Suica(スイカ)におすすめのクレジットカード!Suicaでさらに得する方法
記事投稿日:2021/08/28最終更新日:2021/08/28
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Suica(スイカ)は知らない方がいないほど有名な交通系電子マネーで、その会員数はモバイルSuicaだけでも既に1,000万人を突破しています。
しかし毎日使っていても、本当に使いこなせているとは限りません。あなたもここで一度、いつものSuicaを見直してみませんか?
今回は、Suicaのおトクな使い方と、それに役立つクレジットカードをご紹介したいと思います。
目次
- 交通系電子マネーの基礎知識
- SuicaはJR東日本の交通系電子マネー
- SuicaカードとモバイルSuica
- Suicaへのチャージは断然ビューカードがお得
- ビューカードと提携ビューカード
- Suicaを登録するとポイントを2重取りできてお得
- 登録したSuicaで乗車するとJRE POINTが貯まる
- Suica利用がお得になるおすすめのクレジットカード4選
- Suica&ビューカードのペアが最強
交通系電子マネーの基礎知識
「改札でタッチ」するだけで運賃を清算できる交通系電子マネーは、毎日の通勤通学やおでかけには必要不可欠ですよね。
しかしその使い方を知っているだけでは十分ではありません。これから見ていくSuicaの基礎知識は、初心者だけでなくSuicaを使い慣れた方にもきっと役立ちますよ。
タッチするだけで運賃を清算できる電子マネーは、海外でも流通しているってご存知でしたか?もしも海外に行く機会があったら、ぜひ以下の交通系ICカードを手に入れてください。
以下は海外の交通系ICカードで、事前に運賃を調べたり切符を買わなくても済みますから、現地での移動にはとても重宝します。
- 韓国:T-money
- 香港:八通達 Octopus
- 台湾:悠遊 EasyCard
- シンガポール:EZ-Link
- イギリス:Oyster
- フランス:Navigo Easy
これらカードは、駅やコンビニなどで簡単に入手できます。もちろん自国でしか使えませんから、残高は帰国までに使い切ってくださいね。
各国の個性的なデザインの交通系ICカードは、現地でしか手に入らないお土産としても喜ばれます。
SuicaはJR東日本の交通系電子マネー
では国内ではどうでしょうか?日本では鉄道エリアによって、様々な交通系電子マネーが使われています。
- JR東日本:Suica
- JR北海道:Kitaca
- JR東海:TOICA
- JR西日本:ICOCA
- JR九州:SUGOCA
- 株式会社パスモ:PASMO
- 名古屋交通開発機構:manaca
- スルッとKANSAI:PiTaPa
- 西日本鉄道:nimoca
- 福岡市交通局:はやかけん
上記10種類の交通系ICカードは、一部の路線を除いて相互利用が可能です。この中のどれか一つを持っていれば、他の地域でも電車やバスに乗ったり、加盟店でお買物ができるのです。
ただし「鉄道エリアをまたぐ利用」と「オートチャージ可能エリア」については、制限もありますので気をつけてくださいね。
SuicaカードとモバイルSuica
Suicaを大きく分けると、「カードタイプ」と「モバイルタイプ」の2種類があり、カードタイプには「Suicaカード」と「Suica搭載クレジットカード」の2通りがあります。
駅の多機能券売機や窓口では、既にチャージ済みのSuicaカードを手に入れることができます。その際に預けるデポジット(500円)は、Suicaカードの返却時に返金されます。
Suicaが搭載されたクレジットカードは、インターネットから簡単に申し込めます。ただし審査が必要で、カードが手元に届くまでには1~2週間を要すことと、年会費がかかる点にご注意ください。
モバイルタイプのSuicaは、ダウンロードしたアプリからすぐに新規発行できます。費用もかかりませんから、この中ではモバイルタイプが一番手軽です。
Suicaへのチャージは断然ビューカードがお得
どのタイプのSuicaも、使う前には必ず十分な金額をチャージ(入金)する必要があります。Suicaの残高が足りないと改札を通過できませんし、加盟店でお買物をすることもできません。
チャージには現金もしくはクレジットカードのいずれかを使用します。
現金の場合、コンビニや駅の券売機でも手軽にチャージできますが、クレジットカードでのチャージやオートチャージの方がもっと便利でお得です。
ビューカードからチャージすれば高い還元率でポイントが獲得できる上に、獲得したポイントは1ポイント1円でSuicaにチャージして利用することができます。
クレジットカードからのチャージならいつでもどこでもチャージが可能ですから、お得さだけでなく利便性においても現金チャージよりもビューカードからのチャージの方が断然お得です。
モバイルSuicaの場合、どのクレジットカードでもチャージできますが、Suicaカードのチャージには、ビューカードしか使えません。
