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野菜や果物から始まる野菜ソムリエ的旅の組み立て方~沖縄への旅(南国フルーツの花とバタフライピー)

記事投稿日:2021/06/18最終更新日:2021/06/18

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バタフライピー

野菜ソムリエの私が旅に出ようと思う時は、「気になる農産物の生育を見たい」とか、「それらを育てている生産者にお話を聞きたい」ということから始まります。

地図を広げてアクセスを確認し、周辺の観光情報を収集して旅のプランを固めていきます。

今回は沖縄を旅しました。

目次

今回、旅のきっかけになったもの!

沖縄在住の野菜ソムリエ上級プロの徳元佳代子さんとスケジュール調整ができ、6月の沖縄の旅を楽しみました。

6月の沖縄は、県を代表する南国フルーツのほとんどはまだ実が成っておらず、花が着いたくらいの時期です。南国フルーツ自体は北海道のスーパーでも手に入りますが、個人的にはそれらの花がどんなふうになっているのかを見たかったので、むしろ、私的にはベストタイミングな旅となりました!

スターフルーツ
<これは何の花かわかりますか?ピンク色がスターフルーツの花なんです>

さらに、もうひとつフレッシュで見てみたかったのが、「バタフライピー」の花。

以前、東京の友達のところで、ビックリするくらい青いお茶を出されました。「何?コレ?」。それが初めて目にした「バタフライピー」。このバタフライピーを沖縄で栽培しているという情報が入り、ぜひともこの目で成っているのを見たい!

そう、今回の私の旅のきっかけはいくつかありましたが、そのひとつは「バタフライピー」!

旬のパッションフルーツのハウスへ

2泊3日の北海道から沖縄への旅。初めて福岡で乗り換える方法で行きました。夕方に徳元さんをはじめ、他県から集まった野菜ソムリエたちと合流して夕食。

翌日は徳元さんの案内で「パッションフルーツ」のハウスへ。沖縄のパッションフルーツの旬は2~7月。花の開花時期はほとんど終わり、食べるには美味しい時期に伺えました。

パッションフルーツ
<パッションフルーツの花。朝のうちはトケイソウのような花を咲かせますが、昼過ぎに伺ったのでしぼんでいました>

パッションフルーツは半分に切って、そのままスプーンですくって食べることができます。皮の表面がツルツルしているものは、まだ熟していないので、常温で追熟させます。食べ頃になると皮の表面がシワシワになってきます。

パッションフルーツ
<独特な香りと甘酸っぱさが魅力のパッションフルーツ>

南国フルーツの花たち

移動の途中で、住宅街に「バナナ」の木を発見! 沖縄では特に珍しいことではないそうですが、県外から来た者としては驚きの光景で、思わず、パチリ。

バナナ
<バナナの木が珍しいと撮影中を、隠し撮りされた私たち>

長い茎が下に向かって順番に伸びていきます。赤茶色いのは花びらではなく、苞葉といいます。伸びてくると苞葉の内側に小さなバナナが並び、苞葉が出てから約3カ月で実ります。少しでも黄色くなったらすぐに収穫するんだそうです。

バナナ
<右の茶色いものがバナナの苞葉>

そして、私を一番魅了した南国フルーツの花が、「ドラゴンフルーツ」です。

ドラゴンフルーツ
<エレガントな花。でも、大きい! この花の形があの形のフルーツになるのかと納得できます>

北海道でも外国産のものは手に入りますが、沖縄では露地で栽培されています。写真を見えてもお分かりの通り、サボテン科の植物。サボテン部分も人の背丈以上あります。金属製パイプを組み合わせた台で支えないとならない大きさなのです。

ドラゴンフルーツ
<写真では大きさがわかりづらいですが、本当に大きい!>

夜に大きさ30cmほどの月下美人に似た花を咲かせ、翌朝にはしぼむ一日花です。

ドラゴンフルーツ
<月下美人に似ていますね>

10~20cmにもなるドラゴンフルーツ。果皮はショッキングピンクですが、果肉は赤と白があります。さっぱりとした甘みとジューシーさがあり、果肉一面に含まれる黒いゴマのような種も一緒に食べることができ、独特な食感が楽しめます。沖縄のドラゴンフルーツの旬は7~11月。だから、私はこんなに見事な花を見ることができたんです!

翌日には、星型が可愛い「スターフルーツ」を見学。ジューシーでシャリっとした歯ざわりが特徴のフルーツです。果皮が緑色のものは未熟で酸味が強いため、室温で追熟させましょう。果皮が黄色くなり、果肉が少し柔らかくなってきたら食べ頃。酸味が減少してやさしい甘酸っぱさになります。

スターフルーツ
<きれいに並んだスターフルーツの花と若い実>

沖縄のスターフルーツの旬は11~1月。この時は小さなピンク色の花がいっぱい着いていて、中には小さな緑色の実も鳴っていました。生産者さんにお聞きすると、「今、花から実に移行中ですが、この小さな実のうちに、星型が変形しているものや大きくならないと思われるものを間引きして、ここには数個にしてしまいます」と。

スターフルーツ
<スターフルーツの花がこんなに小さなピンク色だとは想像もしていませんでした>

会いたかった生のバタフライピー!

沖縄の夏は本当に暑い。暑すぎて、夏は農産物もあまり作れないと聞いたことがあります(実は北海道産の野菜がその時期に沖縄にいろいろと出荷されています)。その暑さを利用して栽培しているのが「バタフライピー」です。原産国のタイの年間の平均気温は約29℃。高温多湿で蒸し暑く、日本の真夏のような気候とか。沖縄だからこそできるアイデアですよね。

バタフライピー
<マメ科のつる性の草花。濃い青い花が印象的!>

ぜひとも、「フレッシュなバタフライピーの花を見たい!」という夢が実現しました。

青色を発色するデルフィニジン系色素の一種であるテルナチンが含まれており、タイでは、花の搾り汁を使ってお菓子に利用したり、アンチエイジングや眼精疲労をはじめとしたさまざまな効用のあるハーブとして古くから利用されています。

バタフライピー
<ポットの方にレモン果樹を入れたら、ピンク色に!>

沖縄の美味しいもの食べまくり!飲みまくり!

2泊3日の夜は沖縄料理を堪能!

沖縄と言えば「オリオンビール」は外せない。「わしたショップ」で缶タイプは購入できますが、やっぱり沖縄で飲む生のオリオンビールは本当に美味しいですね!

オリオンビール
<暑かったので一気飲み!>

実は私は沖縄フリーク。北海道でも沖縄料理を作りますが、沖縄のビールや泡盛と一緒に食べる居酒屋の沖縄料理は格別です。大好きな「ゴーヤーチャンプル」「海ブドウ」「もずく天ぷら」「豆腐よう」...。

モズク天ぷら
<やっぱり本場のモズク天ぷらは美味しい!>

そして泡盛。今回はジャケ買いならず、ボトル買いした「海人」。ボトルはお土産にもらい、今も一輪挿しに利用しています。

海人
<青い三角すいのボトルが印象的な泡盛「海人」>

最後に

今回は、南国フルーツの花とバタフライピーを求めて沖縄に出かけました。

沖縄と言えば泡盛と沖縄伝統料理!しっかり堪能してきましたよ。

フルーツの花はなかなか見ることができないため、今回快く訪問を受け入れてくださった生産者の皆さんの好意で実現した野菜ソムリエ的な沖縄の旅をご紹介しました。

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この記事を書いた人
吉川雅子
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記事投稿日:2021/06/18最終更新日:2021/06/18

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