たびこふれ

海の恵み天草と島原を駆け足で巡る旅

記事投稿日:2021/04/14最終更新日:2021/04/16

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もうずいぶん前になりますが、朝日新聞に在りし日の石牟礼道子氏が随筆を寄稿していました。彼女は1969年に出版した水俣病を描いた作品「苦海浄土」で知られる作家です。肝心の本は未読ではありますが、その彼女の描く不知火の海が幽玄でいつもその随筆を楽しみにしていました。そして、いつしかもう一度不知火の海を見に行きたいと思うようになっていました。

今回の旅はその不知火の海、天草の海を巡ります。

目次

天草五橋付近には近道ができた!

私が最後に天草に行ったのは昭和です。令和になった今、2つ時代を飛んでいて長生きした感がありますね(笑)

なぜ何十年も行かなかったのかといいますと、、、天草がものすごく遠いからです(泣)福岡からですと熊本の先で高速道路を降りたら一般道しかありません。それも片道一車線で海沿いを延々と90km、100kmと走るのですから。

天草五橋というのは、島々を渡って行くので5つの橋を渡ることです。

天草五橋

天草五橋は、熊本県宇土半島先端の三角から、天草諸島の大矢野島、永浦島、池島、前島を経て天草上島までを5つの橋で結ぶ宇城市から上天草市にかけての連絡道路である。1966年9月24日に開通した。【Wikipediaより引用】

橋がなかった頃は渡し舟だったかもしれないですね。島と島は近いのです。

実際に行ってみたら新しい有料道路が出来ていて、サクサクとあっという間に天草市に入れました。古いナビにはなかった道路なので1時間近く時間が短縮されました!

熊本県 天草行の有料道路 眺め

熊本県 天草市 車窓からの景色

橋からの写真は映えませんが、実物は美しいです。ぜひ助手席からご覧ください(笑)

ホラーワールド?かかしの里

この村に入る前、道路脇の看板の横にリアルな人形が立っていました。人?みたいなリアリティがあるのです。

過疎化が進み寂しくなった村人がかかしをたくさん作って置いたらホラーみたいに怖いと言われ出した...と、雑学王の我が夫が何かで知ったのか教えてくれました(-.-;)

熊本県 かかし

熊本県 かかしの里

どうですか?この臨場感!

村の祭り、運動会、とにかくイベント盛り沢山の集まりで、すごい事になっています。かかしを見に観光客が来たので、廃校になった学校の校庭にもかかし達を招いてそこに道の駅まで作ったそうです!

ビバ☆村おこし!!

海の恵みをいただく

やっぱりここは刺身でしょう。漁港だらけなんですから。しかし、牛深まで行くと飲食店は少ないので、行く際は必ず電話で確認をした方がいいと思います。

熊本県 牛深 海鮮丼

このあたりは車海老が有名らしいのですが、車海老の生が入っているって珍しくないですか?しかも開かれてもいなくてワイルド(笑)とてもおいしかったです!

船で渡る楽々ショートカット

次に向かうのは島原。

鬼池港から口之津港までカーフェリー30分の距離です。運が良ければバンドウイルカも見られるとか。3月の末とはいえ海を渡る風が気持ちいい!定期船ですが、最高のクルーズでした。

島原 定期船 眺め

島原 定期船 眺め

実は鬼池港は熊本県ですが、口之津港は長崎県なのです。

陸地周りだと夜中に着きます。

原城はかの有名な‥

実は行くまで全く知らなかったのですが、原城は天草四郎が亡くなった場所だったのです!

天草四郎は有名ですよね。しかし、正直なところ魔界転生のイメージしかありませぬ。すまぬ四郎よ(笑)

次回は勉強し直そうと心に決め、今回はさわりだけに。

原城(はらじょう)は廃城になっていたらしいのですが、天草四郎が幕府を相手に籠城し、最後は形なきまでに城は粉砕されてしまうのです。そして、天草四郎もその原城で処刑されました。この島原、そして対岸の天草は隠れキリシタンの里としても昔から有名でした。また、近年世界遺産に登録されて「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の遺構が点在しています。

行ってから知るという相変わらずの窓子(°▽°)

朝日を拝める原城温泉真砂で鯛まつり

今回は海を渡って温泉に浸かる事が目的でした。

南島原市は雲仙普賢岳が近いので泉質も良く、ホテルは全室オーシャンフロントなので部屋から朝日が拝めます。朝風呂も朝日を浴びての入浴で、命の洗濯が出来ました(笑)二食付きにしたのですが、夕食がこれでもかと鯛づくし!ちまきの皮に巻いてあった鯛の料理は、蒸しなのかスモークなのかわかりませんでしたが、鯛にこんな味が出るのかと驚きでした。そして、絶品だった鯛飯。

朝食の焼き魚も鯛でした。大漁だったか!鯛(笑)しかし、鯛もさることながら島原名物の具雑煮(ぐぞうに)がまた慈愛溢れる味でした。写真なくてすみません(汗)。この具雑煮には天草四郎が籠城した時に食べたものとして語り継がれていったとか...家にあるもので作れる鍋で、餅、野菜、魚、鶏、蒲鉾等と具だくさんです。その具が醸し出す出汁が実に美味。

また食べに行きたいと思いました。

島原 桜 原城跡地

島原 桜 原城温泉真砂

写真は原城跡地と原城温泉真砂。原城跡地はかなり広いです。

美しき生活用水

以前、NHKの番組で見た島原市の湧水。ずっと気になっていました。昔は海だった土地が地震で埋まり、そこから湧水が出るようになったとかで島原湧水群と呼ばれて市内50ヶ所にあるそうです。その50ヶ所の1つ、浜の川湧水を訪ねました。

島原市 浜の川湧水

水の音をお楽しみください。

キュートな寒ざらし

本当の事を言えば湧水を覚えていたのではなく、寒ざらしを覚えていたのです(笑)ただこの湧水は寒ざらしにはなくてはならないもの。言い訳にしかなりませんね(笑)この浜の川湧水横にある寒ざらしのお店、銀水に行きました。

島原市 銀水 寒ざらし

島原市 銀水 寒ざらし

寒ざらしは白玉団子の蜜かけです。この湧水に浸けて団子を冷やします。

島原市 銀水 寒ざらし 店内

このレトロ感がたまりませんな(笑)しかし、何で寒ざらしという名前になったのでしょうね。調べると長くなるので気になる方は下記リンクより見てくださいね!

>>寒ざらしの由来はこちら(島原市HP)

銀水

  • 開館時間:9:00~18:00
  • TEL:0957-63-4610

>>銀水の詳細についてはこちら(島原市HP)

>>銀水の公式Facebookはこちら

終わりに

冒頭の石牟礼道子氏の不知火の海は、今季一番の黄砂のせいでどんよりしていました。またリベンジを果たして皆様にお届けしますね!

今回の旅を通して、窓子はまず苦海浄土の本を買いに行くところから次の旅の用意を始めたいと思いました。

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記事投稿日:2021/04/14最終更新日:2021/04/16

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