こんにゃく焚きは病気祈願のために行われるもので、これは浄蔵貴所が父の病気祈願でこんにゃくを捧げたところ治ったことが由来となっています。年6回の庚申の日には猿の形をしたこんにゃくが振る舞われます。

また、八坂庚申堂では、欲を1つ我慢すると、願いが1つ叶えられるといわれており、その欲を我慢するために「くくり猿」が使われます。くくり猿は、手足をくくられた猿を模した丸い人形で、この人形に叶えたい願いを書いて祈願します。このくくり猿がカラフルでとてもかわいらしく、SNSでも人気に。女性がよく訪れるスポットとなったようです。

八坂庚申堂の所要時間やアクセス

  • 名前:八坂庚申堂
  • 住所:京都市東山区金園町390
  • 京都駅からのアクセス:市バス206番 清水道バス停下車、徒歩3分など
  • 開閉門 時間:9:00~17:00
  • 定休日:なし
  • 拝観料:無料
  • 所要時間:15分

4. 女性におすすめの京都一人旅スポット:龍安寺

龍安寺
<出典元:写真AC

「龍安寺」は足利将軍の管領職であった細川勝元により、1450年に臨済宗妙心寺派の寺院として建設されました。応仁の乱で焼失するものの勝元の実子・政元により再興されています。1975年にイギリスのエリザベス女王が石庭の見学を希望して訪れたことをきっかけに、世界的に知られるようになりました。また、1994年には「古都京都の文化財」の一つとして、世界遺産に登録されています。

「龍安寺の石庭」として知られている枯山水式の方丈庭園は幅約25メートル、奥行約10メートルの白砂の空間に、大小合わせて15個の石が配置されており、「庭のどちらから眺めても必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されている」とのこと。石庭を訪れた際には、さまざまな角度から石の数を確認してみてはいかがでしょうか。

春には、石庭にある土塀の向こうに鮮やかな枝垂れ桜をみることができ、女性に人気。この景色はJRの「そうだ 京都、行こう。」の春のポスターにも採用されました。初夏には睡蓮の花、秋には紅葉など、季節によって違った姿を見せてくれます。たまには一人でじっくり、時間を忘れて鑑賞してみてはいかがでしょう。

龍安寺の所要時間やアクセス

  • 名前:龍安寺
  • 住所:京都市右京区龍安寺御陵下町13
  • 京都駅からのアクセス:市バス50番 立命館大学前バス停下車、徒歩7分など
  • 拝観時間:3月1日~11月30日 8:00~17:00、12月1日~2月末日 8:30~16:30
  • 定休日:なし
  • 拝観料:大人・高校生500円、小・中学生 300円
  • 公式サイト:龍安寺
  • 所要時間:30分~40分程度

5. 女性におすすめの京都一人旅スポット:上賀茂神社(賀茂別雷神社)

上賀茂神社(賀茂別雷神社)
<出典元:写真AC

京都で最古の神社として知られる「上賀茂神社(かみがもじんじゃ)」は、正式名称を「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」といい、平安遷都の際に皇城鎮護の社とされ、厄除けの神として信仰されています。

上賀茂神社にある第一摂社の「片山御子神社(片岡社)」には、賀茂別雷大神の母親である玉依比売命(たまよりひめのみこと)を祀っていることから、縁結び・恋愛成就・家内安全・子授け・安産にご利益があるとされています。加えて源氏物語の作者である紫式部も参拝したと言われていますから、女性に人気があるというのもうなずけます。

また、境内にある「岩上(がんじょう)」はパワースポット好きの人は見逃せないスポットです。一見、普通の岩に見えますが、祭事では宮司がこの岩の上にのって、神のご意志を伝える「返祝詞(かえしのりと)」を行います。この岩上は神山と共に賀茂信仰の原点であり、古代祭祀の形を今に伝える場所だといえるのです。

賀茂別雷神社では、毎年5月15日に賀茂祭(葵祭)が行われ、非常に多くの観光客が訪れます。賀茂祭は約1500年続く賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭で、社殿に葵を飾り、祭の奉仕者が葵を身につけることから「葵祭(あおいまつり)」と呼ばれるようになりました。平安装束をまとった人々がおよそ8キロにわたって練り歩く「路頭の儀」も開催されます。見ごたえのある祭事ですので、タイミングを合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

上賀茂神社(賀茂別雷神社)の所要時間やアクセス

  • 名前:上賀茂神社(賀茂別雷神社)
  • 住所:京都市北区上賀茂本山339
  • 京都駅からのアクセス:市バス4番 上賀茂神社前(御薗口町)下車など
  • 開閉門 時間:5:30~17:00
  • 定休日:なし
  • 参拝料:境内無料、国宝本殿 特別参拝 500円
  • 公式サイト:上賀茂神社
  • 所要時間:1時間程度

6. 女性におすすめの京都一人旅スポット:平等院

10円玉の絵柄として有名な「平等院鳳凰堂」は、京都を代表する観光地の一つ。平等院がある宇治は平安貴族の別荘地として知られており、現在の平等院がある場所は藤原頼通の父・道長の別荘があった場所です。平安時代後期に頼通が別荘をお寺に変え、平等院が創建されたといわれています。