また便利なオートチャージを設定できるのも、ビューカードだけです。
ビューカードと提携ビューカード
「ビューカード」とは株式会社ビューカードが発行するクレジットカードの名称で、券面の「View(ビューマーク)」が目印です。
もしもViewマークの横に「ii(ツーマーク)」が付いていたら、それは他社が発行する「提携ビューカード」です。
- ビューカード:Viewマーク付き
- 提携ビューカード:Viewマークの横にiiマーク付き
ビューカードと提携ビューカードでは、サービス内容に若干の違いがあります。
提携ビューカードでもSuicaカードにクレジットチャージすることは出来ますが、その際にはJRE POINTではなく、提携他社のポイントプログラムが適用されます。
そのため還元率が下がりますし、お得な特典「VIEWプラス」も適用されません。JRE POINTを効率よく貯めるには、やはりビューカード(提携ビューカードではない)が必要なのです。
当記事でこれからご紹介する4枚のクレジットカードは、すべてJRE POINTが貯まるビューカードで、もちろんSuicaのチャージ・オートチャージにも対応しています。
Suicaを登録するとポイントを2重取りできてお得
Suicaはビューカードでチャージすることによってポイントが貯まり、乗車や買物でもポイントが貯まります。つまりポイントを2重取りできるのです。
JRE POINTは自動延長タイプで、貯めたり使ったりしている限りは失効しませんし、加盟店でのショッピングやSuicaに使いやすいのが特徴です。
- JRE POINT加盟店で1ポイント=1円として使える
- 1ポイント=1円としてSuicaにチャージできる
- 有効期限は自動延長(ポイントの増減日から2年後の月末まで有効)
しかしSuicaの利用でポイントを貯めるには、必ずJRE POINT WEBサイトにSuicaを登録しなくてはなりません。
こうすることによって、JRE POINT加盟店でのショッピングや乗車で、JRE POINTがおトクに貯まるようになります。
登録したSuicaで乗車するとJRE POINTが貯まる
登録したSuicaで乗車すれば、JRE POINTが貯まります。
- モバイルSuica:50円で1ポイント
- Suicaカード:200円で1ポイント
また、登録したSuicaで買物をした時にも、やはりJRE POINTが貯まります。
ポイントが貯まる加盟店は、上記のマークを目印にしましょう。ポイント付与率は100円もしくは200円に対して1ポイントです。
Suica利用がお得になるおすすめのクレジットカード4選
Suicaは電車やバスの運賃清算だけでなく、加盟店でのお買物にも使えます。ビューカードでチャージすれば、毎日の生活の中でJRE POINTがドンドン貯まりますよ。
そこで駅ビルや量販店がおトクになるクレジットカード(ビューカード)と、効率的なポイントの貯め方をご紹介しましょう。
おすすめ1. Suicaチャージで1.5%還元「JRE CARD」
JRE CARDは、Suicaが搭載されたビューカードで、JRE POINTが貯まります。通常タイプの他に、Suicaなしタイプや定期券つきも選べます。
Suicaへのオートチャージで1.5%還元されますので、Suicaをお得に利用することができます。
このカード最大の特徴は、駅ビルなど優待店(アトレ、アトレヴィ、エスパルなど)でクレジット払いすると、還元率が合計で3.5%(優待3%+決済0.5%)になることです。JRE CARDは、駅ビルをよく利用する方には絶対見逃せない1枚ですね。
Suicaの利用もかなりお得で、ビューカードの特典「VIEWプラス」とダブルポイントで、通常0.5%還元のところ最大5%までポイントアップします。
- 「えきねっと」JRのきっぷを予約・決済:3%+2%
- 「モバイルSuica」グリーン券購入:3%+2%
- 「モバイルSuica」定期券購入:3%+2%
- 「モバイルSuica」チャージ、オートチャージ:1.5%
- 「Suica」オートチャージ:1.5%
モバイルSuicaでダブルポイントを貯めるには、必ずJRE POINTサイトに登録することを忘れないでくださいね。上の表のポイント加算は、この後ご紹介するその他のビューカードにも同様に適用されます。
またいずれのビューカードも、JRE POINT加盟店でカードを提示すれば、100円につき1ポイント貯まります。
JRE CARDには以下の旅行保険も付いていますが、年会費が安いのに旅行保険がちゃんと付帯するのは、ビューカードが東日本旅客鉄道株式会社の子会社だけのことはあります。
- 最高500万円の海外旅行傷害保険(自動付帯)
- 最高1,000万円の国内旅行傷害保険(利用付帯)
おすすめ2. 最大11.5%還元!「ビックカメラSuicaカード」
「ビックカメラSuicaカード」も、Suicaが搭載されたビューカードです。年会費は524円(税込)ですが、初年度は無料ですし、2年目以降も前年に1度でもクレジット決済すれば無料になります。
このカード最大の特徴は、ビックカメラ・コジマ・ソフマップでの還元率が、最大で11.5%になることです。