平等院の最大の特徴は、池の中島に建てられていること。鳳凰堂は経典の中にある極楽の宝池に浮かぶ宮殿をモチーフに作られています。見た目を重視して建てられたため、中堂と翼廊が繋がっておらず、構造的にも不安定な部分があるとされています。平等院を正面から見た姿がまるで翼を広げた鳥のようであること、屋根の上に1対の鳳凰がいることから、江戸時代初期より「鳳凰堂」と呼ばれるようになったそうです。

平等院と併せて訪れたいのが「平等院ミュージアム鳳翔館」です。旧宝物館の老朽化に伴い、最新設備を導入した第3世代ミュージアムとして2001年に建てられました。鳳凰堂や庭園の風致と調和させるために、ミュージアムの大半が地下にあります。大気汚染の影響から守るため、初代の鳳凰や梵鐘などはこのミュージアムで保管・展示されています。平等院グッズが購入できるショップもあり、美しい鳳凰の描かれた消しゴムや御朱印帳をゲットできます。

女性の一人旅で訪れたなら、平等院を楽しんだ後、近くの喫茶店でおいしい抹茶スイーツ探しに時間をかけてみるのもおすすめです。

平等院の所要時間やアクセス

  • 名前:世界遺産 平等院
  • 住所:宇治市宇治蓮華116
  • 京都駅からのアクセス:JR奈良線(みやこ路快速)京都駅〜宇治駅下車、徒歩10分
  • 拝観時間:8:30~17:30(庭園)
  • 定休日:なし
  • 拝観料:大人 600円、中高生 400円、小学生 300円(庭園+平等院ミュージアム鳳翔館)
  • 公式サイト:世界遺産 平等院
  • 所要時間:40分程度

7. 女性におすすめの京都一人旅スポット:京都水族館

京都水族館
<出典元:写真AC

「京都水族館」は日本最大級の内陸型水族館で、京都駅からのアクセスの良さもあり多くの観光客が訪れます。水族館というとカップルや家族連れをイメージされる人もいるかもしれませんが、落ち着いた雰囲気のある京都水族館は女性の一人旅にもおすすめのスポットです。

2012年にオープンした比較的新しい水族館で、「水と共につながる、いのち。」をコンセプトに、生き物との距離を近く、命の大切さや共生について学べる展示を行っています。京都の川・里山・海を再現した展示スペースもあり、京都の自然を感じることができるでしょう。

京都水族館には国の天然記念物であるオオサンショウウオが展示されています。数千年前からほとんど進化していないことから「生きた化石」と言われており、オオサンショウウオがいるスペース「京都の川」は、京都水族館の目玉エリアの一つとなっています。お土産売り場ではリアルなオオサンショウウオのぬいぐるみが人気なんだそうです。

館内には3つのカフェがあります。かいじゅうゾーン併設の「かいじゅうカフェ」ではペンギンのかたちをしたおにぎり、「スタジアムカフェ」ではクラゲをモチーフにした夏限定のソフトクリームが人気です。京都水族館で1番食事メニューが多い「ハーベストカフェ」では、京都水族館オリジナル商品である「男前豆腐店 豆乳ソフトクリーム」が味わえます。

神社やお寺とは違った雰囲気を楽しめるので、気分転換にもぴったり。また、屋内施設なので、雨の日の京都観光にもおすすめです。

京都水族館の所要時間やアクセス

  • 名前:京都水族館
  • 住所:京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
  • 京都駅からのアクセス:京都駅中央口より徒歩15分
  • 営業時間:時期によって異なるため、公式サイトでご確認ください。
  • 定休日:なし
  • 入館料:大人 2,200円、高校生 1,700円、小・中学生 1,100円、幼児 700円
  • 公式サイト:京都水族館
  • 所要時間:1時間30分~2時間程度

京都には女性の一人でも楽しめるスポットがたくさんあります。一人旅だからこそ、より自由に、のんびり楽しんでみてはいかがでしょうか。京都に一人旅する際には、ぜひこの記事を参考に観光計画を立ててみてください。

関連記事

京都」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『京都』旅行はこちら

※外部サイトに遷移します

Related postこの記事に関連する記事

【京都】阪急京都線沿線グルメ、京都人が愛する!安くておいしい酒場。京都河原町~西院までのディープな立ち飲みガイド

Ranking京都記事ランキング

ランキングをもっと見る

この記事に関連するエリア

この記事に関連するタグ

プロフィール画像

国内の人気観光地研究部

定番、流行、穴場、全国のあらゆる観光スポットをご紹介!

Pick upピックアップ特集

全国の動物園&水族館 徹底取材レポート特集!デートや家族のおでかけなど是非参考にしてみてください♪

特集をもっと見る

たびこふれメールマガジン「たびとどけ」
たびこふれサロン

たびこふれ公式アカウント
旬な情報を更新中!