- ビックポイント(Suica決済):10%
- JRE POINT(Suicaチャージ):0.5%もしくは1.5%
ビックカメラなどで還元率が最大の11.5%になるのは、Suicaにオートチャージ設定した時、もしくはモバイルSuicaにチャージした時です。
このカードに搭載されたSuicaに手動でクレジットチャージすると0.5%しかポイントが貯まりませんから、合計還元率は10.5%どまりになります。
ビックカメラSuicaカードはどこで使っても1%還元と、基本の還元率が高いのも特徴です。この1%の内訳は、ビックポイント0.5%とJRE POINTが0.5%で、常に2種類のポイントが貯まるようになっています。
ビックポイントはSuicaにチャージできますし(ビックポイント1,500=Suica1,000円分)、JRE POINTもビックポイントに交換できます(JRE POINT1,000=ビックポイント1,000)。
おすすめ3. Suicaで合計10%還元!「ビューゴールドプラスカード」
「ビューゴールドプラスカード」はゴールド特典が付くため、通常のビューカードよりもさらにおトクです。先ほどご紹介した「VIEWプラス」のポイントアップも、ゴールドならこうなります。
- 「えきねっと」JRのきっぷを予約・決済:8%+2%
- 「モバイルSuica」グリーン券購入:8%+2%
- 「モバイルSuica」定期券購入:4%+2%
- 「モバイルSuica」チャージ、オートチャージ:1.5%
- 「Suica」オートチャージ:1.5%
「えきねっと」予約と「モバイルSuica」グリーン券なら合計で10%還元、「モバイルSuica」定期券は合計で6%還元です。
モバイルSuica定期券を利用する方や、出張の多い方ならビューゴールドプラスカードの方がおすすめです。還元率も高い為、年会費の元を取ることは難しくありません。
また以下のレベルの高い特典が適用されることも、ビューゴールドプラスカード会員のメリットです。
- 東京駅構内のビューゴールドラウンジが使える
- 最高5,000万円の海外旅行傷害保険(自動付帯)
- 最高5,000万円の国内旅行傷害保険(自動付帯)
- 年間300万円までのショッピングプロテクション(海外/国内)
- 空港ラウンジサービス(国内主要空港+ハワイ国際空港)
- ABC空港宅配 15%オフ
- 防寒具一時預り 10%オフ
- レンタルモバイルサービス 15%オフ
- ホテル宅配便サービス 1個100円オフ
- ABCホテルエクスプレス便 1個100円オフ
家族会員1人目の年会費が無料になりますので、既婚者の方にもおすすめの1枚です。
おすすめ4. マイルを貯めたい方におすすめ!「JALカードSuica」
マイルを貯めてお得に旅行を楽しみたい方におすすめの1枚が、「JALカードSuica」です。こちらのカードはマイルとJRE POINTの両方が貯まるビューカードです。
このカードはスタンダードタイプですので、Suicaの「VIEWプラス」のJRE POINTの加算については、先ほどのゴールドの表ではなく、最初にご紹介したスタンダードタイプの表をご参照ください。
JALカードSuicaでは200円使う度に1マイル貯まりますが、ショッピングマイル・プレミアムに加入すると、積算マイルが2倍になります。
ショッピングマイル・プレミアムの年会費とJALカードSuicaの年会費を合わせると、合計で毎年5,500円が必要となりますが、それ以上のマイルが貯まることで人気のサービスです。
【JALカードショッピングマイル・プレミアム】
・年会費:3,300円(税込)
・マイル付与率:100円で1マイル
ショッピングマイル・プレミアムに加入したら、公共料金などもぜひJALカード決済に切り替えてくださいね。またこのカードでは、以下のボーナスマイルが貯まります。
- 入会搭乗ボーナス:1,000マイル
- 毎年初回搭乗ボーナス:1,000マイル
- 搭乗ごとのボーナス:フライトマイルの10%プラス
またJALカードSuicaには、海外・国内旅行保険どちらも自動付帯しますので、出張の機会が多い方や旅行好きの方は要チェックの1枚と言えるでしょう。
Suica&ビューカードのペアが最強
Suicaは便利なだけでなく、ポイントもよく貯まる交通系電子マネーです。ポイントを貯めるにはコツがあって、まずJRE POINTサイトにSuicaを登録すること、そして必ずビューカードでチャージすることです。
こうすることで買物や乗車でポイントの2重取りが可能になります。
ビューカードにはポイントが貯まる仕組みがたくさんありますから、得するチャンスを見逃さないよう気をつけてくださいね。
- この記事を書いた人
A.S - 2級FP技能士とAFP資格保持者です。
無理な節約ではなく、クレジットカードの優待やキャッシュレス決済の特典によって、皆様の日々の暮らしが充実したものになるよう役立つ情報を発信していきます。
記事投稿日:2021/08/28最終更新日:2021/08/28
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